こんにちは、東急株式会社「URBAN HACKS」採用担当です。
URBAN HACKSは、交通・不動産・生活サービス・ホテルなど多様な事業を持つ東急グループが、街づくりのDXを推進するために2021年7月に発足した組織です。
今回は、渋谷で働くワーカー向けのプロダクト「Shibuya TOQ Pass」のPdMとして働く寺山さんに、現在の仕事内容や働き方、URBAN HACKSで大切にしているコミュニケーションについて伺いました。
プロフィール
寺山優実(てらやま ゆうみ)
2025年1月にURBAN HACKSへジョイン。前職ではWebページ設計やコンテンツ企画、サービスPdMを経験し、現職。趣味は脱出ゲームやライブ参戦。
渋谷で働く人に、街の魅力を届ける「Shibuya TOQ Pass」
―まず、現在担当しているプロダクトについて教えてください。
現在は、渋谷の東急関連施設で働くオフィスワーカー向けのアプリ「Shibuya TOQ Pass」を担当しています。
Shibuya TOQ Passは、渋谷で働く方に向けて、街で行われるイベント情報や、飲食店・飲食店・カフェ・雑貨店などで利用できる優待パスを届けるサービスです。渋谷で働く日常の体験を、より楽しく、便利にしていくことを目指しています。
プロダクトのミッションは、「渋谷で働くオフィスワーカーの東急㈱に対するロイヤリティの向上」。現在提供している優待や情報発信に加えて、今後は渋谷で働く方にどのような新しい価値を提供できるのかも考えていきたいです。
PdMとして大切にする、話しやすい空気づくり
―その中でPdMとして寺山さんは、どのような役割を担われているのでしょうか。
主な役割は、事業側と開発側の間に立ち、プロダクトの方向性や機能を整理しながら、開発ロードマップの優先順位を決めていくことです。
渋谷エリアの商業施設や街の価値向上を担う事業部の担当者、施設運営に近い立場で店舗と向き合うプロパティマネージャー、そしてURBAN HACKS内のエンジニアやデザイナーなど、関わる人は多岐にわたります。
それぞれの立場から出てくる意見や要望を受け止めながら、「どんな価値を届けるために、どんな機能が必要か」を考え、プロダクトとして進むべき方向を整理していくことが多いです。
―たくさんのステークホルダーの方が関わられているプロダクトなのですね。大変なこともありましたか?
そうですね。特に最初は、不動産領域を担う事業部の方々との距離感をつかむことに難しさを感じました。デジタルのプロダクトづくりとは、前提や重視するポイントが異なる場面もあります。
だからこそ、どこまで自分たちが踏み込むべきかを見極めながら、「なぜそれをやるのか」を丁寧にすり合わせ、同じ方向を向いて進めることを意識していました。
―その難しさは、どのように乗り越えていったのでしょうか。
できるだけ直接話す機会をつくり、相手の考え方を理解することを意識しましたね。
対話を重ねながら、相手が何を大切にしているのか、どこに引っかかりを持つのかを少しずつ掴んでいきました。
そうすると、自分たちも進め方を判断しやすくなりますし、困った時にも相談しやすくなります。
―お話を伺っていると、寺山さんはコミュニケーションをとても大切にされているんですね。
そうですね。事業部の方々だけでなく、URBAN HACKS内のメンバーとのコミュニケーションも大切にしています。
プロジェクトメンバーとは定期的に1on1をしていて、業務の進捗確認だけでなく、雑談や悩み相談、大きな場で話す前の頭出しなど、気軽に話せる場として使っています。
打ち合わせで感じた違和感や、まだ整理しきれていないアイデアを、まず1on1で共有することもあります。
より良いプロダクトにするためには、それぞれが感じたことを安心して言葉にできることが大切です。そういう空気をつくることも、PdMの役割だと思っています。
―プロジェクトメンバーとの関係づくりに加えて、PdM同士のつながりづくりにも関わっているそうですね。
はい。PdM同士が気軽に声をかけ合える関係性をつくりたいと思い、取り組みに関わっています。
URBAN HACKSでは、エンジニアやデザイナーなどは職能ごとの横のつながりが強く、日常的に相談し合っている印象がありました。一方で、私が入社した当時、PdM同士のつながりはまだ多くありませんでした。
PdMは、担当するプロダクトのフェーズや状況によって向き合う課題が大きく変わります。新規ローンチ前なのか、グロースフェーズなのかによって考えるべきことも違うため、単に業務内容を共有するだけでは「そうなんだ」で終わってしまいやすい職能でもあると思っています。
それでも、URBAN HACKSとしてプロダクト同士を点から線へ、さらに面へと広げていくためには、何かあった時に声をかけやすい関係性が必要です。
そこで今は、月に1回のランチを通じて、まずはゆるやかにつながり、いざという時に相談しやすい状態をつくっています。
愛着のある街で、自分なりの価値を届ける
―東急へ入社した理由は何ですか。
一番大きかったのは、これまで培ってきたIT領域での経験を活かしながら、リアルな街や施設、人の生活に近いところで価値を届けられる仕事がしたいと思ったことです。
もともと実家が東急線沿線にあり、東急には身近な存在としての愛着がありました。初めて作ったクレジットカードも東急カードでしたし、学生時代によく遊びに行く場所の一つが渋谷でした。
自分がこれまで積み重ねてきた経験を、愛着のある東急や渋谷という街に還元できるなら、それはとても魅力的だと感じました。
実際にShibuya TOQ Passを担当し、東急のリアルな施設や店舗と連携しながら、渋谷で働く方々の体験をより良くする仕事ができていることにやりがいを感じています。
―最後に、URBAN HACKSにはどんなPdMが向いていると思いますか。
こだわりを持っている人だと思います。URBAN HACKSのPdMは、事業部や開発メンバー、デザイナーなど、さまざまな立場の人と向き合いながらプロダクトを前に進めていきます。その分、入ってくる情報も多く、判断軸も一つではありません。
だからこそ、「自分はこうしたい」「こういう価値を届けたい」という意志を持つことが大切だと思います。もちろん、自分の考えを一方的に押し通すのではなく、周囲を巻き込み、対話しながら進めていくことが前提です。
多くの情報や意見を受け止めながら、自分なりのこだわりをどう実現していくか。そのプロセスを楽しめる人は、URBAN HACKSのPdMに合っていると思います。
安心して意見を言えるチームが、価値づくりを支える
寺山さんの話から見えてきたのは、PdMとしてプロダクトを前に進めるうえで、メンバーとの関係性や日々のコミュニケーションが欠かせないということです。
寺山さんが大切にしているのは、立場の異なるメンバーが違和感を飲み込まず、「自分はこう思う」と言える関係性です。そうした土壌があるからこそ、多様な意見を受け止めながら、より良いプロダクトづくりへとつなげていけるのだと感じました。
街の体験をより良くするために、自分なりのこだわりを持ち、周囲と対話しながら挑戦したい方を、URBAN HACKSはお待ちしています。