中村廉|マーケティング
大学卒業後、AIに関するオウンドメディアでライターとして企画・執筆を経験。株式会社デボノではクリエイティブチームのディレクターとして、ホワイトペーパー制作のディレクションとプロジェクト管理を担っています。生成AIの最新技術のキャッチアップ、業務活用にも注力中です。趣味は自炊、格闘ゲーム、人狼など
「父のようなマーケターとして成長したい」という想いを実現するために
――デボノに入るまでの経歴を教えてください。
新卒ではAI全般を扱う総合的なWebメディア(オウンドメディア)を運営する会社に入社しました。そこで、AIに関する最新動向を発信するライターとして活動していました。
当時はまだChatGPTが出てくる少し前の時期でした。
アノテーションやチャットボットなどがこれから伸びていく、という段階で、当時からAIそのものへの熱量が高まっている感覚がありました。
――そこから、なぜ転職されたのですか?
僕自身、「マーケティング領域で活躍したい」という気持ちが強かったことが一番の理由でした。
父が大手広告代理店のイベント系マーケターだったのですが、幼いころから働く姿を見ている中で、自分も父と同じような領域に携わりたいという憧れが強くなっていきました。
そういった思いの中で、当時働いていた企業ではマーケを強くしていこうというよりも、地道なセールスで収益を積み上げていく方針であったため、自分が思い描いていた方向性と少し距離がある感覚がありました。
自分の将来に繋がる学びがあるか?という点で手応えがない感覚が続いたことがきっかけとなり、自分の目指す姿である「マーケターとして活躍する」ことに向けて転職を検討していました。
――そこから現在はデボノにマーケティング職として転職したと思いますが、マーケティングに関して、それまで何か経験はありましたか?
デボノにはマーケティング未経験で入りました。
実務未経験ではあるものの、それまでマーケティングそのものには興味を持っていたので、中学・高校・大学と、やり方は自分なりでしたが、なんとかマーケティングのスキルを磨けないかと独学で知識を積み上げてきていました。
しかしそういった独学で学んできたものはあっても、やっぱり実務で鍛えられる環境に身を置いた方が、早くスキルをつけられるだろうと考えていました。
デボノに興味を持ったのは、「他社では得られない経験ができる」と感じたから
――転職活動中の当時、デボノに興味を惹かれた点はどんな所でしたか?
代表の安達さんとの初回面接で、僕の経歴を良くも悪くもフラットに見た上で「いい部分」を「どう活かすか」まで考えてくれた感覚がありました。
具体的には、「ベンチャーのマインドみたいなものがある」と言われたことが印象に強く残っています。
自分は“賢い”というより、雑草魂というか、今は何もわからない中で、とにかく徹底的に学んでやるぞという気持ちが強いタイプだと自覚していました。
そこを見てくれたのが大きかったです。
そういった面接での代表とのやり取りを通じて、興味が強くなっていきました。
――入社を決めたきっかけはどんな点でしたか?
面接での代表とのやりとりで「この会社は信頼できる」と感じたことと、話を聞けば聞くほど、ここで働くことで得られるものは他社には代え難いものなんだろうな、という確信めいたものが自分の中にあった点です。
結果的に、今振り返ってもその予感は正しかったと思っています。
デボノに入って「テイカー」から「ギバー」へと変化
――入社後に「成長しているな」と実感したのはどんな点ですか?
一番大きいのは、自分のスタンスが変わったことです。
正直な所、入ったばかりの頃は、自分はテイカー気質だったんじゃないかなと思っています。
デボノの現在のフェーズでは仕組みが整っていない所も多いので、「誰かに言われたことをやる」だけではなく「組織に必要なことを自発的にする」ことが求められます。
しかし、入社当初はとにかく吸収することに必死で「教わる・学ぶ」が中心でした。そのため、「言われたことをやる」以上の行動ができていなかったと思います。
ですが、徐々に知識やスキルをつけていく中でAIの使い方(例えばプロンプト)や、AIをより活用するための環境構築などを、誰かに他の人に渡していくような「ギバーとしての役割」を担えるようになってきたことは確実に成長できた点だと思います。
自分の中だけで完結させず、組織や周りに得た知識やノウハウを広げて行くことで、言われたことをただやるだけでなく、組織をより良くしていくことができているのではないかと感じています。
最初の壁は、「何がわからないかがわからない」状態だったこと
――入社してから大変だったこと、乗り越えた方法を教えてください。
マーケ未経験で入社していましたし、ほとんどわからないことばかりだったので、誰かに聞く必要は出てきます。しかし、入社当初は「何がわからないかがわからない」状態になってしまっていた点が課題でした。何を聞けばいいのかすらもわからない状態でしたね。
そういう時の対処法として当時よくやっていたのが、ChatGPTで情報を整理することでした。前提を伝えるために長い指示文を書いているうちに、自分の中で論点が整理されて「わからない点」が明確になっていきます。
裁量の大きさは、「気づいたら任される範囲が広がっていた」で実感する
――デボノの「裁量の大きさ」は、実際どんな形で感じていますか?
日常業務の中では明確に感じているわけではないのですが、振り返ると最初に比べて本当に色々なことを任せてもらえるようになったと感じる点です。
気がついたら、1事業のことを全部やらせてもらえるようになっていて、「信頼してもらえているな」という感覚があります。
また、隔週で社長を含めた社員ミーティングがあり、そこで出た新しいアイディアを新規事業として、会社のリソースを使って行動に移させてもらえることがあります。
そういう場面で、裁量の大きさと自分のちょっとした発言や考えが事業にもつながるようなスピード感を実感します。
未経験・第二新卒でマーケに挑戦するなら、「知識の差=伸びしろ」と捉える
――未経験・第二新卒でマーケに挑戦したい人に、伝えたいことはありますか?
マーケティングは、結局「知識があるかないか」が一番大きいと思っています。一般的なマーケティング用語や意味などはもちろんですが、「こういう事が起きた場合にどういうことが考えられるか」なども結局は”知識”なので、マーケにおいて頭の回転の速さと言われるものは引き出し(知識)の量の差に近い感覚があります。
なので、何か課題が生じた際に課題解決能力の低さというよりは、「知っているか知らないか」の差で止まっているだけ、ということも多いと感じています。
だからこそ、知ろうとする姿勢があるかどうかが、成長の分かれ目になるはずです。
向いているのは「自分のアウトプットに神経質になれる人」
――どんな人がデボノに向いていると思いますか?
自分のやっていることに対して良い悪いを判断できて、「ダメだったからもっと良くしよう」と振り返れる人。言い換えるなら、自分のことに関して神経質になれる人が一番向いていると思います。
生成AIもマーケティングも、雑に扱えば雑に返ってくる世界だからこそ、「どうすれば良いアウトプット・結果になるか」を詰められるかどうかが大事だと思います。