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【私がここで働く理由】シェアサイクル 3 社を渡り歩く Manager から見た neuet をインタビュー!地域を知る、社会的インフラとしての責任など、チャリチャリならではの視界をお届け。
みなさんこんにちは!neuet 採用担当です。
私たちのページをご覧いただきありがとうございます!
チャリチャリを運営している我々 neuet には、少数精鋭ながらも
様々なバックグラウンドを持った人がいます。
今日は Fleet Manager (フリート マネージャー) の nomoto さんから見た neuet の内部に
迫っていきたいと思います。
<登場人物>
聞き手: 採用チーム
話し手: Fleet Manager - nomoto さん (のもとさん)
採用チーム:
nomoto さん、今日はよろしくお願いします!入社のタイミングで入社理由はお聞かせいただいていたので、今日はその後 2 年間で見えてきた nomoto 的 neuet のお話が聞けたら嬉しいです。
nomoto:
はい、是非是非。
僕は、時折結構辛辣なことも言ってしまうらしいので、その辺りはご了承ください (笑)
前回の社員インタビューでもお伝えした通り、シェアサイクル 3 社目という変わった人間です。
採用チーム:
シェアサイクルの魅力はどんなところにありますか?
nomoto:
魅力ですか?難しい質問ですね。
僕はもともと小売店で自転車の販売・整備をしていたんですけど、そこで働いている時に思ったことがありました。
1 万円とか 2 万円とかのいわゆるロープライスの自転車があると思うんですけど、
あれって結局売る側もあまり利益出ないですし、メンテナンスも担保されている訳でもないので。
人によりますけど結局、使い捨てみたいな形になるんであれば、そこに対してあまり誰かの役に立っている感覚だったり意義があると感じられていなかったんです。
その中で、普通に乗り物としてただ乗るだけみたいな、なんでもいいやみたいなこだわりがなければ、
シェアサイクルの方がいいんじゃないかなみたいに思って。
それをシェアするということで、放置されたり回収される台数自体も減りますし。
そこに意義があるかなと個人的には思っています。
採用チーム:
なるほど。シェアサイクルによって放置自転車問題の解消にも繋がるわけですね。
社会課題解決の一翼も担っているんですね!
nomoto:
そうですね、寄与できる部分はあると思っています。
僕も neuet に入社してから放置自転車に対して注目するようになった人間で、
他で働いているときはここまでひどいものだとは知らなかったです。
僕は四国で育ったので放置自転車というカテゴリ自体がそもそも無いといいますか、地方なのであまり誰も気にしていないという感じだったと思うんですよね。
有料で自転車を停めるという感覚もないような地方で。
でも東京や都心部に行くとほとんど駐輪禁止エリアだったりとか、駐輪場は当たり前にお金がかかりますし、さらに駐輪場に入れたくても駐輪場が空くのを何ヶ月も待たなければ入れない。
しかも、もう駐輪場は増やせないよっていう状態です。
都会、都心部になればなるほど、放置自転車への課題感ってのは大きいのかなっていうのはあって、
それに対する貢献はできているのかなと思ってます。
社会貢献、みたいな欲求が元々あったかと言われるとそうではないと思うんですけど、
こうして言葉にしてみると、仕事を通じて何かに貢献したいなみたいな思いは何かしらあったのかもしれません。そういうのがたまたまシェアサイクル事業の魅力という点で、僕の中で繋がったっていうのはあるかもしれないですね。
neuet 以外に 2 社シェアサイクルを経験して、
なかなかうまくいかなかったりで退職したんですけど、心のどこかに、シェアサイクルはまだやれる余地があるんじゃないか、と思ってまして、それで今に至ります。
今は、これまでの経験とか活かしつつも、新しいことにもチャレンジできる環境があります。
自転車屋さんに勤めているだけではアプリの開発にも携わることなんて無いじゃないですか。
シェアサイクル 3 社目とは言え、勉強になることが多いなって思いながら働いてますね。
採用チーム:
同じ事業、同じ市場にいらっしゃる他社を経験した上での、
neuet の特徴とか、違いとか、強みがあれば教えてください。
nomoto:
んー、これも難しい質問ですね。iemoto さんなら垂直統合って言うと思います。
僕としては、地域に根付いているっていうのが大きな強みかもしれないなって思います。
他社だと本部が東京にあって、地域へのセールスやその後の対応はパートナー企業がやっているという連携スタイルになるんですよ。
neuet の場合、契約時からずっと 1 社でやっていくので、同じ人間がその地域をずっと見てるわけです。なので、何かを反映したいとか、こういうのやりたいとか、こういう意見が上がりました、みたいなのが声としてサービスに届きやすいんですよね。
そういうところが、強みなのかなと思います。
先日熊本にサービスをローンチしましたけど、僕もしばらく熊本にいたんですよね。
すると、熊本には自然と詳しくなって。
街を知ると、使っていただくお客さまの目線や市民の方の目線でものを考えられるので、それが強みを生み出すことに繋がるような気がしています。
地域によって人の風土も、働く人の感覚も違いますし、道ひとつとっても違うんですよ。
自転車なので、利用しやすいかどうかは地形に左右されたりもしますし、車社会がどれだけあるとか、
観光地がどこにどのくらいあるのかとか。
そうして地域を知っていく過程は結構楽しい部分かなと思いますね。
採用チーム:
地域を知る、これは新しい発見です!また一つ楽しさを知りました。
neuet に入社して約 2 年ですが、ぶっちゃけどうですか?
nomoto:
そうですね、やっぱり、シェアサイクル 2 社渡り歩いて、こんなに多くの人に使っていただけるという世界観は経験したことがなかったので、使っていただいている方の多さを見て感動してますね。
入社して間も無くの頃は、すれ違うたびにお辞儀してましたからね (笑)。車に乗っててすれ違う時は、車の中でありがとうございますって呟いたりとか (笑)
今はだいぶ慣れてきましたけど、でも見ちゃうんですよ。大丈夫かな、なんか変なことないかな、困ってることないかな、とかって、つい見守っちゃいます (笑)
お客さまが使ってくださっている姿は、常に大きなモチベーションであり続けてくれていますね。
より多くのお客さまに喜んでいただくために、半ば強引に伸ばしていってる部分もあるなと感じてます。
なので、目標の追い方で言うと着実と言うよりは結構ストレッチしてる会社かなと思います。
まだゼロイチのフェーズだと思うので当然かもしれないんですけど。
あとは、いわゆるホワイトな会社だと思います。働き方の面では結構自由な会社ですね。
別にトイレ行きたかったらトイレ行くし、水買いに行きたかったらコンビニ行くし、というのは当たり前だと思うんですけど、許されない会社っていっぱいあるわけですよ。
そういうところはもちろん許容されてるし、シフト制の人もいれば、フレックス制の人もいて、4 時で上がれる日があれば 4 時で上がればいいし、有給も取りたい時に取る。そんな感じなんですよね。
あとは、そうですね、代表と気軽に喋れるというのも特徴かもしれません。
iemoto さんが非常に器量が大きい方なのでなんでもカジュアルに話せます。
ちょっと話が飛びますけど、iemoto さんは、非常に勉強されてる方で、自転車とかシェアサイクルとか、土地とか政治とか法律とか、仕事に関することの勉強量は敵わない、
こんなに勉強してる社長見たことない、すごいいろんなこと知ってるなってのを感じてます。
エンタメやカジュアルな話をしたら全然知らなくてびっくりしますけど (笑)
採用チーム:
自由な感じ、同感です!
ちなみに nomoto さん、チャリチャリのことを知らない人にチャリチャリってどんなサービスですか?って聞かれたらどう答えますか?
nomoto:
これはまた難しい質問!
移動に困ったら、チャリチャリの自転車あるけんそれで移動したら便利よって勧めるぐらいかな。
シェアサイクルの良いところって、固執しなくていいところだなって思ってるんですよ。
シェアサイクルを使わないといけないとか、毎日ルーティンでやるんだっていうのはシェアサイクルの本質から外れてると思うんですよね。
だから、移動の選択肢の 1 つ、気軽に乗れる移動の選択肢の 1 つなんです。
友達が来て、シェアサイクル使えよとは言わない。選択肢の 1 つとしてシェアサイクルがあるよ、と。
バスに乗り遅れちゃった時とか、バスがなかなか来ないとか、電車が来ないとか、行きたい場所の近くに駅がないとか、そんな時に使ってもらえるようなサービスなんじゃないかなと思います。
別にタクシーに乗ってもいいんですよ。銭湯行く時に。でも選べるよっていうことに価値がある。
選択できるってことに価値があると思ってます。
逆に言えば、帰りは雨降ってきたから傘さして歩いて帰ろとか、歩きたい気分だから徒歩で帰ろ、というのも選択肢だと思うんですよね。
その最たるもので、最も気軽に乗りやすいのが自転車っていうだけなのかなと。
今だとシェアするキックボードとか出てると思うんですけど、正直気軽に乗れるっていうと難しいと思うんですよね。ちょっと緊張感持って乗るみたいな。
僕も体験として乗ったんですけど、道路を走るというのもあってちょっと緊張しました。
そういったところで言えば、自転車は今世界中で最も気軽に乗れる乗り物なのかなと思います。
あとは、福岡に関しては特に交通インフラ事業として皆さんの中に根付いてきてるのかなという認識はありますね、少し大袈裟かもしれませんが。
これがなくなっちゃったらいろんな方が困るという自負はあります。
それだけ社会的責任が出てきているなというのも感じています。
ただ、本当の意味でインフラって呼べるなのかというとジレンマはあって、選択したい時にちゃんと使える状態である、それがないと話にならない、というのが本来のインフラだと思うので、そこまではまだ辿り着けてないんですよね。
常に自転車を選択できる状態ってシェアだと結構難しくて。常にそこにある状態を目指すと、店を構えて、常に在庫を抱えてやるレンタサイクルみたいな形になってしまうんですよ。
そのバランスを取るのが難しいなと思います。
SDGs の観点でも放置自転車は減らしましょうとか、自転車総台数を減らしましょうとかいろんな課題があるので、闇雲に台数増やせばいいわけではないんですよね。そこが難しいところです。
ゼロイチってそんなものかもしれませんけど、正解がないので手探りで探しているところです。
採用チーム:
なるほど。まだまだ伸びしろがあるわけですね。そうなるとどんな人と働きたいですか?
nomoto:
こうしたいんだ!っていう情熱を持った人がほしいですね。
逆に、これどうしたらいいですか?というような指示待ちの人だと困りますね。
僕らも正解がない中で考えながらやってるだけなので。
課題に対して、こうした方がいい!っていう情熱があればやればいいと思うんですよ。
明らかに間違ってたら間違ってますよってもちろん指導しますし。
チャレンジしてみる価値があるものっていっぱいあると思うので、トライアンドエラーを恐れない人だといいですね。恐れてたらちっちゃなことしかできないじゃないですか。
今のフェーズではもちろん、コツコツ積み重ねてやっていく部分もあるんですけど、
大胆にこうだって動かしていくのも時には必要になるので、そういったところの度量がある方なんかは必要になってくるかなと思います。
採用チーム:
とっても勉強になりました。ありがとうございました!
nomoto さんのお話を聞いて視野がすごく広がりました。
便利なサービスというだけではなく社会問題解決であったり、インフラとしてのジレンマだったり。
まだまだできることがありそうです。
ゼロイチで、正解がないからこそトライできることもたくさんある。
脳みそに汗をかきながら働いてみたい方、お待ちしています!