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こんにちは!今回は、元教員という経歴を持つ寺門さんにインタビューしました。
スクール事業を経て、現在は新規事業で活躍する寺門さん。キャリアチェンジを経て経験を重ね、ステップアップを続ける過程には、どのようなストーリーがあったのでしょうか。
プロフィール
▼寺門 夏生/Natsuki Terakado
―簡単な経歴と、クルイトで担当してきた業務、現在担当している業務を教えてください。
青山学院大学教育学部教育学科卒業後、私立中高一貫校の英語教員として2年間勤務し、その後クルイトに転職しました。
入社後は中高生向けのオンラインスクールを運営するキミノスクール事業部に属し、キャリア教育のコンテンツ企画作成や営業業務を担当していました。
2023年7月からは保険代理事業部に異動し、現在はセミナーの企画運営や提携代理店向けの営業推進業務を行っています。
―教員からベンチャーに転職した理由を教えてください。
もともとは大学時代に英語教育をより良くしたいという思いから教員になり、忙しい日々の中にも学校現場で教育に携わるやりがいを感じていました。
しかし、今後のキャリアを長期的に考えた時に「自分のキャリアの幅をもっと広げたい」「今よりも自分を成長させられる環境に身を置きたい」という思いを感じはじめました。その結果、学校社会ではなく、一般のビジネス社会でキャリアを積んでみようという考えに至り転職を選びました。
もちろん教員を続けたい気持ちもありましたが、一度外に出てビジネス経験を積んでから将来的に学校に戻って来ることも、教員としての幅が広がり良いのではないかと考え、民間企業への転職に踏み切ることができました。
―クルイトに入社して感じたこと、よかったことを教えてください。
1つ目は教育に貢献したいというビジョンを持って働いている方が多く、同じ方向性に向かって、日々刺激を受けながら仕事ができることです。
もちろん、どのように教育に貢献したいかは人によって様々で、「大学受験を通じて自己実現のお手伝いがしたい」という思いの人もいれば、「中高生に勉強っておもしろい・自分にもできると実感してほしい」という思いの人や、「赤ちゃんや子育てをするパパママのために子育て環境を良くしたい」という思いの人など、様々な方が在籍しています。クルイトの強みは民間教育・家庭教育など、複数の領域で教育事業を展開していることだと思うので、教育というものを通じて皆が繋がっていること、そして色々な角度から教育をより良くするために取り組めることはとても価値のあることだと思っています。
2つめは問題発見力・解決力・改善力・スピード力を高められることです。
これらは私自身もまだまだ向上させたいスキルではあるのですが、ベンチャー企業の性質上、個々の裁量も比較的大きいため、とにかく課題を見つけて改善していくことが重要になります。
例えば、今の事業全体のボトルネックになっている課題はなにか、なぜその課題が発生しているのか、今後どのような解決策が考えれるか、その解決策をどのような手順で実行していくか、などを自分事として捉え、改善する力が高まりました。どのような事業でも上手くいく事ばかりではなく、何かしらの課題に直面する時があると思うので、こういったスキルは今後どのような場所でも活かしていけると考えています。
―新規事業に携わるようになってからの感想をお聞かせください。
保険代理事業は社内でも始まったばかりの事業で、まだ正解がわからない部分も大きいです。
例えば私が担当しているオンラインセミナー施策では、毎回の目標数値がありますが、それを大幅に達成できた回もあれば、達成できなかった回もあります。どうしたら今後セミナー施策が上手くいくのかについてチームメンバーと議論をしたり、時には有識者の方に助言も頂きながら、試行錯誤の中取り組んでいます。
そのような中でも、セミナーを通じてお客様にご満足いただけたり、家族にまつわるお金の悩みを解決いただいた時には、とてもやりがいを感じます。
また、以前在籍していたキミノスクール事業部では、「中高生やその保護者様のために」という気持ちで日々の業務に取り組んでいましたが、現在の保険代理事業では、「妊娠中の方や小さなお子様の育児をされている方により良いサービスを届けたい」という思いで取り組んでいます。
私自身もこれから子どもを持ち育てたいと考えているので、プライベートでの出産や育児経験も今後の業務に活かせるのではないかと思い、楽しみな気持ちもあります。
事業としてはまだゼロイチの段階ですが、1日も早く事業が軌道に乗るように今後もチームメンバーと協力して日々頑張っていく所存です。
―ずばりクルイトの魅力を教えてください!
1つ目は私のように異業種・未経験からでも挑戦できる点です。ポテンシャルや強い思いがあればチャレンジする環境は誰にでもあるので、そういった文化があるのはとても魅力的だと感じます。
2つ目は女性にとって働きやすく、かつ多彩なキャリアを描けることです。私自身も結婚を機にライフスタイルが変わったため、思い切って異動を相談してみたところ、有り難いことにスピーディーに対応いただき、異動を実現することができました。そのおかげで現在は家庭と仕事を両立しながら、保険代理事業で新たなキャリアを築き始めています。周りには子育てをしながら働いている方も多いため、お子さんの急な体調不良での看病やお迎えなども、周りの理解があるなと感じます。私自身も将来のことを考えた時にそのような環境下で仕事ができるのは安心できますし、長期的なキャリア形成ができる点でも女性にとってのメリットは大きいと考えています。
―教員時代やスクール所属時代に培ったことで、現在の業務に活かせていると思う部分を教えてください。
スキルというよりは新たな視点や意識として培ったものになるのですが、1つは当たり前や常識を疑うこと、2つ目はユーザーの立場に立つ、ということです。
前者に関しては、教員時代に強く意識するようになりました。以前世の中でもブラック校則等が話題になったこともあると思いますが、学校という場所には、やはり今の時代にそぐわない校則や考え方などが存在すると感じます。学校現場でそのような場面に直面した際、「それって本当にこれからの時代を生き抜く子どもたちにとってベストなのだろうか?」「今まで正しいとされてきたものを大人が押し付けてしまっているのではないか?」のように考えることが多々ありました。そのような経験もあり、一度学校の外でキャリアを積んでみようという考えに至った部分もあるのですが、教員時代に得た「当たり前や常識を一旦冷静になって考え直す視点」というのはスクール時代も現在の保険代理事業部においても活きていると感じます。
2つ目の「ユーザーの立場に立つ」という点はスクール時代に大きく培ったものだと感じています。例えば個人営業で見込み客である生徒・保護者様と面談をする際などは、ご本人たちが何に悩んでいるのか、それがどうなったら嬉しいのかなどをしっかりヒアリングし、ユーザーの立場に立った発言・提案をすることができるようになりました。現在は以前のように個人営業をする機会はありませんが、保険代理事業が提供するサービスの最終的な受け手であるユーザーの気持ちは常に考えながら取り組むように意識しています。
―キャリアに悩む人たちへのメッセージをお願いいたします。
「やりたいことや今後のキャリアがまだ見えないけど今の環境を変えてみたい方」や「挑戦してみたいけどなかなか決心がつかない方」など、様々な思いを抱えながら自分のキャリアに向き合っている方も多いかと思います。
私自身もまだまだ自分のキャリアに自問自答することもありますが、数年前に同じような思いを持っていた身としては、まずはちょっとしたことで良いので小さな行動を積み上げることが大事だと考えています。私が教員時代に転職するかどうかを悩んでいた時は、自分の中だけで考えても答えが出なかったので、私のことをよく知っている家族や友人に相談をしてみたり、興味のある会社のWantedlyの記事や、その会社で働いている方たちのプロフィールページを読み込んだりしていました(クルイトもよく見ていました笑)。
そういった様々な小さな行動の結果、よしやってみよう!と転職に踏み切ることができました。もしそれがなかったら、ぐるぐると考え続けるだけで、「やっぱりいいや」と諦めてしまっていたのではないかと思います。
また、もし小さな行動を積み上げてもそれでも迷ってしまうような時は、私の場合は、直感でも良いから自分がよりハッピーになれる方を選ぶようにしています。
もちろん直感で動けるかどうかは性格にもよるとは思いますが、時には思い切りも必要だと思うので、思い切って新しい道に飛び込んでみるのも良いのではないでしょうか。あとは最終的に選んだ道を正解にするしかないと思います。
キャリアについて決断をするのは簡単なことではないと思いますが、皆様の今後のキャリアがより良いものになるよう心から願っております!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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