皆さん新年明けましておめでとうございます!
株式会社大阪機器工作所の広報担当の青木です。
今回は2026年の幕開けに際して、大阪機器の菅俣佳代社長にインタビューを実施し、2025年を振り返りながら、会社の変化、社員への想い、そして2026年に向けた展望についてお話を伺いました。
インタビューの中で感じたのは、数字や成果だけでなく、「人の成長」を何より大切にする姿勢をより深く感じる瞬間がいくつもあったことです。
社員の“人としての成長”が、会社の空気を変えていった2025年
青木:本日はよろしくお願いいたします!
菅俣社長:よろしくお願いします。
青木:早速ですが、貴社の2025年を振り返っていきますね。ずばり、大阪機器の2025年はどんな1年でしたか?
菅俣社長:2025年を一言で表すなら、「人の成長を強く感じた一年」です。
売上や数字の話ももちろんありますが、それ以上に印象に残っているのは、社員一人ひとりの変化です。
特に感じたのは、「人としての成長」。仕事のスキルが上がった、できることが増えた、という話だけではなく、周りを見られるようになったり、相手の立場を考えて行動できるようになったりする変化が見えた気がしています。これらの変化があったことで、会社全体の空気を確実に変えていった1年だったと思います。
青木:その変化を感じたのが、毎年恒例開催の忘年会だと伺いました。忘年会についても詳しく教えてください。
菅俣社長:忘年会は毎年12月上旬に開催しており、2025年は特に「変化」を強く感じた会でした。うちは大阪と神戸に拠点があるので、普段はどうしても拠点ごとで動くことが多く、ゆっくり話す機会が限られてしまうんです。だから忘年会では、毎年必ずくじ引きで席を決めて、拠点や役職、年次に関係なく自然に混ざるようにしています。
形式ばった会ではなく、自由参加で、お酒を飲みながら気軽に話せる場なので、普段見えない一面が見えるのも忘年会ならではですね。今年は特に、「この子、こんなに変わったんやな」と感じる場面が多かったです。
青木:それはどんな変化だったんですか?
菅俣社長:たとえば10年ほど前は、飲みの席だけでなく仕事の関わりの中でも周囲との関わり方に課題を感じることもあった社員が、後輩に気を配ったり、場の空気を読んで話したりしていたんです。その姿を見て、人としての成長を強く感じました。
青木:10年でそんな変化があったんですね!その変化は仕事が影響しているんでしょうか?
菅俣社長:背景には、家庭を持ったことや、子どもが生まれたことが大きいと思っています。ここ数年で、社員に子どもが生まれるケースが本当に増えました。家庭を持ち、子どもを育てることで、どうしても自分中心の考え方ではいられなくなるんだなと。
「相手の気持ちを考える」
「自分がどう振る舞うかを意識する」
そういう感覚が身についてくるんだと思います。家庭を持ったことで自然と責任感が増したのかもしれませんね(笑)。そしてその変化が、そのまま職場でのコミュニケーションや仕事の姿勢に表れているので、社員の成長と会社の成長が、同時に進んでいる感覚があります。
忘年会は、ただ一年を締めくくる行事ではなくて、社員一人ひとりの成長を実感できる場だなと感じました。今年は特に、「人が育ってきているな」「会社の空気が確実に変わってきているな」と感じられる、象徴的な時間でしたね。
2025年の会社目標と、その結果
青木:忘年会の実感も踏まえて、2025年の会社としての目標の振り返りも伺えたらと思います。貴社の2025年はどのような目標を持って取り組んでいたのでしょうか?
菅俣社長:2025年の1番大きな課題・目標は、神戸拠点のフロント人材の採用でした。神戸は売上の割合が大きい拠点なのですが、長くフロントを担う人材が不在の状態が続いていたのが課題だったんです。
現場が回らないわけではないけれど、「軸がない状態」がずっと気になっていました。2025年は、その課題を何とか解決したいという思いが強かったですね。
青木:結果、どうなったのでしょうか?
菅俣社長:本当にギリギリでしたが、達成です(笑)。10月に入社してくれた方がいて、2025年中に滑り込みで達成した感じです。
青木:おめでとうございます!その結果を踏まえて、社長が感じたものはありますか?
菅俣社長:その方はWantedlyを通じての採用だったのですが、会社の雰囲気や考え方を理解した上で来てくれたことが、とても嬉しく、さらにこれからの会社にとって大きな収穫だと感じました。ただ「仕事があるから来た」ではなく、「ここで働きたい」と思って来てくれたという違いは、働き始めてすぐに伝わってきました。
青木:会社の「条件」を見て来たのではなく、会社の「想い」を見て来てくれたんですね。
想定外の“成長”が生まれた1年
青木:2025年は採用面でもさまざまな挑戦があったと伺いました。特に大きな変化は「外国人スタッフの採用」だと思うのですが、1年を振り返っての気づきや収穫はありましたか?
菅俣社長:外国人スタッフが入ってきたことは、思いがけず会社全体の大きな変化につながりました。彼らに教える必要が出てきたことで、大阪と神戸の社員同士の交流が一気に増えたんです。
以前は同じ会社なのに、拠点ごとに分断されているような感覚がありました。それが、自然と「教え合う」「助け合う」関係に変わっていったのは、大きな成長でしたね。
青木:しかもそこには、社員さんが自発的に動く姿も見られたとか。
菅俣社長:そうなんです!言わなくてもやるんだ、というのは正直びっくりしました。一見控えめだった社員も、自分から動いていて...。
これは本当に“嬉しい誤算”でした。人って、環境次第でここまで変わるんだなと感じました。
大阪機器の“組織観”──一丸ではなく、個々が最大値を出すチーム
青木:ここまでのお話を踏まえても、大阪機器さんの組織づくりは、少し独特だなと感じました。「一丸となる」よりも「個々を大切にする」という考え方ですよね。
菅俣社長:そうですね。私は「みんな仲良く同じ方向を向く」ことを、あまり理想にしていません。人はそれぞれ違って当たり前なので、個々が最大限力を出した結果、チームになる方が強いと思っています。
先輩が後輩に頼ることもありますし、年次に関係なく「できる人がやる」。そういうフラットな関係性が、少しずつできてきたと感じています。
青木:フラットといえば、社長ご自身の立ち位置や社員との接し方も、とてもフラットですよね。
菅俣社長:社長室にこもるのは性に合いません(笑)。私は基本的にフロアにいて、社員に何かあったらすぐ話せる距離感でいたいと思っています。
自分の失敗談や弱い部分も話しますし、その方が社員も話しやすいですよね。もちろん、間違ったことをしたときはきちんと叱りますが、それも含めて信頼関係だと思っています。
社長だから偉い、という立場でいたいとは思っていません。社員が働いてくれているから、会社が成り立っている──その感覚は、常に持っています。
青木:2026年に挑戦したいことは何でしょうか?
菅俣社長:2つあります。
1つ目は、若い世代との出会いを増やしたいです。仕事の内容をきちんと理解した上で、「これ、面白そう」と思って来てくれる人と働きたいなと思っています。
2つ目は、「仕事の工程を映像で伝えること」にも挑戦することです。1つ目の目標に繋がるのですが、うちの会社って、実はかなり幅広い工程の仕事をしているんです。ただ、それがうまく伝わっていない感覚がまだまだあります。
分解、整備、組立、テスト、脱着まで、いろいろな工程があることを知って、そのどれかに興味を持ってもらいたい──その面白さをもっと知りたいと私たちの会社を選んでくれる人が増えたら嬉しいなと思っています。
青木:素敵な2026年の目標をありがとうございます。
2026年も「人とともに成長する大阪機器」であれ
青木:最後に、これから入社を考えている方へメッセージをお願いします。
菅俣社長:正直、特別なスキルや完璧さは、最初から求めていません。もちろん、仕事として覚えなければいけないことや、基礎はきちんと学んでもらいますが、それ以上に大切にしているのは、「自分なりの楽しさ」を見つけられるかどうかです。
- 電子カタログを見るのが楽しい
- 組み立てが楽しい
- 洗う作業が好き
その人にとっての「楽しい」「好き」という想いは、必ず強みになります。
さらに言うなら、「やってみたい」「これに挑戦したい」という気持ちを、ちゃんと口に出せる人と働きたいですね。大阪機器は、やらされる仕事ではなく、自分の意思で関わっていける会社です。ここでなら、仕事を通して自分自身も成長できる。そう感じた方と、これから一緒に働けたら嬉しいです。
青木:ありがとうございました!これから出会う人たちと、さらに成長していく2026年の大阪機器の成長もすごく楽しみです。
最後に
今回のインタビューを通して強く感じたのは、大阪機器が「人の成長」をとても大切にしている会社だということ。
社員一人ひとりの変化を丁寧に見つめ、その成長を喜びとして受け止める社長の姿勢が、社内のあたたかい雰囲気をつくっているのだと感じます。
2026年は、どんな人が加わり、どんな“楽しい”が生まれていくのか。これからの大阪機器の歩みが、ますます楽しみになりました。