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【エンジニアインタビュー】コミット最速課長が語る、今までとこれから。

こんにちは。コミット採用担当です。今回はSI事業部2部1課課長の塩川さんにお話を伺いました。塩川さんは現在入社6年目。コミット史上最速で課長に昇格しました。そんな塩川さんの仕事に対する想いを伺いました。

サークルに打ち込んだ学生時代。着実に結果を残してきたと思う。

こんにちは。塩川です。趣味は将棋、ゲーム、そしてフルーツパフェを食べること。大学では経営・流通マーケティングについて学んでいました。大学時代一番力を入れていたのはサークル活動。そのせいで大学は1年留年してしまいました。大学とインカレサークルで英語研究会に所属していました。特に英語が好きだったわけではなく(正直英語は全然話せないです…)友人から新しいことを一緒にやろう、と言われて参加しました。

リーダーシップをとることは好きだったのでサークルには全力を尽くし、大学の方は会長として120年の歴史の中で歴代1番良かったと言われるような成績を残し、インカレのほうでも執行役員として渉外の立場でメンバーが伸び伸び活動できるような運営ができたと思います。

大学のサークルで一番力を入れたのは、「いかに会員数を増やすか」ということ。過去5年間のサークルの報告書を読み込み、データの分析を行いました。その結果分かったのは、どんな取り組みをした年でも、例年2割の会員が辞めているという事。そのため退会させないための取り組みではなく、会員数を増やすための取り組みを行い、30名以下だった会員数を90名近くまで増やす事ができました。

ただ、実現できたのは1人の力ではありません。責任感が強いタイプなのと、やると決めたらしっかり結果を残したいと思っていたので、サークルを盛り上げ、会員増につながる取り組みについては「何かあったら責任を取るから、思いっきりやって欲しい」と声をかけていました。

実は当時、一部からは“カリスマ”と呼ばれていたのですが(今となっては恥ずかしいです…)そうやって周りを引っ張って、巻き込んでやってきたところがそう見えたのかもしれません。周囲を巻き込んで物事を進めていく思考は、今の仕事でも活きていると思います。

何がやりたいとかは特になかった。なんとなくベンチャーが良いかなと思った。

同期で新卒でフリーランスをやっている人がいたり、先輩に起業に誘われたりというのもあって、元々は起業か就職で悩んでいました。悩んだ末就職を決めたのですが、正直会社のイメージ、働くイメージがあまりついていなくて。大手よりかはベンチャーかなって思っていたくらい。いずれ起業することを考えてスタートアップベンチャーも考えていたため、その時にエンジニアは候補としてはありました。ただ、手に職をつけるという意味合いが大きかったので業界研究はあまりしていませんでした。

コミットに出会ったのは本当にたまたまで。選考を受けていた人材紹介会社にコミットを紹介されたんです。実際に選考に進んでみて、面接の雰囲気が良かったんですよね。自分がやってきたことには自信があったのですが、コミットの面接の時それをうまく伝えられなかったんです。良かったことがもっと説明できたはずなのに響かなかった、と思っていたのですが、それを当時採用を担当されていた秋澤さんが、面接でちゃんと分かってくれて、自分が言いたかったことを聞き出すような質問をしてくれたんです。この人すごいなと思いましたし、良い人がいる会社だと感じました。

実際に入社してみて、思っていたよりもベンチャーっぽさがないなと感じました。競争意識が高いというのがベンチャーのイメージでしたが、どちらかというと、お互い切磋琢磨しあう雰囲気があるなと思いました。

エンジニアは仲間と一緒に目標を達成する仕事だと思う。

学生時代サークルで渉外を担当し、企業の方にイベントの協賛依頼の交渉を行う中で、営業は向かないかもなと思っていました。コミュニケーションが必要な点はエンジニアも同じなのですが、営業はどこまでいっても相手がお客さんだったんですよね。エンジニアは共通の目標があり、一緒にそれを達成していくので、お客様=仲間という意識が強いと思います。

あとは、エンジニアってこう思う/こうしたいという感情の話じゃなくて、こっちのほうがいい/こっちのほうがうまくいく、といった目的を達成するための手段や方法の話になるので、そこもはっきりしていてやりやすいと思っています。

自分の意見が通らないことももちろんある。それでも提案することは続けていきたい。

自分は伝えたいことは伝えたいタイプ。相手が白と言っても黒だと思ったら言うし、新人のときも遠慮はしていませんでした。もちろん当時は経験や知識が足りず、意見が通らないことも多々ありました(中には自分のほうが正しかったんじゃないかな…と思うものもありますが…笑)。自分はそれでも腐らず意見を言い続けてきましたが、部下にも同じように成長していって欲しいと、若いメンバーの意見をできるだけ聞き、良いものは採用するよう心がけています。話を聞いてわかりにくい場合はもっと深堀りをしたり、ロジックの弱いところは追加の情報を与えて補強したり…。提案してそれでダメだったらそれで良いと思うんですけど、やっぱり考えなくなるのは違うなと。そんな想いから意見を出しやすい環境づくりを心がけています。

最速で課長になれたのは、インプットとアウトプット。

休日も新しい技術や必要な技術について本を読んだり、興味を持ったことについて勉強したりと、インプットを多くしていることも理由の1つですが、それ以上に手を挙げすぎるタイプだったのが一因だと思います。勉強ももちろん大事ですが、インプットだけでは意味がありません。必要な知識を身に着けつつ、圧倒的な量のアウトプットをすること。そうしてきたことが結果につながっていると思います。

自分の場合は、どんどん上の仕事を取りにいっていました。業務としては、1年目の1月から手順書のレビュアーを担当。今思うと実力は伴っていなかったと思いますが、それでもレビューを繰り返すことで、かなり経験を積むことができたと思います。2年目はチームで1番大きな仕事を担当しつつ、レビュイーの方にはまだまだだとご指摘をいただきながら、レビュアーをやっていました。

3年目には自分の業務だけではなく、自社の別部署の業務にも自ら進んで取り組みました。それだけではなく、社員旅行の企画担当や内定式の企画担当など、社内の活性化にも携わりました。この年、一般社員として最優績賞と、社員によるMVPを獲得することができたのが、課長になれたことにつながっていると思います。

こうして少しずつ積み上げてきたものでお客様の信頼を得、今の自分につながっていると感じています。

ちゃんとしたリーダーではない。でも引っ張る時は引っ張っていく。

もともとリーダーシップをとって物事を進める喜びが好きでしたし、考えて実現する今の立場は、新人の頃にやりたかったことの一つです。今はメンバー全員に目標を立ててもらい、それを共有し、チーム全体で個人の目標を達成していけるような仕組みを作っています。それをやることで確実に力もつくし、目標をベースに会話できるようになりました。

自分が頼られていると感じたときに、期待以上の成果を出せるように頑張ろうと思えます。

頼りにしてくれることが嬉しいと、また頼りにしてもらいたいと思うからです。チームとしても少しずつ団結できてきていると感じます。後輩の成長を言語化できるときも嬉しいタイミングの一つです。リーダーとしては抜けていたり、ちゃんとしていない部分もあると思いますが、ぐいぐい引っ張る時は引っ張りつつ、基本は相手の目線に立ったコミュニケーションを心がけていきたいと思っています。

今後は部長というポジションで、もっと大きな挑戦がしたい。

自分がリーダーシップをとって組織を運営していくことで、メンバーにいい思い、いい経験をしてもらうのが好きなんです。大学のときに会長をやった原体験がその感情のベースとしてあります。とても大変でしたが、歴代1番良かったんじゃないかと言われたことが嬉しかったんですよ。

まずは課長というポジションで、メンバーから塩川が課長で良かったと思われるような仕事をしていきたいと思います。そしてゆくゆくは部長として、もっと多くのメンバーにそういった想いを持てるような働きをしていきたいと考えています。そして、みんなのボーナスを5倍にできるような、そんな組織に、そして上司になりたいです。

現在就職活動をしている方に向けて。

コミットは協調性が高い人が多いと思います。部下に聞いてみたら、仕事とプライベートを分けたいというタイプよりは、友達と一緒に大きな成果を上げるのが楽しいというタイプのほうが向いているとのことでした。核心をついていると思います。

就職活動は、今までの人生を“自己分析”という形で振り返ることができる貴重な機会です。思い出したくないことや嫌なこととも向き合うことになると思います。ただ、この自己分析が今の自分が本当にしたい生き方と向き合うことができる唯一の機会になります。

自分と同じ体験をしてきた人はいません。ぜひ楽しんで、自分の行動の原体験と向き合ってください。

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