コロナに職を奪われた
私は新卒で入社した会社でプリクラの企画職を経て、
その後フリーランスでイラストレーターとして活動し、
ひょんなことからニューヨークに渡米しミシュラン一つ星店でマネージャーを務めていました。
しかし、そんな中突如現れた新型コロナウィルス。
そして急遽決まった日本への緊急帰国。
その時点でマネージャーとしての勤務はまだたったの3ヶ月。
次の仕事、未定。
一人暮らししていた家も渡米前に引き払い済み。
収入はゼロ、頼りになるのは貯金のみ。
(号泣)
…今振り返っても悲惨すぎて当時の自分をそっと抱きしめてあげたい気分です。
こんな絶望的な状況の中仕方なく帰国し、とりあえず実家に頭を下げて毎日掃除洗濯と引き換えにご飯を食べさせてもらい、家賃ゼロで生活させてもらっていました。(シンデレラ?)
そして、「コロナだし仕事なんて見つかるはずがない」と都合よく自分に言い聞かせていると、なんということでしょう、丸々4か月間の月日が過ぎていました。
この4か月間、私はニート生活を極めすぎて、自分のことを「プロニート」と堂々と言い張るほどにはプロニートでした。合コンに行っても、「はじめまして!あ、私の職業ですか?プロニートです!」と言っていた私は、モテるはずありません。
ため息。
さすがにそろそろやばいと思い、とりあえず転職サイトにいくつか登録し、転職活動をのそのそと始めました。
信念はいずこへ?
私は昔から何かを企画したり、斬新なアイデアを生み出すのだけは誰にも負けない自信がありました。
「静かにデスクワークを黙々とこなすより、外に出て多くの人と接点を持ちながら新しいモノ・コトに触れてクリエイティブなことがしたい!」
これは新卒の時からずっと大切にしてきた想いでした。
プリクラ企画やイラストの仕事をする中でも、
「こんなのあったらいいな」
「先方が希望している雰囲気に合わせてこういうのも提案してみようかな」
「あえて真逆の展開に持っていったらもっと良くなるかも」
こういったことを考えながらアイデアを生み出していくワクワク感が大好きでした。
しかし、プロニートというのは恐ろしいものです。(笑)
4か月間も仕事をせずにぐーたら生活を送っていた私は、「ワクワク感を味わいたい!」なんて気持ちはこれっぽちもなく、自分が大切にしていること・得意としていることがどんどん薄れていくのをひしひしと感じていました。人生におけるやる気すら失いかけていたといっても過言ではないかもしれません。
「何かしなきゃいけないのは分かっているのに、何からやればいいか分からない!とりあえずなんでもいいからやらなきゃ!大切にしていること?そんなんどうでもいいからとりあえず何かしら行動しよう!!!えい!もうどうにでもなれ!!」
…ってこんな時ありません?(笑)
私は完全にこれ状態でした。
ただ、これから会社に属す上で自分の中で絶対に譲れないポイントとして【やりがい・多くの人と接点を持てること・社風・ワークライフバランス】ということだけは掲げていました。
やりたい職種はこれといってなかったけど、ここだけは断固たる決意がありました。(笑)
なので受ける企業も全然定まっておらず、とりあえずマイナビに載っている会社情報の詳細欄を見て、これらのポイントが当てはまっていそうなものにひたすら応募していました。
具体的には、アパレルスタッフ、東京駅構内でのチョコレート販売員、エステティシャン、ヨガインストラクター、英会話スクールの講師、美容関係の提案営業、不動産営業、保育園の先生、大手の秘書など、「大丈夫そ????」と真顔で突っ込みたくなるくらい職種の軸がバラッバラのままむやみやたらに履歴書を出していました。(笑)
「今、4か月半絶賛プロニートです!」
そんな中、ある日マイナビで『スリホ』という定額制のカラープリンターの刷り放題サービスの営業職を見つけました。
大元の会社を見てみると、株式会社C-mindというところで、革新的なサービスをたくさん展開しているベンチャー企業とのこと。
ほうほう。
「営業だったら多くの人と接点を持ちながら数字を追ってやりがいを感じながら楽しく仕事できそう!」という呑気な考えのもとすぐさまエントリーし、すぐにオンライン面接の日程が決まりました。
当日はドキドキして面接を迎えましたが、いざ画面越しの白Tを着たラフで超フランクの男性を見た瞬間、少し前まであった緊張が一気にほぐれたのを今でも覚えています。
終始、ガチガチの面接という感じは全くなく、まるで仲のいい先輩と話しているかのような感じでした。
ざっくばらんに話している中で、「最終経歴がレストランマネージャーってなってるけど今は何してるの?」という質問を投げかけられ、「今、4か月半絶賛プロニートです!」と勢いよく、もはや面白おかしく受け答えできたのも、この人事の方故だと思います。
画面越しでも伝わる安心感があったからこそ、私も包み隠さず過去のことをたくさん語ることができました。
新卒の時に企画したプリクラ機の話や、イラストのお仕事を全て飛び込み営業で獲得していた話などをする中で、「かっこいいね!すごいね!行動力やばいね!」とものすごい褒めてくれたのが今でもすごく印象的です。
なんか他人からしたら自分の功績がただの自慢のように聞こえてしまうんじゃないかって不安になるときありません?(笑)
だけどC-mindの人事はめちゃくちゃ聞き上手で、自分の良さとか過去の実績をうまく引き出してくれて、自分が一番ほしいタイミングで完璧なリアクションをくれて、こっちが気持ちよく・自分らしく話せる環境をばっちり備えてくれたんです。
いや~~これって簡単そうでなかなかできないと思うので、本当にすごいことだと思います。(え、誰様????)
その方が一番左の小林さん!
面接の最後にはインスタを教えるまで打ち解けてしまい(笑)、とってもフレンドリーな会社だなと純粋に思いました!
「君は営業じゃないよ(笑)」
後日、最終面接のために本社に行くと、オンライン面接の時とは別の男性がいました。
当時の率直な印象は、「わお!お髭!スマホケースがスパイダーマン!ちょい怖そう!でも笑顔が素敵!あ、でもやっぱりちょい怖そう!」でした。
これが今の直属の上司の芝田さんです(笑) えへ(ちなみに全然怖くないデス)
芝田さんと話していく中で、「スリホの営業で応募したみたいだけど、話を聞いてる限り君は営業じゃないよ(笑)クリエイティブディレクターとしてカリクルで一緒に働かない?」と言われ、カリクルの革新的で学生想いなサービス内容を聞いて一気に惹かれたのを鮮明に覚えています。
詳しく話を聞く中で、「この仕事、やりたい!!!」と強く思い、自分が今まで忘れかけていた何かを生み出す【ワクワク感】というのがじわじわと蘇ってくるのを感じました。
これが私とカリクルの運命的な出会いです(照)
そんなこんなで二週間後にはC-mindに正式に入社し、クリエイティブディレクターとしてカリクルの業務に携わっていくことになりました。
いい意味で自由な会社
当時のびっくりエピソードとしては、入社した翌日に、「明後日先方にもっていく企画内容とプレゼン資料何か考えて作っておいて」と言われたことです。
「この人何言ってんだ??カリクルにとって一番大切なお客様、いきなり私に任せていいのか??」って思いました(笑)
当時は、「普通は上司から指示を出してきてそれに沿ってやるんじゃないの?!いきなり自分で考えて用意するってどうやればいいの?!」と混乱したのを覚えています。
だけど、今となってはそれでは物足りないし、自分にとってはつまらないな、と思います。
自ら考えて自ら行動する力を最初から養ってくれたおかげで、より一層クリエイティブ脳が鍛えられたと今では実感でき、自分の裁量で動けることに充実感を得ることができています。
否定せず、挑戦してみたいことはやらせてもらえる雰囲気が会社全体に行き渡っているため、自由に伸び伸びと働けるのがC-mindのいいところだな~とつくづく実感します。
C-mindに惹かれたポイント
何かの物語かな??と思うくらい長くなってしまいました、すみません。
ここまで読んでくださった皆さんにビッグラブです。
でも、C-mindの良さが少しでも伝わったんじゃないでしょうか?!
とりあえず最後にまたC-mindの良さを挙げるとしたら、
■社員が「他人」という感じがしないくらい皆温かい
■自分のいい所を発掘して伸ばしてくれる
■信頼があれば自由に仕事を任せてもらえる
■面白い人が多い
■オンオフの切り替えがしっかりしているからワークライフバランスが保てる
■事業部を超えた付き合いができる
■縦の関係がありつつも、雰囲気は完全に横の関係
■ベンチャー企業のガッツがある
■もっと頑張りたい!と思わせてくれる環境が整っている
私が最初に掲げていた譲れないポイントの【やりがい・多くの人と接点を持てること・社風・ワークライフバランス】は確実に備わっていると胸を張って言い切れます!
毎日仕事に行くのがこんなにもワクワクするなんて、昔は思ってもいませんでした。(嘘っぽく聞こえるけど、ガチです)
私の個人的なエピソードもりもりですが、その中で少しでもC-mindの良さを感じ取ってもらえたならこの長い記事を書いた甲斐があります!
私は中途で入社しましたが、
22卒の新卒採用もまだまだしています!
もちろん中途社員もウェルカムです!
フレッシュなインターン生も大大大募集中です!
イノベーティブなことを、皆さんと一緒にC-mindで創っていきたいです♡
それでは次の記事、カリクル鳥井のC-mindでの1日もお楽しみに!