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「未来の農業を担う子どもたちのお手伝い」

 

新潟県見附市の小栗山地区で、地域活性化企業人の事業として、小学5年生が田植えから育てた稲の稲刈り体験にサポートで参加しました。

このイベントは、地域の農業の魅力を伝え、地元では「学校米」というブランドもあり、何よりも地元農産品の認知向上を目指すイベントだと思いました。

私もこの活動を取材しながら、実際に稲の手刈り体験をサポートしました。稲刈りには、鋸鎌という特殊な稲刈り用の鎌を使用します。この鎌は刃の部分がのこぎり状で鋭く簡単に指が切れてしますほど鋭い刃物です。ベテランの市道で1株ずつ手のつかみ方、刃のさばき方と指導を受け刈り取る作業を体験。





子どもたちは初めての体験に戸惑いながらも、次第にコツを掴み、一生懸命に稲を刈り取っていました。

刈り取った稲は稲わらを使って束ねる昔ながらの方法で作業をし、力加減や束ね方に苦戦しながらも、それぞれベテランに聞きながら協力して作業を進めました。

束ね終わった稲は軽トラックに積み込み、小学校のプールサイドのフェンスに「はざがけ」という方法で干しました。

天気が良ければ3日ほどで乾燥し、その後脱穀して食用米になります。この一連の作業を通じて、子どもたちは農業の大変さと楽しさを実感しました。




今回の体験では、稲刈りだけでなく、流通体験も行いたいとのことで、先生と自分たちが育てた米がどのように市場に出るのかを簡単なマーケティングの話を交えながら談笑。

子供たちには農産物がどうやって消費者の手に渡るのか、値段がどうしてつくのかなどを理解してもらえればと思いました。

獲れたお米は試食会で味わうだけでなく、実際に販売したいとのことで、経済活動の一端を知るためのいい機会だと思いました。

この体験を通じて、子どもたちは農業の大切さを実感し、実際に流通させることで経済活動の一端を担うことができれば、将来こうした体験が未来の農業事業者やマーケターを育てるきっかけになればと期待しています。

地域の農業を支える次世代の育成に向けて、今回の稲刈り体験は大きな一歩となりました。子どもたちの笑顔と真剣な表情が印象的で、彼らの未来を感じることができた気がします。地域の大人たちも協力し合い、子どもたちの学びを支える活動ができました。

地域創生はこうした体験を通じて、地域全体が一体となり、未来の農業を支える力を育んでいくことが課題でもあり醍醐味ですね。

作業の後はベテランの農家さんたちとお茶を囲みながら鳥獣被害の話しや後継者の話を聞きながら楽しく談笑させてもらいました。

農業の課題は様々で、マーケティングの知見不足、流通に関する可能性、農業六次化への挑戦など、これからチャンスのある産業だと思いました。地域創生って大変ですが、こんな貴重な体験ができる仕事なので一緒に楽しみませんか。

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