シャトー・ラグランジュ　Matthieu BORDES社長が虎ノ門本店にご来店！スタッフ向け特別セミナーを実施頂きました

サントリーが所有するフランス・ボルドーの名門ワイナリー「シャトー・ラグランジュ」を率いるマティウ・ボルド社長がカーヴ・ド・リラックス虎ノ門本店にご来店！ラグランジュの品質改善の軌跡を辿りながら1985年のヴィンテージから2019年迄、7ヴィンテージを紹介頂きました。そして通訳を務めて頂いたのは、そのシャトー・ラグランジュの元副会長を長く勤められた椎名さんという、なんとも贅沢なコンビ。お店の開店前の時間を使って約1時間半（当初予定は1時間でしたが…）、ご本人は当日夕方に帰国されるというハードスケジュールの中で、たっぷりと時間を取ってお話を伺う事が出来ました。

テイスティングのスタートは1986年から。ワインは全てスタッフ全員にマティウ社長から直接サーヴ。造り手から直接お話を伺う自体貴重な経験ですが、こうしたちょっとした事もワイン好きなら嬉しくなりますよね。

同銘柄の複数の異なるヴィンテージを同時に試飲すると、ワインは農産物だという事を改めて思い知らされます。明らかに異なるヴィンテージごとの色合い、香り、味わい。そして造り手のストーリーを聞くと、ブドウが収穫された年の状況を思わずイメージしてしまう程の臨場感があります。今回の７つのヴィンテージを試飲したこのセミナーはまさに、シャトー・ラグランジュのチームが造りあげたタイムカプセルのよう。収穫の時の喜び、楽しみ、苦労などの造り手の思いも、その年に享受した天候、土壌、全てが詰まっています。

私たちワイン専門店の仕事はこのような造り手の想いをワイン愛好家にしっかりとお届けしていく事。そのために様々な造り手、インポーター（輸入商社）さん、そしてお店にご来店頂いたお客様と日々コミュニケーションしています。

働いているスタッフのバックグランドもワインと同じく十人十色。自分らしさを出しながら、造り手とワイン愛好家を繋げていく仕事をしてみませんか？