ともにあーる株式会社は、お客さま一人ひとりの人生に寄り添い、最適な保険プランを提供する来店型保険ショップです。今回は、業界未経験で入社し、現在ライフパートナー職として7年目を迎える鶴谷さんにインタビュー。前職での経験から現在の仕事で感じるやりがい、ともにあーるならではの社風、そして今後の目標について伺いました。
鶴谷 建二 / ライフパートナー
2017年10月、ともにあーる株式会社に業界未経験で入社。前職ではメガネ販売に約5年間従事。現在は入社7年目で来店されたお客さまへの保険相談を中心に、契約後の保全手続きや事務処理など幅広い業務を担う。
「お客さまと長く、深く関わりたい」祖母の姿に見た、理想の仕事観が原点
ーー鶴谷さんのこれまでのご経歴と、ともにあーるに入社されるまでの背景について教えてください。
新卒でメガネ販売の会社に入社し、約5年間勤務しました。メガネの販売だけでなく、視力検査や調整など、お客さまへのトータルサポートを行っていました。
選んだ理由としては、祖父母が和菓子屋を営んでおり、幼い頃から祖母がお客さまと楽しそうに接する姿を見て育ちました。その光景が心に残り、「自分も何かしら接客の仕事がしたい」と漠然と思ってたことがきっかけですね。
ーーその中でもメガネ販売を選ばれた理由はありますか?
接客をするなら、一人のお客さまと長くお付き合いができる仕事がいいと考えました。メガネは一度作ったら終わりではなく、視力やライフスタイルの変化に合わせてお客さまが何度も足を運んでくださる商品です。その点に魅力を感じました。
実際にお客さまの視力が変わるたびにご来店いただいたり、メンテナンスで定期的にお会いしたりと、確かにお一人の方と長くお付き合いできました。
お客さまから直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることが多く、それが日々のやりがいでしたね。
ーーそこから転職を考えられたきっかけは何だったのでしょうか?
一番大きなきっかけは、子どもが生まれたことです。家族が増え、自身のキャリアを改めて考えました。前職にやりがいは感じていましたが、「営業力」というスキルをもっと磨きたいという気持ちが芽生えたんです。
また、私自身が病気になった時、保険にお世話になった経験も大きいです。経済的な不安を軽減してくれた保険のありがたみを痛感し、「自分も誰かの役に立てる仕事がしたい」と強く思うようになりました。
未経験からの挑戦を後押しした、ともにあーるの「人」と「安心感」
ーー転職活動では、保険業界以外も検討されたのですか?
「お客さまと長くお付き合いできる仕事」という軸は変わらず、ドラッグストアで登録販売者の資格を取り、地域の方の健康相談に乗るような仕事も検討しました。
ーーその中で、ともにあーるを選ばれた決め手は何だったのでしょう?
顧客と長いお付き合いができる「地域密着」という点、そして無形商材である保険を扱うことで求めていた「営業力」が最も身につくと感じたのが大きいです。形のない保険は、お客さまのニーズを的確に捉え、信頼関係を築き、言葉で価値を伝えるトーク力や提案力が不可欠。そこに挑戦したいと思いました。
ーー未経験の業界に飛び込むことに、不安はありませんでしたか?
もちろん不安は大きかったです。メガネ販売とは全く異なる畑ですし、子どもが生まれたばかりの時期でしたから、「やるしかない」という覚悟でした。
ただ、面接でお会いした人達をはじめ、ともにあーるの方々がとてもフランクで、親身に話を聞いてくださったんです。その雰囲気から「ここなら未経験でも安心して飛び込めるかもしれない」と感じられたのが、入社を決めた大きな理由です。また、週休二日制で残業も少ないと聞き、仕事と家庭を両立できる環境だと思えたことも魅力でした。妻も前職の同僚だったので、私の思いを理解し応援してくれました。
ーー入社後の研修制度についてもお聞かせいただけますか?
研修制度は非常に手厚かったですね。ほけんの窓口グループで約2ヶ月間の集合研修があり、保険の基礎知識や販売スキルを学びました。当時は泊まり込みの研修もありました。その後、ともにあーるに戻ってからも、本社や店舗で社内ルールや実践的なロープレなど、細かく指導していただきました。
この二段階の研修があったからこそ、未経験でも安心してスタートを切れたのだと思います。
「ありがとう」が原動力。お客さまと仲間に誠実に向き合う日々
ーー現在のお仕事内容と、改めて感じるやりがいについて教えてください。
主な業務は、ご来店いただいたお客さまの保険に関するご相談対応です。お客さまのライフプランやご意向を丁寧にお伺いし、最適な保険プランをご提案します。その他、ご契約者様の保全手続きや店舗運営に関わる事務処理なども行っています。
やりがいを感じるのは、やはりお客さまから感謝の言葉をいただいた時です。前職から変わりませんが、お客さまのお役に立てたと実感できる瞬間が一番嬉しい。「ありがとう、助かりました」と言っていただけると、この仕事をしていて良かったと心から思います。お客さまからのアンケートの温かいコメントや、時には差し入れをいただくことも励みになっています。
ーー未経験からスタートされて、慣れるまでは大変だったことも多かったのでは?
最初の1年間は、覚えることの多さに圧倒されていました。取り扱う保険商品の種類も膨大ですし、個人情報の管理も非常に厳格です。また、保険は「形のない商品」なので、お客さまの状況やニーズを深くヒアリングし、なぜその商品が必要なのかをご理解いただく提案力が求められます。最初は、その難しさに戸惑いました。
ーーその壁はどのように乗り越えられたのですか?
研修で基礎は学びましたが、やはり実践が一番でした。一人で接客を担当した後には、先輩に必ずフィードバックをもらっていましたね。「こういう状況のお客さまですが、どんな提案が考えられますか?」など、とにかく周囲に聞きまくりました。店舗の先輩方が本当に親身に相談に乗ってくれたので、少しずつ知識と自信がつきました。
ーーともにあーるには、お客さまの意向をしっかりヒアリングする文化があると伺いました。
はい、「ほけんの窓口」では「意向把握義務」や「比較推奨販売」といった保険業法に則ったルールを徹底しており、お客さまのご意向をまずじっくりお伺いし、その上で複数の商品を比較しながら最適なプランを推奨するという流れが徹底されています。単に商品を売るのではなく、お客さまの課題解決に貢献することが第一。ですから、まずお客さまのお話を真摯に「聞く力」、それを正確に「理解する力」が非常に重要です。
「いのち」と「お金」に向き合う責任と、ともに成長できる温かい環境
ーー保険という商品の特性上、責任も大きいのではないでしょうか。
おっしゃる通りです。保険は、お客さまの「いのち」と「お金」に深く関わる商品です。万が一の時、私たちの提案がお客さまやご家族を本当に守れるのか。その責任は非常に重いと感じています。だからこそ、一件一件のご相談に真摯に向き合い、中途半端な知識や対応はできないと肝に銘じています。
ーー職場の雰囲気はいかがですか?
とても良い雰囲気です。入社前は「もっと数字に厳しいのかな」と想像していましたが、実際には個人の目標達成はもちろん、店舗全体で予算を達成しようというチームワークの意識が強いですね。誰かが困っていれば自然とフォローし合う文化があります。
社内のグループウェアには、うまくいった事例だけでなく、「こんな失敗がありました。注意しましょう」といった情報共有のスレッドがあるんです。自分の失敗を共有するのは勇気がいることですが、それを会社全体で学びにして再発防止につなげようという文化は素晴らしいですね。
また、ほけんの窓口グループ全体で、お客さまからの良い声も厳しい声も共有される仕組みがあり、日々の業務改善に活かされています。
ちなみに、今の店舗では、誰からともなくバックヤードにお菓子を買ってきてシェアする、なんていう微笑ましい文化もあります(笑)。
「真面目に、誠実に」お客さまと、そして未来の仲間たちへ
ーー入社されて7年、今後の目標について教えてください。
具体的な役職はまだ明確ではありませんが、後輩も増え、少しずつ教える立場になってきました。これまでは教えてもらう側でしたが、今後は自分が培ってきた知識や経験を、しっかりと次の世代に伝えていけるようになりたいです。
ーー最後に、この記事を読んでいる求職者の方へメッセージをお願いします。どんな方が「ともにあーる」に向いていると感じますか?
まず、「真面目で誠実な方」ですね。私たちはお客さまの人生に深く関わる仕事をしているので、中途半端な気持ちでは務まりません。お客さま一人ひとりに真摯に向き合える方や自分で考えて行動できる方が向いていると思います。
一緒に働く仲間としては、「協調性のある方」に来ていただけると嬉しいです。ベテランであっても気づけないことや、一人では補えない部分はあります。
そういう時に、お互いを支え合い、新人の方であっても気づいたことを遠慮なく言い合えるような関係性を築いていきたいです。
私自身、業界未経験からのスタートでしたが、充実した研修制度と周りの先輩方の温かいサポートのおかげでここまで成長できました。もし「お客さまのために誠実に働きたい」「新しいことに挑戦したい」と感じていただけたなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
ともにあーるには、未経験からでもプロフェッショナルを目指せる環境と、それを応援してくれる仲間がいます。