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【続・エンジニアインタビュー】neuetのエンジニアが発揮する「バリュー」とは? 少人数でも活躍できるわけを聞いた

みなさんこんにちは!neuet 採用担当です。
私たちのページをご覧いただきありがとうございます!

チャリチャリを運営している neuet には、様々な魅力のあるチームがあります。

今日はエンジニアのお二人に、今の組織や求められる能力、成功体験について聞いてみました。

<登場人物>

聞き手: 採用チーム

話し手: VP of Engineering - hirutas(ひるた)さん  ​​/ Engineer - sgswtky(すぎさわ)さん

採用チーム

今日はエンジニアのお二人へのインタビュー第二弾ということで、エンジニアの体制の話から聞いていこうかなと思っております。

hirutas:

今は正社員が2名と、業務委託の方がいて全部で10名弱のチームです。私は今年の3月に育休から戻ってきたんですけど、育休の間、バックエンドはsgswtkyが中心となって担当してくれていました。。neuet開発チーム内では正社員や業務委託というところに大きな差異はなく、業務委託の方も積極的に開発や設計を進めているというのが現状です。

採用チーム:

そうなんですね。様々なバックグラウンドを持つ人と一緒に働く上で大事にしているポイントってどんなところですか?

hirutas:

一緒に働く上で大切にしているところとして、お互い自律的である、ということでしょうか。自分で課題を見つけて取り組める人の方が、neuet開発チームを楽しみながら仕事ができると思います。sgswtkyとも一緒に働いて丸2年になりますが、自身で課題を見つけて動くタイプなので本当にありがたい存在です。

採用チーム:

一緒に働き始めて印象的だったことを教えてほしいです。

sgswtky:

hirutasがとても丁寧に1on1をしてくれたのが印象的でしたね。どんな小さなことでも、一つ一つコミュニケーションをとって丁寧に疑問点を潰してもらうというような感覚なのですが、おかげさまで常にスッキリした状態で仕事ができるなと感じています。なかなかこんな環境はないと思いますし、今でもとても魅力的だと思っています。

hirutasは自分で手を動かしながらチームも束ねる立場にあるので、少しの時間も惜しいはずなんですが、その中でもコミュニケーションを取る時間を惜しまないというのは本当にすごいことだと思っています。エンジニアのマネージャーでそういう人はあまり多くないですし、おかげで自分自身とても働きやすいと感じています。

採用チーム:

1on1ではどんな話をするんですか?

sgswtky:

そうですね。細かいところで言うと、特定の機能の仕様についての詳細や、アプリでのデバッグ方法、インフラストラクチャーも含めたサーバーの構成について、といったことも話しますね。

一般的に業務委託として働く場合、いまあげたようなことも全部文章化して、一つ一つ確認しないといけないんですけど、尋ねる方としては結構体力を使うものにもなります。なので、1on1の30分間のやりとりでそれらを徹底的に潰せるというのは本当にありがたいです。

あと、1on1以外でもDailyの時間やSlackを通じて頻繁にコミュニケーションを取るようになるので、よりタイムリーに必要なことが伝えられることによって開発の速度があがる、というような副産物もあるなと個人的には思っています。自律して進めやすい環境を整えられるようになっていますね。

hirutas:

そう言ってもらえて嬉しいです。sgswtkyは最初から信じてくれるというか、懐に飛び込んでくれるようなコミュニケーションを取ってくれたのですごくやりやすかったんですよね。もちろん、neuetもいろいろと発展途上な部分があるわけですけど、どんな状況でも一旦受け止めた上で自分で考えて動いてくれる人だなと思っていて、とても信頼しています。

エンジニアは技術職という特性上、sgswtkyのような人が割と少なくて、明確な指示の上でないと活躍が難しいという方や、チームの理想よりも個人の理想に向かって突き進んでしまう方も少なくないのでは、と感じています。それらを否定するわけではないのですが、neuetの今のフェーズでは、一旦技術的な課題や事業上の要望を受け止めた上で建設的な議論ができる人と一緒に働きたいなと思っています。

neuetの特性としてステークホルダーが多いというのもあって、様々な職種の人とコミュニケーションをとる必要も多いと感じています。自転車をただ使ってもらえればいいというだけではなく、使っていただく前にポート(駐輪場)でどういうデータが必要なのか、使っていただいている自転車の個体管理をどうしていくのか、システムで管理したいことがたくさんあります。

社内外、様々な人の目線に合わせてコミュニケーションがとれる、というのも開発チームで活躍できる特徴の一つです。sgswtkyもそういうことができるというところが強いですね。今の組織規模だと、エンジニアリングと事業の架け橋となるコミュニケーションをすべてやってくれるようなポジションの人がいるわけではないので、現状、neuetで評価されるエンジニアとしての能力の中に、各ステークホルダーとの関係構築も含まれると思っています。高い専門性というのはもちろん重要なんですが、それだけではなく他職種との連携も現状のneuetで求められる能力ですね。

neuetの場合、全職種共通して、お客さま目線でチャリチャリをいかに便利にしていくのか、つまり、お客さまの利用体験をどうやって向上していくのかという視点を大切にしています。それを模索しながら動いて、日々お客さまが便利になっているのかどうか考えながら動くということが求められているのでバランスを見ながら、優先順位をちゃんと考えて動く、という感じです。

もちろん、今後はサービスも伸びて、人も増えるので、違う価値を発揮する人も必要になるフェーズとなることもあるでしょう。例えばGoogleだと、検索のレスポンスを0.1%改善するだけで売上が大きく変わるような世界だと思いますが、今後のチャリチャリにもそういう技術向上にフォーカスすることによってパフォーマンスを発揮するような分野は出てくるはずです。ただ、現状の優先順位はそうではない。そのバランスを理解して動いてくれるメンバーと一緒に働きたいと思っています。

採用チーム:

専門性の高さを求めるタイミングもいずれは来るけど、今はバランス、という感じですね。なるほど。

hirutas:

現在は少人数で開発を進めているところなので、広い意味で「エンジニアリング」を楽しめる人がマッチするのではないかと感じています。

課題を見つけ出し、技術で解決するというベーシックな部分にバリューを感じる人。neuetでも「Karakuri」というバリューがあり、「すべての人に新たな価値をもたらす仕組み」を創り出すことを大切にしていますが、これはチーム全体で取り組まないとなかなか発揮できない難しいバリューでもあります。

アイデアや技術がなぜ求められているかというと、お客さまや社内の他部署メンバーも含めたすべての人に価値をもたらすためです。そのためには、全体の仕組みを自分ごととして俯瞰し、そして具体的な課題を特定して技術で解決できるような姿勢を自分で保ち続けられるということが非常に重要なフェーズです。そういう意味では、プロフェッショナルとして周囲を巻き込み行動していく「Scale Up」というバリューもneuetのエンジニア像を描く上で非常に大切なバリューの一つです。

採用チーム:

前回のインタビューの「Think Reality」と共に、「Karakuri」「Scale Up」というバリューも大切にされているんですね! sgswtkyさんにとって、この2年のneuetの仕事でバリューを発揮できたのはどんな仕事でしたか?

sgswtky:

App EngineのSearch APIを廃止したことですかね。

古いバージョンだったGoをバージョンアップしないといけないんですけど、バージョンアップに伴いプログラム内で使えなくなる機能がありました。App Engine固有のライブラリを多数使っていたのですが、バージョンアップ後はもう使えなくなってしまうという状況です。でも、Search APIに関しては、位置情報の検索などでかなり重用している機能だったので、それと同等の機能をどうにかして実現しないといけないという課題がありました。

この機能に限らずGoのバージョンアップにはどういう対応が必要なのかをエンジニアメンバーで洗い出して、徐々に潰していっていたんですけど、一番大きなSearch APIだけ残っていて、それをやり切ったのが2022年の12月。2021年の6月から着手して約1年半ほどかかったプロジェクトだけに、やり切った時は達成感がありましたね。結構大掛かりなプロジェクトだと思います。検索機能という、サービスの心臓部に近い部分をを丸々全く違うものに置き換えた。チャリチャリに乗ってるお客さまが全く影響を受けずに裏側だけ置き換えるというのは難易度が高かったかなと思います。

多くのお客さまが使ってくださっているからこそ、何かを間違えると全くライドができなくなってしまう危険性や、ライドがうまく終了できず課金が続いてしまうというような事態を引き起こす可能性もあるわけなので、とても緊張感がありました。それを問題なくやれたことは本当に良い経験だったと思います。特に福岡ではチャリチャリは交通インフラのように当たり前にそこにあることが重要なので、その信頼を裏切らない形で必要な改修を行えたことはエンジニアとしても価値のある経験だったと思っています。

採用チーム:

サービスを止めない価値、ですね。特に福岡では街のインフラとなっているからこそサービスを止めないことが非常に重要です。全体の仕組みを捉えた上でバージョンアップというプロジェクトを進めていくのもバリューが根付いているからなんですね。

sgswtky:

そうですね。それから、私は業務委託という立場ではあるのですが、そういったことは関係なく、こうした方が良いと思う、という意見を反映してもらえる環境があるというのはneuetの良いところだなと思ってます。

hirutas:

お客さまにより快適に、便利に使っていただくということを前に、立場や経験の違いは関係ないと思っています。お客さまファーストの視点になると、とても生き生きと仕事ができますし、使ってくださっているお客さまを毎日体感しながら働けるというのはneuetならではだと思います。

採用チーム:

なるほど、ありがとうございます!最後にneuetに興味を持ってくださっているエンジニアの方に向けてメッセージいただけると嬉しいです!

hirutas:

今は少人数で開発を一生懸命進めているところですが、私たちにはまだまだ力が足りていない状況です。

チャリチャリのお客さま向けモバイルアプリ、運営アプリ、バックエンド構造、すべてのエンジニアリングにもっと価値の高い「Karakuri」を思うままに実装できるフェーズであるところは魅力的です。お客さまの体験価値をneuetのバリューを通して向上しつづけていきたい、チャリチャリを通した移動体験を豊かにしたい、そういう大きな思いを大切にして機能開発や改修を進められるのがneuetに関わるメリットです。

第二立ち上げ期ともいえる今のフェーズを自律的に楽しんで過ごすことに興味がある方、まずはカジュアル面談のお時間をいただければと思います!


お忙しい中ありがとうございました!

neuet ではチャリチャリのシステム開発に関わるメンバーの募集も積極的に行っております。

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