株式投資をしている方、興味を持っている方であれば、株で儲けたいと思っている方がほとんどだと思います。当然のことですよね。
多くの人が株で儲けることを夢見て株式市場に参加しますが、残念ながら大きな損失を抱えて市場から撤退してしまう人も少なくありません。
株式投資で成功するためには、正しいトレードの技術を身に付けて、実践し続けることが重要です。
トレードの技術を身に付けずになんとなく株を始めて儲かるというのは、よほどラッキーな人でなければ滅多にないことでしょう。偶然大儲けしたとしても、再現性のない手法でトレードを続けていたらすぐに資金はマイナスになってしまいます。
では、株で儲けるためにはどのような行動を取るのがいいのでしょうか?
今回は、株式投資で儲けたい人がしなくてはならないことを、3つのポイントに絞って考察していきます。
株式投資で儲けたい人がしなくてはならない3つのこと
株式投資で「簡単に儲けられた」という人がいるかも知れませんが、それは一時的にたまたま勝つことができたか、もしくはよっぽどの強運の持ち主かです。これではギャンブルと変わりませんね。
通常、株式投資で成功するためには、楽をしてなんとなくエントリーしていては決して成功することはできません。
では、どのようなことをすればよいのでしょうか?
その1:地道な努力
株式投資で儲けたい人がしなくてはならないことの1つ目は「地道な努力」です。
株式投資というと短期間で大儲けする一攫千金のようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかしそれは運や巡り合わせによることが多く、そのような一時的な成功は成功しない場合が多いでしょう。
有名な野球選手だって普通の人には真似できない積み重ねがあってこそ、世界的に有名な野球選手として大きく大成したのです。
株で儲けるためのお手軽で簡単な方法というのは無く、地道な努力が欠かせないということを理解しておきましょう。
その2:自分のトレードを振り返る
株式投資に取り組んでいると、時には損失が生じるなど上手くいかないこともあるでしょう。
そのような時に誰かのせいにするのは簡単です。
「マーケットがたまたま良くなかったから」、「トランプ大統領の発言があったから」、「値上がりすると教えてもらったのに値下がりしたから」など、うまくいかなかった言い訳はいくらでも思いつくことができるでしょう。
しかし、それらの外的要因のせいにしていたら、自らの成長にはなにひとつ繋がりません。
そうではなく過去のトレードを振り返ってみて「もっとこうすればよかったのではないか」、「次はこうしてみよう」と自らのトレードの反省点を分析して、失敗を次回に生かすことでトレーダーとして成長することができます。
自分の成功トレードと失敗トレードを見返してみて、それぞれどこが良かったのか、悪かったのかを分析することは今後のトレード技術を上げるためには必要なことです。
トレーダーとして成長し続けることは、長期的に株で儲けるために欠かせません。
その3:正しい株の技術を身につける
ここまで地道な努力と自分を省みることが大切であることをお伝えしてきましたが、それらの努力の方向性が間違っていればトレーダーとして成功することはできないでしょう。
自己流で株のトレードを一生懸命頑張っても、その手法が誤っていれば儲けることはできません。
株式投資で成功するためには、正しい株の技術を身につけることが大切です。
正しい株の技術を習得するための努力を続け、やがて正しい株の技術を習得して実践することで、株で儲けることができるようになるのです。
正しい株の技術を習得する方法
株で儲けるために必要な3つのことについてご紹介しました。
このうち1つ目と2つ目である「地道な努力」と「自分のトレードを振り返る」ということは、心がけ次第で今日からでも実践することができるでしょう。
それでは3つ目の「正しい株の技術」とは、どのように習得すればよいのでしょうか。
自己流の手法は間違っていることも多いので注意する必要があるでしょう。
正しい株の技術を身に付けるために有効なのが、テクニカル分析を習得することです。
テクニカル分析とは株価チャートを分析し、過去の値動きから将来の値動きを予測することです。
スポーツ選手が毎日の練習を欠かさず一流の選手になるように、イラストレーターが毎日何十枚も絵を描き続けることで売れっ子になるように、テクニカル分析もたくさんのチャートを分析して「練習」することが欠かせません。
地道な練習を継続するためには、途中でめげそうになっても誰かのせいにするのではなく、自らと向き合って努力し続けることが大切です。
テクニカル分析を習得するためには、地道な努力と自らを省みる姿勢が欠かせないのです。