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資本にあらがうのでなく、創造し続けてゆくこと_Vol.2

Photo by Ameen Fahmy on Unsplash


皆さん、こんにちは。前回は、弊社代表 山口が2016年に寄せた文章の前半をご紹介しました。

前回Vol.1は、こちら

コロナ禍など、多くの変化を目の当たりにし経験した私たちにとって必要なコト、そして、弊社がいう「創造」について理解が深まる一助になれば、幸いです。

人は、あらたな有機的を発見する、創造する行為に向かうのです。

それには、4つの方向があります。


愛(関係)・国語
悟(霊性)・社会(倫理、道徳)
土(自然)・理科
天(知識)・算数


それぞれの方向に有機物のフロンティアがあります。だから基礎4教科が大事です。
ビジネスとはそれらをみつけ無機化してゆきます。

たとえば、
では、SNSは関係性を細切れにして可視化することで無機化し利益を得ます。婚活・恋活の関係性獲得支援ビジネス、ライザップ、ざわちん、Instagramの承認獲得支援ビジネスも同様です。

は、宗教組織化、ヨガやマインドフルネスなどのラベル化によって無機化され商業化されています。(ちなみに今年は商業化しすぎた宗教の不祥事が相次ぐと私は予測します)

は、自然が産みだす有機物、すなわち食べ物やエネルギーをもたらしますが、食品ビジネスはそれを無機化することです。これもオーガニック農業やバイオ栽培の形でさらに進展するでしょう。昔は新大陸の発見と植民地化でした。

(知識)は、教養・知識・情報の加工、流通です。メディアや学校がこれにあたります。膨大な時間の消費を伴います。キュレーション、ゲーミフィケーション、習い事、情報中毒の時代です。

さて、なんども私が言いたいのはこれらの無機化することがよくないとか、そういうことではないです。

そうではなくて、圧倒的なスピードとパワーで無機化する時代に、有機化創造に焦点を当てて生きることです。

大切なのは、以下の公式です。

豊かさ = 有機物 − 無機化

つまり、無機・有機の「差」が余裕であり、うるおいとなるわけです。
都会で稼いでいても(無機化力が強くても)、有機性、たとえば関係が薄かったり、自然や食、マインドの安定がなければ豊かでないし、逆に、田舎で有機物が溢れていても、無機化するパワー(資本によるかく拌運動)が弱ければやはり豊かではない。(無機化 = 豊かさ × 富の追求)

稼げばいい、穏やかであればいい、という一元的な考えでなく、有機物、無機化のバランスの中に、動的な生命としての豊かさがあるということです。

まとめます。

1つ。資本や貨幣を否定することは無価値であること
2つ。有機物の発見と創造に尽くすこと
3つ。生活経済において有機・無機の調和を心がけること

2020~2040年に向けて繁栄する、社会的事業の創造

ブルー・マーリン・パートナーズは、継続的かつ本質的な事業を根っこから創り、次代を拓く事業にしていきます。2040年以降の我が国を考え、超長期の産業の芽を育てるために、アート・医療・農業・金融・宇宙、そして健康と人権を保全する様々なしくみ、地球環境・生態系、そのような分野における恒久性を担保する新しいエコシステムの創生を目指します。

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