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【インターンインタビュー】「抽象的な”デザインの良し悪し”を言語化してくれる」クオーツだからこそデザイナーとして一流になれる理由

スクールでデザインは少し学んだものの、実務経験は0という辻さん。そんな彼女がどのようにしてデザインを学び、仕事を行っているのか深堀りしてみたところ、「高頻度で質の高いフィードバック」が上げられました。クオーツのデザイナーとして成長できる理由が隠された記事になっているので、デザイナーを検討されている方は是非ご覧ください!

辻 鷹佳 / インターン生

音楽系の専門学校に進学し卒業後、音響関係の会社で音響エンジニアとして従事。2022年3月末からクオーツ社のインターンに参加。2022年9月よりデザイナーとして就職予定。

音響エンジニアのアシスタントとして就職。その後、新たな表現を追求しようと、クオーツのインターンへ。

――辻さんは一度社会人を経験されてから、クオーツ社でインターンを始めたと伺いました。まずは学生時代に勉強していたこと、その頃抱いていた将来のビジョンを教えて下さい。

もともと音楽が大好きで、ライブへ行く度に音響エンジニアの仕事に憧れていました。高校卒業時の進路も、音楽系の専門学校を選択。「音で空間をデザインする」人になりたいと思っていたんですよね。専門学校在学中は、勉強中心の生活で、プライベートで打ち込んだことも、あまりなかったかも(笑)。そのおかげもあったのか、最初の就職では憧れていた音楽系のイベント運営会社に内定をいただくことができました。音楽ビジネスは東京がメインなので、就職と共に上京。10代の頃の夢が叶ったと思った瞬間でした。

――ところが就職してほどなくすると、新型コロナウィルスの大流行が始まってしまったんですよね。音楽関係の業界は、大打撃を受けた業界のひとつだったと思います。

そうなんです。入社してしばらくは、ライブ会場で、音響エンジニアのアシスタントとしてイベント会場の現場で実務経験を積んでいたのですが……。コロナの影響で、音楽イベント自体が激減。働きたくても現場自体がなくなってしまいました。「こんな状況がいつまで続くのだろうか」という不安と、給料が6割までカットされたことも堪えましたね。初めての東京生活で、経済的にも厳しいと感じるようになり、一年ほどで退職し、地元の関西へ戻りました。

――「デザイナーになりたい」という思いは、いつから芽生えたのでしょうか?

関西に帰ってきてから、何か手に職をつけないといけないと感じ、地元のハローワークへ行ったんです。そこで、職業訓練所でWebデザインの講習会を無料で行っていることを知りました。そこで音楽も絵も「人の心を揺さぶる」という点は一緒だなと感じたんです。それに高校時代に、スマホのアプリで簡単な動画編集や、画像の加工をするのが好きだったので、Webデザインを学ぶのも楽しいかもしれないと思いました。

――職業訓練所ではどんなことを勉強されたのですか?

期間は約3か月で、HTMLなど基礎的な言語と、コーディングを学びました。あとはフォトショップやイラストレータの基本的な使い方を教わった感じです。デザインの最新技術を学ぶ、というところまではいかなかったものの、改めて「自分で何かを作る」仕事は、自分に向いている、と自信を取り戻せた3か月でした。

ただし就職となると、経験者採用が多い業界なので、すぐにWebデザイナーとして働くのは難しいなとも感じていて。スクール通いが終わった後も勉強は独学で続け、SNS上で、スキル向上のための情報収集と、気になるデザイン会社を調べたりしていました。中でも、クオーツの社員の方の発言が心に刺さって、よくチェックしていました。そんな折にインターン募集の告知を知り、応募したら、すぐに採用が決まりました。職業訓練所には2021年の11月~2022年の1月末まで通っていたのですが、それから2か月後の、2022年3月末からは、インターン生としてクオーツへ通うことになりました。

抽象的なデザインの"証明の仕方"まで。感覚ではなく、論理的で徹底したフィードバックが貰える環境が。

――今は、どんな働き方をしていますか?

10時~19時までの固定時間で勤務中ですが、社員になったあとは、フレックスタイムで働くことになると思います。インターン生は、私を含めて数名ほど。美大在学中の方が多い印象ですね。音響エンジニア出身の私は、異色の存在かもしれません(笑)。

――デザインの実務は未経験だった辻さんは、まずどういう仕事から始めましたか?

まずはデザイナーの元について、デザイン案のアイデア出しなどからスタートしました。それから、弊社の清野が作っていたWebサイトをスマホ版に作り替える仕事なども任せてもらえるようになり。清野はクリエイティブディレクターとしてもデザイナーとしても、経験値が高く、センスも優れており、憧れの先輩です。他の先輩方もひとつひとつの作業に対して、きめ細やかにフィードバック&フォローをしてくれて。彼女達のように尊敬できる先輩と出会えたのも、前職とは大きく違う部分です。

クオーツのクリエイティブディレクターが"一過性のデザイン"ではなく、"耐久性のあるデザイン"にこだわる理由 | 株式会社クオーツ
"本質を捉えた強い耐久性のあるデザイン"を目指して、クオーツ社でクリエイティブディレクターとして活躍されているのが清野さん。前職では、大手百貨店のグループ会社である広告代理店で働かれていました。これまで彼女が培ってきたキャリアと、クリエイターとして大切にしていることを伺ってみました。 清野明香 / クリエイティブディレクター ...
https://www.wantedly.com/companies/company_1393527/post_articles/408407
清野さんのインタビュー記事はこちら!

――清野さんを始め、クオーツで働く先輩社員や上司のどんな部分に「フィードバックが手厚い」と感じますか?

私の場合は、デザインの初心者レベルから入ったので、そもそものロジックが分かっていない部分も多くて。例えば「この部分の見出しは、縦と横、どちらにしたらいいんだろう?」、「デザイン的に美しいのは縦な気がするけど……なぜ?」というような、初歩的な質問にも"機能的な観点"と"ビジュアルデザイン的な観点"の2軸でわかりやすく教えてもらうことができて、腑に落ちました。デザインの基礎構造しか学んでいない者からすると、クオーツの先輩デザイナー達からの実用性が高く、経験に裏打ちされたフィードバックは、本当に勉強になりますね。また、皆さん言語化能力が高く、感覚的なものではなく論理的な説明をしてくれるので、デザインという抽象的なアウトプットの"証明の仕方"を学ぶことができています。

それから、代表の白石と近い距離感で仕事ができる部分も大きいです。白石は、何を聞いても「今、忙しいから」とは絶対に言わないんです。必ず「どうした?」と、私の疑問に答える時間を取ってくれます。インターン生となると、大人の中で働くわけですから、

ちょっとした質問や、声がけも緊張してしまいがちだと思うんです。でもクオーツの場合は、そういう“心の垣根”がいい意味で低く、リラックスして働けます。それでいて、デザイナーとしての奥行が広い方々が多いので、実践で教えてもらえることは、本当にたくさんあります。私の場合、インターンを初めてから2ヶ月で、デザインを最初から最後まで1テーマ、任せてもらえることもできました。

入社前と入社後のデザインの変化(入社前に作成したLP)
入社前と入社後のデザインの変化(入社後に作成したLP)

――今は、どんな仕事をしていますか?

自社のD2Cブランド開発に社員の方と一緒に立ち上げから関わらせていただいています。具体的にはライフスタイルブランドのコンセプト設計から商品企画、デザインの提案まで行っています。社員になることが決定しているということを踏まえても、ここまで大きなPJに携われることは貴重な機会だと実感しています。何より、0ベースでブランドが立ち上がる全工程を直近で見れる会社はあまりないのではないでしょうか。

実際に案出しをまとめたもの

――今後、辻さんは社員としてクオーツに入社予定です。転職先をクオーツへ決めた理由はなんですか?

デザイン未経験の時期にフィードバックやフォローアップがあった安心感、そしてある程度独り立ちできるようになったら、裁量権の多い仕事に携わらせていただけたことと、社内の風通しのよさも、就職を決めた大きな理由でした。ここなら、自身がやりたかった「人の心を揺さぶる」ということができる状態に近づけるのではと思い。

クライアントが持つ世界観を引き出せる唯一無二のデザイナーに

――デザイナーとして成長真っ最中の辻さんですが、今後はどんな人材を目指していますか?

まだあまり大きなことを言える立場ではないのですが(笑)。これまで少しずつ業務に関わり、時にはクライアント先と直接やり取りする経験も積んだことで、クライアントそれぞれが持つ世界観は無数にあるし、それを引き出していくのが、デザイナーとしてのやりがいだなと感じたんです。なので、「クライアントが持つ世界観を引き出し、表現できる人」ですね。

こういう目標が持てるようになったのも、インターンながら、たくさんの場数を踏ませてもらえたおかげだと思います。

それからさらに、クオーツのデザイナーは、それぞれがプロとしての強みを持っています。私はまだ修行中ですが、将来的には自分らしい強みを持ったデザイナーになりたいですし、そういった心意気を後押ししてくれる社風を実感しています。

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