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What we do

■“遊休スペースの活用”と“働き方”の課題を同時に解決する「分散型ワークプレイス」 近年、IT企業の積極的な誘致を行っている九州・宮崎は、その暮らしやすさ・過ごしやすさから、ワーケーションとして訪れるビジネスマン・関係人口の増加で注目を集めています。その一方で、テレワーカーなど独立した働き方をする人たちの受け皿となるようなスペースが少ないのも事実です。 宮崎を始めとした九州全土におけるワークスペースの少なさや、一か所のコワーキングオフィスで起きがちな「周囲に集中力を削がれる」「社外秘な話ができない」「利用ルールがわかりにくい」「コミュニティが出来上がっていると入りにくい」といった課題を解決すべく、2019年1月に設立された九州アイランドワークは、「分散型ワークプレイス」で新しい社会インフラの構築を目指しています。 KIWは「はたらくをオフィスから解放する」をコンセプトに、5年後までに九州内で335カ所のワークプレイスの展開、有料会員登録者数2000名以上を目標としています。「分散型ワークプレイス」は、月額15,000円というリーズナブルな価格で、快適な環境が整った複数のワークプレイスを利用できるサービスです。 各ワークプレイスは、駅から徒歩圏内のビジネス街にある空きビルや、地域に眠る空き家・廃校などの遊休施設をリノベーションして利用するほか、九州に300カ所あるという無人駅の利活用、さらに西日本高速道路㈱(NEXCO西日本)・宮崎大学地域資源創成学部と連携した社会実験事業としてサービスエリアにトレーラーハウスを利用したワークスペースの設置などを予定しています。

Why we do

私たち九州アイランドワーク株式会社は、真剣に九州で「新しい働き方」ができるための社会インフラの構築を目指しています。 私自身、東京から大分へ移住し、地方のオフィス環境の悪さや共用空間の少なさにとても驚き苦労しました。 地域経済の衰退は中小企業のオフィス環境の悪さに大きな影響を及ぼしています。 そのため、働きやすいオフィスは今後ますます減ってしまうのではと危惧しています。 また、地方の空き家は、全国各地でとても深刻な問題となっています。 これからの時代、新しい働き方は大都市圏だけのものではありません。地方でも新しい働き方に合わせた、新しいワークプレイスは必要です。空き家や廃校などの遊休資産を活用しながら、また既存のコワーキング施設やカフェ、自治体の共有施設などと連携し、自社オフィスとKIWのワークプレイスを使い分けながら、自由に働くという九州にしかない新しい働き方をつくっていきます。分散型ワークプレイスをみんなでシェアすることにより実現していきます。

How we do

まず、一番最初にみなさんが疑問に思われるのは、分散型ワークプレイスってなに?と言うことではないでしょうか。 簡単言うと、コンビニのように色々な場所に大小様々なワークプレイスをつくります。そして、それらを定額制で自由に利用できるようにしていきます。働く場所を1ヶ所に集中させず、様々な設備や様々なロケーションの分散するワークプレイスが新しい社会インフラを構築します。 私は、東京で働いていた時からあまり会社へ出社することはなく、カフェや図書館、自宅近隣のコワーキングなどを利用しながら働いていました。東京にはスポット的に働ける場所がたくさんあり、様々な場所を転々としながら、テレワークをしていた経験が、分散型ワークプレイスの構想に繋がっています。