What we do
営業一課のスタッフ
店舗部のスタッフ
◆会社紹介◆
私たち株式会社ジェイエイてんどうフーズは、山形県にある天童市農業協同組合100%出資の株式会社です。取り扱う商品は天童市の農産物だけではなく、山形県内全域はもちろん、時には東北全域まで手を広げています。
主な販売先は首都圏のお客様。名だたる量販店にも弊社のフルーツが並び、有名な外食チェーン店でも弊社のお米が使われています。最近は海外にも販路を拡大し、今年度は東南アジア諸国に40トン以上の桃を輸出しました。
もちろん、個人のお客様へのアプローチも欠かせません。10年前にスタートしたEC事業は順調に成長を続けており、昨年度は20億円に迫る売上高を記録しました。道の駅「天童温泉」に隣接する産直施設「サンピュア」と「Tento」では今年度、売上高10億円を超える着地を見込んでいます。
◆事業部紹介◆
・営業部 営業一課(米穀部門)
主に玄米・精白米を販売し、昨年度の実績は123億1千万円です。
これは数量に換算すると約40,000トン。東北最大規模の取り扱い量を誇ります。
https://www.ja-tendofoods.com/products/rice/
・営業部 営業二課(園芸部門)
主に青果物・青果物加工品を販売し、昨年度の実績は22億4千万円です。
量販店のみならず、百貨店のカタログギフトにも掲載され、近年では海外輸出も展開しています。
https://www.ja-tendofoods.com/products/sales/
・営業部 営業三課(通販部門)
ECサイトやふるさと納税を中心に販売し、昨年度の実績は18億1千万円です。
展開するECサイトは10を優に超え、右肩上がりの成長を続けています。
https://www.ja-tendofoods.com/products/shop/
・店舗部
市内の道の駅で産直施設「サンピュア」および「Tento」を運営し、昨年度の実績は8億9千万円です。
中でも「サンピュア」は"旅好きに人気の道の駅ランキング"で2位に輝いた実績を持ちます。
https://www.ja-tendofoods.com/products/sunpure/
https://www.ja-tendofoods.com/products/tento/
・葬祭部
市内の葬儀場「やすらぎ天童ホール」を運営し、昨年度の実績は2億5千万円です。
多様化する葬儀の形に対応し、個人のご家族に寄り添いながらお別れの場を提供します。
https://www.ja-tendofoods.com/products/sousai/
・経営戦略室
いわゆる人事・総務の業務に加えて、会社全体の営業活動に資する”後方支援部隊”として活躍しています。
◆今後の展望◆
農業界はいま、大きな過渡期に直面しています。農家の高齢化それに伴う戸数の減少。天候の変化・不安定化による生産の減少。情報の氾濫やグローバル化による消費者嗜好の多様化。
そんな複雑な環境において、戦後の食糧難の状況において制定された“農協法”に基づく組織の一員である我々も、常に時代に合わせて変化する事は当然の義務であると言えます。
弊社はこれまで従来型の手法から脱した新しい組織・スタッフと先行投資による社屋を最大限活用し、全国に先駆けた数々の取組を実現してきました。
しかし10年先や20年先も続く会社になるためには、更に変化のスピードを上げて、時代に合わせた最善の戦略を選択し、新たなテクノロジーを導入し続ける事が必要になります。
そのためには、旧態依然とした考えから脱し、常により最適な行動を模索し、常に変化をし続ける、社員一人一人の存在が不可欠であると考えています。
Why we do
輸出にもチャレンジ
日々新商品を開発
◆日本の農産物の価値向上と、持続的な農業のために◆
疲弊した日本の農業を魅力あるものに変革するため、農業ビジネスを牽引するトップランナーとして、日本の農業改革を山形から推進しています。
日本の農業が弱体化した要因は様々ですが、現状のままであれば生産量はシュリンクしていくのは確実です。一方で、世界的には食料不足です。特に日本においては、農産物の作り方、流通構造、さらには消費者の意識までも変化しなければなりません。
そこで弊社では、販売を起点に農産物の流通の最適化にチャレンジしています。生産者と消費者とを結ぶ繋ぎ手として、双方の納得の満足を追求する事が、日本の農産物の価値向上と持続的な農業に寄与すると考えているためです。
How we do
2020年に完成した新社屋
最新鋭の設備が並ぶ新工場
◆絶え間なく挑戦・実践・創造・代謝◆
この言葉は、弊社の代表取締役社長である森谷の経営理念です。これを体現する象徴的な出来事として、新社屋設立の経緯をご紹介します。
2020年に設立した新社屋ですが、既存の土地ではなく、新たに土地を購入する事から始まりました。これからの時代の商売において、スピード感は絶対条件。そこで東北中央自動車道天童ICが目の前にある利便性抜群の場所を選びました。
また、これまでは数ヶ所に分かれていた各部門の事務所を新社屋に集約することで、情報の共有を密にし、スピード感のある業務が可能になりました。設備はもちろん最新鋭。老朽化が進んでいた精米機器を新型のものに刷新するだけではなく、果物の鮮度を保持するための低温ピッキング場を新設しました。
これらを兼ね備えた新社屋を設立するためには、莫大な額の設備投資が必要になります。しかし親会社であるJAてんどうの組合長である金平、および、弊社社長である森谷が「会社を存続させていくためにはリスクがあっても挑戦していかならなければならない」という強い信念を貫き、これを実現しました。
◆弊社の社風・企業文化◆
この様に、弊社には「挑戦」を恐れないチャレンジ精神が根付いています。「実践」をして失敗しても、前向きな失敗であれば許されます。むしろ「何もしない」ことが悪であるという考えです。
社員一人一人に裁量があり、主体的なアイデア出しを促すことで「創造」を推奨する風土があります。常に変化する時代の流れに対応して「代謝」しなければならないという危機感を持って日々の仕事に取り組んでいます。
◆生産者と消費者とを結ぶ繋ぎ手として◆
弊社は農協に属する組織として「生産者に近い」立ち位置にあります。それと同時に、株式会社化したことで「お客様に近い」立ち位置でもあります。
弊社の役割の一つは、生産者が丹精込めて育ててくれた農産物を少しでも有利な条件で販売し、それを生産者に還元する事です。もう一つの役割は、多様化・複雑化する消費者のニーズを汲み上げ、それを満たす提案をする事です。
生産者と消費者とを結ぶ繋ぎ手として双方の納得と満足を追求する事が、日本の農産物の価値向上と持続的な農業に寄与するという使命感のもと、日々新たな販路、新たな販促、新たな取り組みを推進しています。