こんにちは、東急株式会社「URBAN HACKS」採用担当です。
URBAN HACKSは、交通・不動産・生活サービス・ホテルなど多様な事業を持つ東急グループが、街づくりのDXを推進するために発足した内製開発組織です。
今回は、東急線アプリやQ SKIPなど、移動交通領域のプロダクトを担当するPdM・髙橋朋広さんに、現在の仕事内容やURBAN HACKSで働く魅力、チームに根づく文化について伺いました。
プロフィール
髙橋朋広(たかはし ともひろ)
2025年4月にURBAN HACKSへジョイン。システムエンジニア、ITコンサルを経て、ECやSaaSのPdMを経験し、現職。趣味は犬と子どもとの時間を楽しむこと。
職種を越えて、チーム一丸でプロダクトを前に進める
―まず、現在担当しているプロダクトについて教えてください。
東急線アプリとQ SKIPという二つのサービスを担当しています。どちらも移動交通領域のプロダクトです。
東急線アプリは、東急線や東急バスを利用するお客様にリアルタイムの運行情報を届け、移動の不安やストレスをなくしていくためのプロダクトです。運行状況を伝えるだけでなく、お客様がそのときの状況に応じて、次の行動を判断できるようなサービスを目指しています。
Q SKIPは、QRコードを活用した東急線や東急バスのデジタルチケットサービスです。スムーズな移動だけでなく、乗車券と沿線施設での体験をセットにしたチケットなどを通じて、移動の先にある沿線での体験まで届けるプロダクトです。
それぞれ特徴は違いますが、移動そのものを便利で快適にするだけでなく、その先にある「出かけたくなる」「新しい場所や体験に出会える」「沿線をもっと楽しみたくなる」といった体験をつくることを目指しています。今後は東急線アプリとQ SKIP、それぞれの強みを活かしながら、移動交通領域として、どのような価値を届けられるかを考えているところです。
─その中でPdMとして、どのような業務を担当されていますか。
プロダクト戦略の策定や開発ロードマップの作成、施策の優先順位付けを中心に、仮説検証の設計や仕様作成、リリースまでのプロジェクト推進、効果検証や運用まで一貫して関わっています。
その中で特に大切にしているのが、事業として実現したいことと、お客様にとっての価値が重なるポイントを見つけることです。
東急電鉄の事業担当部署と目指す方向性や実現したい成果について整理しながら、デザイナーやエンジニアと一緒に、お客様の行動や課題への理解を深め、プロダクトとして何を実現していくべきかを議論しています。
─かなり広い範囲で携わられていますね。
そうですね。ただ、PdMが一人で抱え込んで進めるというより、職種の垣根を越えてチーム全体で動いています。
最近はAI活用も進み、職種ごとの境界も少しずつなくなってきていると感じています。方向性が定まっていれば、職種に関わらず、それぞれが「この方向に向かうために、どんな改善が必要か」を考え、企画したり、ステークホルダーと合意形成したりしていく。
だからこそPdMとして、チームが同じ方向を向いて動けるよう、プロダクトが目指す方向性を定めることをリードするのが重要だと思っています。
みんなで知恵を出し合いながらプロダクトを前に進めていく。そうしたチームのあり方は、URBAN HACKSの特徴かもしれません。
机上では見えない課題を、現場で見つける
─チーム全体でプロダクトに向き合う文化があるんですね。ほかにも、URBAN HACKSらしさを感じるところはありますか。
一番感じるのは、プロダクトが実際に使われる現場まで見に行く顧客志向の姿勢です。PdMやデザイナーだけではなく、エンジニアも含めて、利用データやユーザーの声だけでは見えないことを自分たちで確かめに行く。そこはURBAN HACKSらしいところだと思います。
Q SKIPでは、チームで実際にチケットを使い、お客様と同じように駅から沿線施設まで足を運んで検証します。
改札にチケットをかざしたときの反応や音、その先の施設でどのような体験につながるのか。移動からその先までを一連のおでかけとして自分たちで体験することで、画面の中だけでは見えてこない課題や、より良い体験をつくるためのヒントを得ています。
東急線アプリでは、実際の電車やバスの状況とアプリ上の情報にズレがないかを、チームで確認しに行きます。駅に掲出されている案内やアナウンスとアプリで届けている情報が合っているかだけでなく、そうした情報をもとに、お客様がどう行動しているのかも見ますね。
その中で、駅の案内だけでは届けきれない、アプリだからこそ提供できる有益な情報はないかを考えるきっかけにしています。
こうした気づきは、実際に現場へ行ってみないと得られません。だからこそ、一次情報を取りに行き、課題の解像度を上げながら改善につなげていくことを大切にしています。
─「生活に近いプロダクト」だからこそ、現場を見る意味も大きそうですね。
東急線アプリもQ SKIPも、実際の移動や駅での体験、その先の沿線での体験と密接につながっています。
机上で考えるだけではなく、現場で何が起きているのか、お客様がどう動いているのかを見ることで、初めて見えてくる課題があります。
現場に足を運ぶことは、プロダクトの方向性や優先順位を考える上でも重要な判断材料になっています。みんなが本当の意味で顧客志向だからこそ、こうした手間を惜しまずに向き合えているのだと思います。
想像以上にボトムアップ。メンバー起点で動かせる組織
─ここまで伺っていると、メンバー起点で主体的に動く文化があるように感じます。実際に働く中で、URBAN HACKSのカルチャーをどう感じていますか。
メンバーに裁量があり、想像していた以上にボトムアップな組織だと感じています。
これまで大きな企業で働いた経験もありますが、意思決定がトップダウンで進むことも少なくありませんでした。
一方で、URBAN HACKSを管轄するVPoEの宮澤は、実際に手を動かしているメンバーの判断を尊重し、大きな裁量を委ねてくれています。この規模の会社で、ここまでメンバー起点で動けることには驚きました。
自分たちで考え、プロダクトや組織を前に進めていけるところは、URBAN HACKSの魅力だと思います。
─一方で、ボトムアップな組織だからこその難しさもありますか。
誰かが指示してくれるのを待っていてはいけないところは難しいところだと思います。
URBAN HACKSでは、メンバー全員でマネジメント業務を分担する考え方も大切にしています。だからこそ、自分たちのプロダクトや事業だけでなく、組織としての課題も、それぞれが見つけて、周囲を巻き込みながら自律的に解決していくことが求められます。
ただそれは裏を返せば、自分たちで方向性を決めて動かせるということでもあります。決められたことをこなすのではなく、自分で何をやるべきかを考えて形にしていくことを楽しめる人にとっては、すごく面白い環境だと思います。
生活に近いプロダクトを、自分たちの手でつくる
今回の髙橋さんのお話から見えてきたのは、ユーザーが実際にプロダクトを使う現場に足を運び、一次情報をもとに課題を見つけ、職種を越えてプロダクトを前に進めていくURBAN HACKSの文化です。
東急グループには、交通をはじめとした多様な生活接点があります。だからこそ、机上だけでは見えない課題に向き合い、ユーザーの移動や街での体験をより良くしていく余地があります。
生活に近いプロダクトを、現場起点で、自分たちの手でつくっていく。そんな挑戦に関心のある方は、ぜひURBAN HACKSの採用情報もご覧ください。
注記:「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標・JIS、ISO規格です