商品の企画・販促のプロフェッショナルとして、パッケージデザインや店頭ツールの企画・デザイン・制作をはじめ、Webを活用したデジタルコンテンツ支援など、あらゆる角度から売れる商品のトータルプロデュースを担う共栄メディア。
今記事では、現在アウトストアプロモーショングループの営業担当として、新規顧客の開拓や提案をメイン業務としている錦山さんに入社からのキャリアについて聞きました。一つの社内でさまざまな経験を積み、スキルを磨ける共栄メディアの魅力にも触れています。ぜひご覧ください。
錦山 健太郎 / アウトストアプロモーショングループ
大学時代に学園祭運営局の局長を経験し、約130人が在籍する組織の本部にて企画推進・進行管理・外部との打ち合わせを担うなどイベント運営面で広く活躍。2021年の共栄メディア入社後は、印刷物メインの提案部署で営業に従事した。その後、2022年3月から自社運営Webメディア『Men’s App』の運営および新規開拓営業に携わる。現在はアウトストアプロモーショングループで新規開拓営業に取り組むなど、ひとつの社内で多様な経験を積みながら着実に成長中。
一つの社内でまったく新たな経験を得て
ーー入社後のキャリアを教えてください。
第二新卒として共栄メディアに入社後、1年目は研修期間として印刷物を中心に営業を担当しました。2年目は自社運営するWebメディア『Men's App』の運営を中心に新規開拓営業にも注力し、3年目に入った現在は新たな顧客の開拓を強化する当社の方針のもとで、メーカーを中心に新規開拓営業に力を入れています。
ーー現在に至るまでの話を詳しくお聞かせください。入社後は印刷物の営業担当として、まずはどんなふうに仕事を覚えましたか?
新卒や第二新卒で入社した社員は、社内のさまざまな部署で当社の業務内容を学びます。私はその後、先輩の営業に同行しました。ひとくちに「印刷物の営業」と言っても案件は多種多様で、作る印刷物の種類もさまざまです。先輩の営業活動を手伝いながら提案のポイントを覚え、親身に教えていただいたので営業の理解を深められました。
ーー入社2年目からWebメディア『Men's App』の運営や新規開拓営業にも取り組んでいます。
当時の『Men's App』は新事業として立ち上げたばかりで、当然最初は見向きもしてもらえない状態でした。そのため、まずは“数”で勝負しようと思いまして。取材依頼のメールを多くのお客様に送り、改善を重ねながら、お客様のリアクションを見てメール文面のバリエーションを増やしていきました。
その後はお客様のニーズに合わせたメールを送るアプローチにシフトし、徐々にお客様とのアポイント数を増やすことができました。
「待ち」から「攻め」の営業に
ーー現在のアウトストアプロモーショングループでは、どのような形で営業されているのでしょうか?
お客様が事業で成し遂げたいことや思い描くビジョンを実現するために、さまざまな提案をしています。たとえば、お客様から「印刷物を作りたい」とリクエストをお受けした際には、その背景をヒアリングしながらどんな手段が最適か検討し、より効果的なプロモーション施策を積極的に提案しています。
実は、以前の営業スタイルは“受け身”でした。2年目でWebメディア運営に携わり、新規開拓営業に取り組んでいましたが「当社のメディアで貴社をご紹介させていただけませんか? 当社は販売促進にも強みがあるので、ぜひご相談ください」といったように、どこか待ちの姿勢だったんですね。
今では「SNSによる情報発信や雑誌掲載で広くアピールして、インターネットショッピングの購入率を上げましょう」など、こちらから主体的に提案するスタイルに変わりました。
ーーお客様の課題解決により深くアプローチしているんですね。
印刷物にとどまらず、Webメディア運営に携わったことで提案の幅が広がりました。提案を採用いただいたあとは、お客様の企画・マーケティング・営業担当の方々と連携をとりながら施策を進めています。
ーー入社3年目の今は、より新規開拓に注力しています。営業の面白さを感じられているのではないでしょうか?
そうですね。提案したあとに感じるやりがいは大きくなっています。入社初年度は、お客様から「ポスターを作りたい」とご依頼を受ければ、その内容通りに見積もりを提出し、受注後に制作を進めて納品していました。
今ではお客様から「キャンペーンを考えてほしい」とざっくりとニーズをお伝えいただいたうえで、「ターゲット」「アピールしたいポイント」「予算」「実施するタイミング」「最終的に目指すゴール」など、お客様のご意向を細かくヒアリングして企画を立てています。
「このエリアには、どんな施策を打ち出せば訴求できるのだろう?」など、企画の骨子を考え、社内のデザイナーや協力会社と一緒に具現化していくプロセスを通じ、提案のポイントを学ぶ日々です。所属する会社は変わらないものの、まったく新たな仕事に取り組んでいる感覚ですね。
営業力を磨いた先に見据えるキャリア
ーーこれまでに印象に残っている仕事を教えてください。
入社2年目に新規開拓したメーカーのお客様から、ご依頼をいただくまでのプロセスが印象的です。メディア運営時に関係をアポイントをとれたお客様で、1年半ほど通い続けました。
訪問時にはお客様と雑談するなど、ささいなコミュニケーションを重ねていくうちに関係ができ、色々と相談してもらえるようになりまして。ある案件でお声がけいただき、見積書を提出して「金額的にも合う」とのことで、他社さんに依頼されていた業務を当社にお任せいたけるようになりました。「継続は力なり」と言いますか、行動し続ける大切さを身をもって学びましたね。
また、普段企画を一緒にプランニングいただいている協力会社からご依頼を受け、営業担当として全国展開する飲食店のキャンペーンツール制作に携われたことも印象に残っています。多くの人々に親しまれている店舗に掲示するポップやポスターを作り、実際に店舗で見た際には達成感を覚えました。
ーー入社から3年間、社内でさまざまな業務を担いました。今後経験したい領域や伸ばしていきたいスキルはありますか?
営業スキルを伸ばすことはもちろん、現在数多く取り組むプランニングのスキルを高めたいですね。お客様のニーズに沿いながらもイメージを超える企画を立て、自信をもってプレゼンすることで採用いただけるようにチャレンジしていきたいと考えています。
若い世代が加わり変革が進む中で
ーー今、共栄メディアは若い世代のメンバーが多く入社しています。20代の錦山さんはどんな思いでいますか。
同世代のメンバーが増え、仕事以外の会話も含めてコミュニケーションを取る機会が増えました。仕事の相談がしやすくなり、相談し合う機会も増えましたね。その点、若い世代のメンバーは以前よりも居心地の良さを感じられるようになったのではないでしょうか。20代のメンバーもアルバイトを含めて10人おり、しばしばランチに出かけているようです。
これまで少なかった若い年代が増えたことで、各世代が円滑にコミュニケーションをとれる環境が整いつつあると思います。
ーーさまざまな営業スタイルを経験した錦山さんから見て、共栄メディアの営業担当はどんな方が活躍できると思いますか?
やはり最も重要なことは、コミュニケーションが好きかどうかですね。お客様の課題をヒアリングするため、そしてお客様によい印象をもっていただくためにもコミュニケーションスキルは欠かせません。
もうひとつは、成長意欲のある方でしょうか。新規事業や新規開拓営業への注力、社内で若い世代が増えているポジティブなタイミングですから、主体的に働きながらステップアップして、中心メンバーとして活躍したい方が合っていると思います。
ーー当社は若い世代が増え、人材教育に力を入れています。錦山さんも成長を感じられているのではないでしょうか。
当社はOJTに加え、社内外での研修を通じてスキルアップできる環境で、入社時から成長した実感がありますね。ビジネスマナーなど基礎的な学びにとどまらず、実際にお客様とかかわる中では「覚えるべきビジネスの仕組み」「営業活動のポイント」など、当社の事業責任者から“営業活動で活かせるポイント”を直々に教わることもできました。
社員一人ひとりが自ら「仕事に取り組みながら覚えていく」努力も大切ですが、若い世代が活躍するには、会社が時間と費用をかけて人材育成に取り組むことも必要だと思います。その点、共栄メディアは今後も人材育成に力を入れていく方針です。
将来のキャリアを見据え、成長できる環境でキャリアをスタートしたい方にとって、共栄メディアは就職先として後悔しない環境が整っていると思います。スキルを磨き、キャリアを築いていきたい方はぜひ当社で新たな一歩を踏み出してください。