みなさまこんにちは!オーシーエムの岡野です。
今回は、前回に引き続き社内報より代表取締役 押田のインタビューをご紹介いたします。
ぜひご覧くださいませ。
システムエンジニアリングサービスによる社会貢献を目指し、
日々挑戦を続ける株式会社オーシーエム。
その代表取締役を務める押田和浩に、社内環境整備へのこだわりやオーシーエムの未来を伺った。
押田が理想とする会社とは。
代表取締役
押田 和浩(おしだ かずひろ)
ゼロから体制を作り上げる
オーシーエムは、もともと父親が起業したシステム会社で、押田が入社したのは2008年。金融関係の取引先との間で大きな案件に取りかかる計画があり、「開発エンジニアとして大規模プロジェクトのPM補佐(PMは顧客)をやってみないか」と父親に声をかけられたのが入社のきっかけだ。それまでネットワークエンジニアとして経験を積んできた押田にとって、開発エンジニアは畑違いの分野だったが、キャリアの幅を広げて大きく成長できるチャンスと捉え、大規模プロジェクトへの挑戦を決意する。
当時の会社は、社員とパートタイムのスタッフを合わせても6~7名という小さな規模であった。就業規則もホームページもない状況だったため、押田は取締役として社内の体制づくりに取りかかった。とはいえ、エンジニアとしては顧客から請け負った仕事を優先させなければならないため、社内体制の整備については週末を利用して進めるしかない。こうして多忙のためになかなか着手できない課題が、10年以上にわたってたまり続けていった。
組織の基盤作りに本腰を入れようとようやく決意したのは、代表取締役へと就任した2021年。入社した当初から共にがんばってきた社員たちも、ほとんどが40代になってしまった。彼らの貢献に報いるためにも、押田は現場を離れる決意を固め、会社経営へと注力していく。長年の課題については、優先順位をつけながら着手していった。
活気のある職場を目指した取り組み
代表取締役となってからは、営業力の強化に力を入れてきた。エンジニア業務に専念するあまり、手薄にしてきてしまった部分だ。そうした反省点も踏まえて顧客開拓のためのアクションを積極的に起こし、取引先の拡大に努めている。
社員のワークエンゲージメントを向上させる取り組みにも力を入れている。社内体制の仕組みについては、現場を担うエンジニアならではの思いや気づきを大事にしながら整備していきたいと常々思い続けてきた。そのため、評価基準の明確化や特別休暇制度の導入、OCMアワードの開催、エンジニアのフォローアップ面談などについて制度化し、体制の充実を図っている。
社内報を通じて皆の成長を促したい
押田はこのたび創刊する社内報に、2つの目的をもたせている。会社が掲げる理念の共有と、新しくできた社内制度の周知だ。直近の2年間で加わったメンバーには、これらについて採用時に説明する機会を設けているが、長く勤務している社員の間には今一つ浸透していないと感じている。客先に出たままほとんど顔を合わせないメンバーが多いという実情が、その理由だ。
こうした状況も踏まえ、この社内報を導入した。会社の理念や社内制度と共に、今後目指していく方向性についても誌面を通じて周知していく。インタビューや企画記事を、社員同士のコミュニケーションを促すためのツールとしても活用していくつもりだ。仲間たちのがんばりに刺激を受ける機会を、いくつも作っていきたいと考えている。
すべてのメンバーが輝ける会社に
社内制度やルールの本格的な運用は、まだはじまったばかりだ。足りない部分や進化させていくべき点を、皆でブラッシュアップしていくことにより、より強固なプラスの連鎖が生まれていくと押田は確信している。
2023年4月からは、エンジニア主導の新部門「OCM事務局」が立ち上がった。担当者の任期を1年に定め、勉強会やクラブ活動、食事会の主催を任せるほか、OCMアワードの企画・運営なども担ってもらう予定だ。エンジニアが能動的に社内イベントに関わることで、職場の活性化が図れると期待している。
今後の課題は、人材の確保。現状では、エンジニアの人数がプロジェクトの規模や案件数に追いついていない。稼働できる人数が増えれば取り組める案件数も増えて、賃金アップという形で皆に還元していける。営業職も含めて人材の確保に注力し、会社のさらなる発展を目指していくつもりだ。
いかがでしたか?
弊社に興味をもっていただけましたら、ぜひHPもご覧くださいませ!
>インタビュー内のOCMアワードについてはこちらの記事をチェック!
株式会社オーシーエムでは一緒に働く仲間を募集しています