中村 きょうこ
関西支社マネージャー
Career Step
2006年
全くの異業種から転職。苦労の連続ではあったものの、関西を代表する大手電機メーカーに深くかかわる中で、この仕事の醍醐味を知る。2年後、マネージャーに昇格、チーム運営・部下育成を担いつつ、自らも顧客開拓・案件創出を行う。
2014年
やりがいを感じる最中、妊娠、約1年間の出産・育児休暇の後、復職。復職直後は、若手メンバーの育成や企画作成の支援などを担う。
2015年~
再び、顧客営業職のマネージャーとして、チームメンバーと共に、顧客開拓・案件創出を担う。子育てとの両立に格闘しながらも、チーム横断のPJなどにも関わる。
お客様に大きな変化やうねりをもたらす醍醐味。
現在、顧客営業職のマネージャーとして、日々、顧客対応や案件開拓と企画提案を行っています。なかでも大手電機メーカーでは、メンバーと共に、中期経営計画に基づいた人材開発施策の企画運営に関わっています。
セルムの仕事は、お客様の経営陣、担当者、従業員、外部コンサルタント、セルムのメンバーなど、多様な関係者の想いやこだわり、成し遂げたい事、不安やためらいなどを汲み取り、ひとつの方向へ向かうようチーム作りをしていくところに、何とも表現しがたいやりがいがあります。
私自身は、多くの関係者の中で、時に潤滑油のように、時にそっと背中を押す応援団のように、時に叱咤激励する母のように、勇気を出して一緒に一歩を踏み出す同志のように……、そうした七変化を意図的に仕掛けています。アウトサイダーでありながら、そこに自分自身が介在することで、お客様の組織に大きな変化やうねりをもたらす、それこそがこの仕事の醍醐味だと思っています。
何年も前にご一緒したお客様の担当者やコンサルタントに久しぶりにお会いした際、「あの時のプロジェクト、中村さんと一緒にできて良かったわ」と言って頂けることが時々あります。そんな時が最高にうれしい瞬間です。
ゼロからのスタートで、気が付けばセルムの仕事が好き。
大学では環境工学を専攻し、新卒ではあるシンクタンクに入社しました。主に省庁の政策立案に関わるプロジェクトに携わっていました。激務をこなす中、いつしか、自分自身のキャリアや組織における働き方などについて問題意識を持つようになり、セルムへの転職を決めました。
営業経験もなく、また、全くの異業種からの転職だったので、当時は、社内で飛び交っている用語や先輩方とお客様の会話が全く理解できませんでした。そこからは当時の上司や先輩方と共に、ホワイトボードの前で、何時間も議論して、企画を練って、お客様に提案する、という日々が続きました。さらに数年が経つと、さまざまなプロジェクトに関わり、そこで、多くの失敗と出会いを経験したことで、いつのまにか自分でも「想定外」なくらい、セルムの仕事にはまっていました。それはやはり、プロジェクトでご一緒する方々との出会いや、一緒に苦楽を共にした時間とそこから得られる充実感・達成感があったからだと思います。
手を挙げれば、チャンスをくれる。助けを求めれば、サポートしてくれる。
セルムという会社の最大の魅力は、自分でいくらでもチャンスを創り出せることです。入社以来、約8年間を営業に従事しました。その間、マネジメントも任され、チーム運営・メンバー育成にも携わってきました。入社9年目に出産・育児休暇を取得し、10カ月で復職。復職後数か月間は、これまでの経験を活かして若手人材の育成や企画支援などに携わり、現在は、再び営業に戻り、マネージャーを任されています。その後も自ら手を挙げて、関西支社や全社のプロジェクトにも何度か参画させてもらいました。
日々、営業や社内の会議、メンバー育成などで忙しくしていますが、より成長したいという意欲があれば、たくさんのチャンスが転がっている会社だと思います。
「皿回し」を楽しむ!
年間を通じて、テーマも多岐にわたり、規模も様々なプロジェクトが同時並行で進みます。常に「皿回し」をしている感覚です。その都度、ここで大事にすべきことは何か?何を優先すべきか?と自問自答しながら、頭を切り替えていく思考が求められます。さらに、「プレイヤーとしての役割」と「マネージャーとしての責任」、「仕事」と「家事や育児」など常に異なる次元のミッションも同時に回していかなければならないのです。
この10年間、マネージャーになり、母親になり、自分に課せられる役割は増えていますが、それも含めてチャレンジと捉え、日々、沢山の仲間や家族に支えられ、「皿回し」を楽しんでいます。