2001年から鋼製段差型枠を主とした「(株)興和工業」として、社員5名(男性4名・女性1名)で小さなアパートの一室を事務所とし、部屋にコピー機もないようなところから始まりました。
当時は、全員が職人であり全員が営業であったり総務や経理担当など2足の草鞋を履く毎日で、本当に苦労の連続だったそうです。それが今の代表取締役や取締役、そして熟練職長達。
それから月日は流れ、建設業の働き方も弊社の従業員数も随分変わりました。
何より大変うれしいことに、弊社の施工方法を大手ゼネコン様から評価いただき、現在は安定の仕事量で仕事を請け負っています。
そして、7年前からフィリピンの技能実習生、3年前からは建設就労者を受け入れるようになり、文化の違う彼らに、仕事のやり方や考えをどう伝えるか悩む中、お互いを信頼し学び合うことが、会社全体の力を高めていくことに気がつきました。
そして、彼らの大らかさを受け入れることで、ピリピリした現場がぐんと明るくなったのです。
現在は、女性社員や10代の若手メンバーも入社し、全員で切磋琢磨しながら仕事をしています。
興和工業は、経験のありなし、性別も国籍の違いも関係ありません。
みんなが各々自律した一職人として、一人一人を大切にします。
きつい仕事があれば助け合って団結し、良い仕事をする。
そのことで、関連会社、ビルを利用する人、地域社会に貢献することになる…。
これらを実践するには、仕事への真摯な姿勢、自身の生き方に対する覚悟が必要だと、
いつも思っています。