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取材やインタビューについて聞いてみました。<ライターインタビューvol.2 >

今回のコラムはライターインタビューのvol.2です。
弊社では企業案件、美容室向けサービスと2本の軸がありますが、
美容室向けサービス『Salon’s Promo』の双子の姉妹のような関係である
Webメディア『Salon’s Promo Magazine』も運営しています。

『Salon’s Promo Magazine』は美容師さんのライフスタイルに寄り添えるメディアを目指していますが、
記事の内容はおおまかに2つあります。
1つは社内で調査や撮影をして記事を書いているもの。
2つめはどこかに出掛けたり誰かに話を聞いたり取材にいくもの。

日々執筆に奮闘しているライター・久保田さんに
取材やインタビュー記事についてどんなことを心がけているのか、聞いてみました。
(2021.08.20)

まずは美術館紹介などインタビューではない取材記事について

・事前準備はどんなことをしていますか?
ひたすら情報収集をします。
施設であればHPをくまなく見たり、美術展などの場合はその展示会の主旨・展示物・見どころなどを調べられるだけ調べます。
また、記事構成をざっくりと考えたり、自分で撮影が必要な場合は必要な写真のカットも大まかに洗い出します。

・これは絶対に持っていく!というものがあれば教えてください

持ち物は以下が必需品です。
・ボイスレコーダー
・ノート
・ペン2本くらい
・撮影する場合はカメラ
ノートはずっとロルバーンのノートを使っています。
立ってメモをすることも多いのでヘニャっとならないのがいいです。
ポケットもあるのでちょっとしたチケットなどを入れておけるのも便利なんです。

・取材中、気をつけていることはどんなことですか?
情報を見逃さないことですね。
撮影も自分で行う場合は事前に考えていた記事構成に沿って写真を撮っていきます。
絶対に必要なカット+ちょっとしたカットも後で役立ったりするので、
出来るだけ押さえるようにしています。
また、「お!これは!」と思えるポイントを探します。
その時に浮かんだ自分の言葉をメモしておくと、記事を書く時に雰囲気を思い出せるので、
読んでくれる方により伝わる記事になると思っています。

・取材したことを記事にまとめる時のざっくりとして流れを教えてください
現場に行ってみて臨機応変にはなりますが、基本的には事前に記事構成を考えているのでそれに肉付けしていく形にはなります。
ただなるべく読んでくれる方が欲しいと思っている情報や、こちらからも知って欲しいなと思うことを盛り込むようにして、
サラッと読み流せてしまう記事にならないように気をつけています。


インタビュー記事について

事前準備はどんなことをしていますか?
たとえば先日のMunicaさんなどサロンさんへの取材の場合は、サロンのHPやブログなどを読み込みます。
個人のインスタがあればそれも事前に見ておきます。
どんな方かなというのをだいだい想定してから当日を迎えるようにしています。

これは絶対に用意する!というものがあれば教えてください
取材記事と同じく
・ボイスレコーダー
・ノート
・ペン2本くらい
また、インタビューの場合は頭をクリアにしたいので事前にコーヒーか栄養ドリンクを飲んでいます!

インタビュー中に気をつけていることはありますか?
だいたいが初対面でお話を伺うことになるので、リラックスしてお話いただけるようこちらが緊張してしまわないように心がけています。
そのときに事前に見ていたSNSの投稿のことなどがアイスブレイクになったりします。
取材中は一問一答にならないように、「会話」することを心がけいています。
その時に『おや?』と思ったところを深掘りすると記事にも面白みや深みが増すんです。

最近はzoomでの取材も増えていくと思いますが対面とは違いますか?
また、zoomでのインタビューで取り入れていることがあれば教えてください。
やっぱり違いますね。
zoomだと全体的な雰囲気が掴みにくいところは正直あります。
話し出しのタイミングなども対面とは違うのでスムーズさが違いますね。
対面と同じく話しやすい雰囲気を作るという心がけは変わらないので、よりゆっくり、わかりやすくお話をするように心がけています。
取り入れていることは、ボイスレコーダーを回しつつ、zoomでも画面収録をしています。
複数で話をするときは画面収録を見直した方が誰がお話しされているか確認しやすいです。

最後に、取材やインタビューのおもしろみを教えてください

いろんな人の考え方が知れたり、いろんな場所に行って新しいものに触れたりできるとことでしょうか。
企業案件は緊張する場面もありますが、「その人の価値観」に触れられるところが1番のおもしろみであり醍醐味かなと思います。

***

いかがだったでしょうか。
デザイナーも取材に同行することはよくあるのですが、打ち合わせベースなので直接インタビューしたりという経験はあまりなく、
会話から記事に起こしていく、というのはすごくマルチタスクで気遣いのいるお仕事だなと改めて思いました。

また、グラワーズでは引き続きライター職の募集を行っております。
直接メールをいただいてもOKですし、wantedlyのほうにフォームもご用意しています。
ライター職をお探しの方は1度ページをご覧ください。

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