私は世界を捉えるにあたっていつも七つの層で見ている。
一番低い層は、数字(結果)、ニ番目が構造(論理や方程式など)、三層目は物質・空間(つまり五感で捉える世界)、四層目が概念、これは目には見えないが、倫理や時間など社会のOSやプロトコルとなっているもの、五層目は使命や価値観で構成される固有の世界線(日本人は道という)、六層目は一体性(愛)、七層目は空である。個々の事象や領域を僕はこの七つの層で捉え直す。
昨今のAI事情にあてはめれば、二層目がAIによってハックされたことで生産の最適化が進みホワイトカラーがオフィスから締め出され、フィジカルAI(ロボティクス)によって三層目の物理空間さえも人間の労働力を代替しようとしていると捉えられる。
そればかりか、AIがエージェントとして生産活動をするならばやがて固有のストック(信用や資産)をこしらえ、自らのエンティティ(法人など)に蓄積することでリスクと責任を引き受けるようになる。少なくとも2030年までには社会や企業の経営判断とその実行リスクは経営者や政治家でなくAI法人や組織が委任されているだろう。国家さえもそうである。
これから先、人々の多くは人間の持つその微細な知覚と精神集中力を研ぎ澄ますことで第五層(道・使命)と第六層(愛)、人によっては第七層(空・解脱)へと移住してゆくだろう。
今時点の社会では、人文知への回帰が人気だが、世界の哲学者等の中心命題は、実践哲学である。つまり実際に科学的なアプローチによって第五・六・七層へ到達することであり、その具体的な手法としての原始密教と脳神経科学による計測が主役になっている。今までは天才だけが獲得でき、宗教家だけが語っていた知識と手法が民主化している。今を生きる人々がこれをやらない手はない。その過程で宗教がまた商業化するのは不可抗力である。
2030年、やがて第五層へ意識の焦点をロックしながら生きる人々が個人と社会のOSを書き換え、新しい制度と社会システムをじわじわと創り上げる。それは革命とはいえなくとも、少なくとも2040年までは今のAI(ディープラーニング)のコンセプトでは辿りつけない境地である。
ディープラーニング(ベクトル計算による機械学習)の主題は第一層(結果)の最適化である。生産性の向上と社会の効率化は進むが、そもそもその生産性や効率化の概念を設計するのは第四層であり、そのOSやプロトコルが変わればすべて無駄になる。つまり人間はまだ優位にある。
今、人々が本当にやるべきことは実はClaude による現状の業務効率化ではない。まず自分の頭で新しい世界を描くことである。そしてその世界の設計図をAIに渡すことである(きっと我々より効率的に構築し、運用してくれるであろう)。つまりもっとも賢い今のAI(ロボティクスを含む)の使い方は第五層を走る人が新しい思想を生み出し、新しい国と世界を創ることである。
私は日本人の立場から少なくとも「日本的統治システム(天皇という神かつ人という謎の権威存在と権力の分離の併存)の有効性」「濾過と発酵という稀有なテクノロジー」「Sense of purity(マクロレベルで整える)というDNA」の3点に関しては日本の思想OS、技術IPとして国家レベルめ世界に堂々と開陳し広く提供すべきと思う。
資本主義を愛しかつヨーロッパの階級社会を嫌ったピルグリムファーザーズが作ったアメリカという国家のOSはカネと契約というシンプルなプロトコルによる統一化と果てしなき拡張であり、資本集約と投資において今後も宇宙をはじめ世界を広げ、コモディティ化し続けるだろう。あるいは露中の中華思想(覇権主義)というOSは4000年以上揺るがなかった。今後も周辺のマイノリティ地域(日本含む)は物理的にもインフラ・文化的にも飲み込まれてゆくことも変わらない。国というのは生まれた時のOSにしたがって躍動する生き物だからだ。
多くの人が直観しているように、世界にはそろそろ新しいOS(国家)が必要である。
きっとそれは多層的なコミュニケーション技術によってつながりという生物本来の楽しみを再発明し、文化を積み、また関係性の誤解を解きあるいは戦争という最悪の事態を避けることをコンセプトとする平和的なものとなるだろう。それをAIは促進する。
(今の)AIとはいってみれば膨大な学習エネルギーを用いた翻訳機である。では我々が真にコミュニケーションするべき相手は誰か?動物か植物か、または(天候を含めて)地球そのもの、あるいは地球外生命体と会話することか?
今の技術を持ってすれば(予算さえあれば)鳥も人も地球も宇宙人もそのすべての言動の波形(周波数など)を一旦、メタに捉えて量子化し膨大な解析と学習の上、あらためて人間の言語と接続することであらゆる存在とのコミュニケーションは成立しうる。
実は鳥との会話の研究で世界のトップランナーは日本人である。また直近の世界文学の中核は日本の若手の女流作家である。あるいはもっとも共感と商業的成功をおさめているのはハリウッド映画でなく、日本のMANGAとアニメコンテンツである。日本の言語プロトコルは極めて繊細で有効なプラットフォームになりえる証左である。
以上のことから、私はこの混迷する世界を整理し未来を導くのは日本の思想だと信じている。日本には日本のやり方がある。まずは日本という国家のコンセプトを歴史的・文化的・技術的観点から再構築する必要がある。
ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社
私たちブルー・マリーン・パートナーズ株式会社は、事業創造ファームです。共通の目的を持った多様なバックグラウンドのメンバーが、形式知・暗黙知を結集して実行する集団です。 事業創造のプロ集団として、コンサルティングや投資家など”支援者”の立場ではなく、事業を創り大きくする責任を持ち自らコミットして実務を担います。未来の産業の芽になる事業に出資し、事業開発を行います。また、事業創造の現場で培った知見を生かして、新規事業開発や戦略的事業買収などをテーマとしたコンサルティングを提供しています。 ◆全てはこの国の未来の発展のため  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 私たちブルー・マーリン・パートナーズ株式会社は、新たな事業を創造し、日本の発展に寄与するために存在する会社です。 2040年以降の継続した日本の発展のためには、超長期の産業の芽を育てるために、アート・医療・農業・金融・宇宙、そして健康と人権を保全するさまざまな仕組みを考えなければなりません。そこで、地球環境・生態系、そのような分野における恒久性を担保する「新しいエコシステムの創生」を目指しています。 ◆どのような事業をやっているか  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 主力事業は大きく3つです。 1. コンサルティング 「本質的に必要なものは何か」「この事業における価値は何か」を常に問い続け、クライアントへの価値を提供します。領域は、新規事業検討た戦略的事業買収など、戦略&ファイナンスの領域が多いです。3名〜5名ほどのチームを組んで、 2. 事業創造・投資 私たちは現在、事業創造・投資を積極的に行なっています。例えばこれまで、宇宙産業・AI・ロボット産業など10年、20年先に、花開くであろう事業に対して投資を行なってきました。単なる目先の利益ではなく産業の中でパラダイムの転換を起こせるか、すなわち産業を一歩前に進められそうか、という首尾一貫した観点で支援をしています。ここが私たちの最大の強みであり、特徴、面白さであると考えています。 3.自社サービスの提供 ブルー・マーリン・パートナーズは、子会社・関連会社も含めて自社で産業創造に貢献するプロダクトを持っています。天才性を基点に個人の主体的な人生を支援する『ジーニアス・ファインダー』、企業分析を市民全員が直観的に理解でき金融参加を可能にするシステム『バリュエーション・マトリクス』、学生向けのグローバル人材育成支援のための海外ビジネス研修『武者修行プログラム』などが主になります。事業創造支援に留まらず、自社プロダクトによって会社の目指すビジョンを達成できるエコシステムの創生を行っています。 会社説明はこちらをご覧ください URL: https://bluemarl.in/case/760 実際の投資先はコーポレートサイトに貼ってあります。どの企業もワクワクする事業を展開しているのでご覧ください! ▼投資先企業様 https://bluemarl.in/business/#:~:text=%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%B8%EF%BC%89-,%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%85%88%E4%BC%81%E6%A5%AD,-2018.1.1