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【女性ドライバー】厳しくもやさしい先輩のおかげで、タクシードライバーが天職になった!服部 蘭(保土ヶ谷営業所/ドライバー)

PROFILE

服部 蘭(保土ヶ谷営業所/ドライバー)
入社年:2019年
出身:神奈川県戸塚市/神奈川県立永谷高等学校
趣味:カラオケ、料理

営業開始は1936年と、長い歴史を誇る日本交通横浜。そんな老舗のタクシー会社であるにもかかわらず、同社のドライバーには、20代・30代の若手や女性も在籍しているのが特徴だ。なぜ若手や女性が、「中高年の男性の仕事」と思われがちなタクシードライバーとして活躍できるのか。今回は女性ドライバーのひとりである服部蘭に、ドライバーになった経緯や活躍できる理由を語ってもらった。

くやしくて泣けるほど本気になれた

「ほかの仕事のほうが向いているんじゃない?」。日本交通横浜に未経験で入社。タクシードライバーとして働きはじめたころ、私の教育係としてついてくださった先輩にいわれた言葉です。いわれたそのときは、「キツイなあ…」と思いました。でも、だんだんと「先輩が私のことを本気で考えてくれて、メッセージを伝えてくれたんだ」とわかってきました。

先輩は、ドライバーとしてのキャリアがすでに10年以上。お客さまと出会うための戦略を立てるチカラ、運転のテクニック、さらに接客力もすぐれていて、お客さまからの評価・会社からの評価ともに、大変高い方でした。ふだんはとてもやさしい人。でも、仕事のことになると厳しかった。私がミスをすると、しっかり指摘してくださる。そして、一見、ほかの仕事へ転職することをすすめているような、厳しい発言も。

でも、先輩の真意は、私に辞めてほしいわけではないんです。クルマの運転は、ほんの少しの不注意が大事故につながり、私の命にかかわってくる仕事。もし、気を引き締めることができず、ミスなく運転することがムリならば、ほかの仕事のほうが向いている。そういうメッセージを伝えてくださっていたのです。そして、負けず嫌いの私にそんなふうにいえば、きっと「よし、気を引き締めてやるぞ!」と、がんばってくれるはずだ──。そこまで私と向きあい、私のためを思ってくださったうえでの言葉だったのです。

先輩と接するなかで、その真意に気づいたことで、私は変わりました。以前は、お客さまから「その道に入って」といわれ、指示に従って走ったら一方通行だったとか、プロとしての確認をおこたるような、初歩的なミスが多かった。失敗をするたび、自分のふがいなさ、未熟さを感じ、くやしくて泣いてしまったこともあります。

でも、先輩の指導のもと、しっかりとルールやマニュアルに従い、初歩的なことをきちんとやるようになって、それが習慣化してくると、気持ちに余裕が出てきます。そうすると、道行く人がタクシーを探しているのに気づいたり、いままで行ったことのないエリアへ行ってお客さまを探したり、といったことができるようになる。すると、結果もついてきました。横浜から東京の久留米までとか、みなとみらいから千葉の舞浜までとか、長距離のお客さまが増え、成績が右肩上がりに伸びていきました。

給与がアップするのはもちろん、うれしいです。でも、それ以上に、仕事にとことん、真剣に取り組めることがなによりもうれしかった。いままで、私はさまざまな仕事に就いてきましたが、「楽しい」と思ったことはあっても、泣けるほど本気になったことはありませんでしたから。

女性の活躍を応援してくれる会社

私は高校を卒業後、「まずはいろんな職種にチャレンジしてみよう」と考えました。というのも、自分にどんな仕事が向いているのかわからないので、進学するにしても専攻を決められない。それより、実際に仕事を経験してみて、大学に進学した人が社会人となる22、23歳までに、いちばん自分に向いている仕事を見つければいい、と。

最初に就職したのは保育園でした。子どもと接することが好きでしたから。実際、充実した日々を過ごさせていただきましたが、「この仕事を一生続けていこう」という気持ちにまではなれなかった。高校卒業時に立てた計画通り、ほかの仕事も経験してみようと。それで、次に挑戦したのが調理の仕事。料理は得意なほうでしたし、ここでも楽しく仕事をすることができました。ただ、給与面が厳しくて…。同じ職場にいる、この道30年の先輩のお給料を聞いたとき、私とほとんど変わらないのを知って、再び転職を決意しました。

「自分に向いている仕事、一生続けられる仕事ってなんだろう」と改めて考えたとき、「私は車の運転が好きだし、人と接することも好きだ。じゃあ、タクシードライバーだ」と。“女性は少ない仕事”というイメージはありましたが、“女性にはできない仕事”とまでは思っていなかったので。もっとも、自分で運転することが好きだったこともあって、それまでタクシーを利用することがほとんどなかった。だから、タクシードライバーにどんな人が多いのか、よく知らなかったのは確かです(笑)。

とはいえ、知らない世界にいきなり飛び込むのは少しこわい。それで、まず病院や薬局に薬を運ぶ配送の仕事に就きました。その仕事を通じ、運転に自信がつき、担当エリアだった横浜市の保土ヶ谷区の地理にも詳しくなったので、改めてタクシードライバーの仕事を探すことに。それで、「タクシー乗務員」「保土ヶ谷」「女性」でネット検索。すると、いちばん上位に表示されたのが、日本交通横浜のWebサイトでした。そこで女性の活躍を応援してくれる会社であることを知り、応募したんです。

面接に行ったとき、職場の雰囲気に好感をもちました。働いている人たちがあたたかい感じだったんです。それと、ちょうど会社が日本交通のグループに入ったばかりの時期。「新しくなった会社をみんなで盛り上げていくぞ!」という熱気が会社全体に満ちていた。私もみんなと会社の新たな歴史を刻んでいくメンバーのひとりになりたい。そう強く思い、迷わずに入社を決めました。

女性・若い世代に就いてほしい仕事です

これからの目標としては、教育係になってくれた先輩のようなドライバーになること。いまはとてもかないませんが、少しでも近づけるようになりたい。

この先、結婚・出産をしても、ドライバーの仕事を続けたいと思っています。実際、子育てをしながらできる仕事です。「タクシードライバーは、男性がする仕事」というイメージをもっている人も多いかと思いますが、実際に働いてみると、女性だから不利になることはほとんどありません。逆に、女性の気配りや柔らかい接客態度がお客さまに大変喜んでいただけるので、強みになると実感しています。

それと若い人こそ、この仕事に就いてほしいと感じています。若いほうが道をおぼえるのが早いと思いますし、変なクセがつく前に安全運転のテクニックを身につけられる。私は20代前半からこの仕事を始めましたので、50歳を過ぎるころには、キャリア30年の大ベテラン。その先も20年以上は続けていける。これだけ安定的に、長期にわたって収入を得られる職種はないのでは。早く始めるにこしたことはないと思います。これから人生100年時代となることを考えると、若い人たちはぜひ、タクシードライバーを選択肢のひとつに入れてほしいですね。

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