目次
AI × RPAで、働き方を再設計する。
RPAを“作業代行”で終わらせない。
多様な人材 × ロボット × “現場主導” で変わる組織文化
これからのDXに必要なのは、“人間中心 + 機械的正確性” の両立
みなさん、こんばんは。株式会社エクセリ 取締役の尾形です。
今回は、業務効率化に関して弊社の取り組みを紹介いたします。
様々な業種業態で業務効率化が実現できる手法なので、ぜひ参考にしてください!!
AI × RPAで、働き方を再設計する。
企業が「ロボットと共に働く組織」をつくる理由急成長する事業の裏側では、膨大な事務作業・申請・管理業務が日々発生します。
「もっとお客様に向き合う時間をつくりたい」「人にしかできない価値に集中したい」このような現場の声から、RPA 導入への動きが始まります。
ある企業ではこの1年で 44体ものロボットを自社で内製し、営業、経理、免許申請管理、Web関連などのルーチン業務を自動化。ロボットが当たり前に“仲間”として職場に溶け込みました。しかし私たちの目指すのは、単なる効率化ではありません。
RPAを“作業代行”で終わらせない。
AIと掛け合わせ、非定型業務の自動化へ。
次なる挑戦は、RPAでは難しかった“判断”を伴う業務の自動化。文書の読み取り、問い合わせ内容の分類、予測や分析を伴う意思決定――こうした業務に AI を組み込むことで、「人が作業をする時間」を減らし、「人だからこそできる判断・提案」に集中できる組織の実現を目指しています。
たとえば、PKSHA が提供するノーコードRPAツール ロボオペレータ は、プログラミング不要で、現場担当者自身がロボットを作成できる設計。これにより、これまで属人的だったデータ集計・加工などの定型業務を自動化し、戦略立案や企画に使える「時間の余白」を生み出した企業の導入事例があります。
さらに、PKSHA は 2025年に「ロボオペレータ AIデータ入力 ver2.0」をリリース。PDF や画像形式の非定型帳票から必要項目を抽出する機能を強化し、帳票入力などの事務作業における工数を最大で 75%削減 する成果を報告しています。
こうした取り組みは、単なる“RPAでの置き換え”ではなく、組織の働き方そのものを再設計する試みだと言えるでしょう。
多様な人材 × ロボット × “現場主導” で変わる組織文化
ロボット導入を成功させている企業の共通点は、外部ベンダー任せではなく、現場主導でロボットを運用している点にあります。専門知識がなくとも使えるノーコードRPAにより、IT部門に依存しない “ボトムアップ型の自動化” が実現しやすくなっています。
また、AIとの連携にまで視野を広げることで、これまで “人” に頼っていた複雑な業務も自動化の対象となり得ます。これは、経験や勘に頼らず、安定した品質とスピードをもって業務を回せる土壌をつくる第一歩です。
これからのDXに必要なのは、“人間中心 + 機械的正確性” の両立
AI や RPA は、それ自体が目的ではありません。真に目指すべきは、人が創造性や判断・提案に集中できる環境。
そして、ノーコードRPA+AI のように、「誰でも使える」「変更があっても対応しやすい」「すぐに結果が見える」仕組みの採用です。
特に、今後増える複雑な業務や非定型タスクに対しては、こうした柔軟な自動化基盤こそが強みとなります。
- プレスリリース(RPA導入の背景・取り組み)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000164313.html - PKSHA|ロボオペレータ 導入事例一覧
https://robooperator.jp/case/