今回は、私たちの会社が、どのようなことをしているのかをお伝えできたらと思います。
家や学校、職場や遊びに行った先でも必ずあるものが【水】です。
それは手を洗ったり、おトイレで使用したり、お料理を作ったり。なくてはならないものですよね。
側にあって、行く先々で当たり前に使えるものだけに、それがどうやって供給されているのかあまり気にしたことがないと思います。
建物が新しく建つ際に、蛇口を取り付けるだけでは水は出ず、出すためには様々な過程があります。
水を供給するには、水道管を管理している各市町村の水道局から承認を受けなければなりませんが、その承認を受ける為にさまざまな準備をします。
先ず、建築予定地付近に水道管があるか等を調査。供給可能か確認ができたら次は、どれだけの水の量が必要か。それに合わせてどのような方法で水を運ぶかを考えていきます。
水の使用量を決めたら、建物の形状に合わせて給水方法を検討します。
給水方法にはおおまかに、①直接水を送る ②高い建物はポンプアップして送る ③使用する水の量が多かったり、水を断水することのできない建物なら、一旦貯水してから送る などの方法があります。
まったく同じ建物や状況はほぼないので、さまざまなパターンがでてきます。
何度も打合せを重ねてこれらをまとめ、承認を受ける為に添付する図面等を作成し、水道局へ申請します。
承認が下りたら工事が開始され、たくさんの人が関わり、給水管が引かれて蛇口まで水が届くようになります。
届いてからもそれで終わりではなく、水道局の検査により安全が確認され、合格をいただいてようやく使用することができます。
そうして完成した建物や施設を利用する人たちは、快適に水が使え、生活ができるようになり、
当たり前にそこにあるものを私たちは用意するお仕事をしています。