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偏愛を語る金曜日

almaで働くうえで、毎週楽しみにしているのが金曜日。「明日から週末だ!」という高揚もあるが、僕が楽しみにしているのは金曜18時からの「alma Friday」。

alma Friday というのは、毎週行われる全社MTGで、前半はプロジェクトの進捗を共有したり、次週のプロジェクトの配置を決める比較的仕事寄りなコンテンツ、後半はメンバーが毎週交代してお届けるLTの時間とカルチャーを切り口にメンバーを称賛し合う時間で構成される。

週の成果を喜び合い、次週への英気が溜まる素敵な時間だが、僕が特に好きなのはメンバーによるLTの時間だ。LTを担当した人は、次週のLTを行う人を指名することで、毎週じゅんぐりで出番が変わっていく。

LTのテーマは基本自由ではあるが、もっぱら自分の偏愛を語ることが多い。

自分が大好きなゲームのものづくりを紐解いてプレゼンしたり、サウナやパロサントなど今ハマっているリラックス方法について語ったり、音楽をもっと広く深く楽しむためのSpotifyの活用方法を紹介したり、居酒屋通いで学んだコミュニケーション術の仮説をプレゼンしたり。ちなみに最後のは僕です。

メンバーのLTを聞くと、毎回感動するし、ポジティブな気持ちになる。自分の好きに対して、深く深く掘った内容はもちろんだし、何より楽しそうに話している。また、自分の出番が回ってきてLTを作るときに、毎回自分の好きなことを改めて深掘って、新しいことを知って興味がさらに湧き、偏愛に拍車がかかる。べつに競うものではないが、「僕だってこんなに◯◯が好きなんだ」とアピールしたくなるため、毎回準備を頑張る。

人の偏愛を知ることで、その人の人間の深い部分を知ることができる。そして、より一層その人のファンになる。自分のことも同じで、偏愛を通してメンバーには「こんな人なんだ」とわかってもらえてる気がする。よく大事と言われる「相互理解」を促進するのにもってこいの切り口が「偏愛」だと思う。

また、これも実際にあったことだが、人の偏愛LTを聞いて、自分もそのことに興味が湧く。その人にいろいろ教えてもらうことで、自分の世界が広がる。そこのコミュニケーションがとても楽しかったりする。

どれだけ人数が増えても、この偏愛LTは残ってほしいと個人的には思う。それがメンバー同士の結束を強め、almaがチームとして強くなれる一つの手段だと確信している。

もしかしたら、人のメンバーの偏愛を聞くこと、自分の偏愛を語ることに対して、僕はかなり偏愛を持っているのかもしれない。

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