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日本のモノづくりを残す

ファッション産業はグローバル化の影響を受け、1990年には50%あった国内生産の比率は、
2021年現在においては2%にまで落ち込み、生産量も10年前の半分に減少しました。
また市場では、低価格のファストファッションが台頭し、ファッションの低価格化が加速しました。
その為、国内市場が鈍化する中でも供給量は増加し、大量生産、大量消費の拡大、そして、衣服のライフサイクルの短期化による大量廃棄が問題となっています。

この衣料の大量廃棄の解決には、効率を追求するあまり分断されてしまった生産者と消費者との関係を見直し、国内生産を活用した顔の見える関係づくりが必要だと私たちは考えます。
顔の見える関係になることで商品に対する愛着が増し、その愛着に国産技術を活かした高品質なモノづくりが合わさることで、衣服と消費者の関係が長期的なものへと変化していきます。

日本国内には、高い技術や志をもった繊維関連の企業が残っており、地場産業として地域の雇用にも貢献しています。
私たちは、自社の製造だけでなく、そういった企業と連携し『日本のモノづくりを残す』ことで、
衣服と消費者の関係を再構築し、廃棄問題の解決や、地域の発展に貢献したいと考えています。

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