"やりたい仕事に出会う" ということ ――― 社会に出てみて「 "仕事に出会う" は、難しいことなんだな」と実感しています。なぜ私がそう思ったのか、そして今カラカルメディアで何をしているのか、このページでお話したいと思います。
まずは私のプロフィールから。
のんびり屋、私のプロフィール
1996年9月22日に広島にて産声をあげました。その後、すぐに東京や大阪を経て、現在は横浜で暮らしています。
好きな食べ物は出身地・広島のお好み焼き。趣味は多く、筋トレ、スノボ、ダーツ、読書、料理。長らくキックボクシングを嗜んだ経験があり、格闘技観戦が何より好きです。休日のマイブームは、角上魚類なる鮮魚専門店で魚をまるまる一尾を買って食すこと。
アクティブな第一印象を持たれることが多いですが、実際はのんびりとした生活が好きです。人混みが本当に苦手。
・・・ちょっとだけ、こどものころの話
家庭の事情から問題のある小学生時代でした。目をかけてくれた先生には今でも感謝しています。(そんなこんなで小学生のころの夢は先生になること)
その後も、勉強や部活はじめとした学校生活で苦戦。中高6年間所属した陸上部の練習はサボりまくり。勉強ももちろんサボりまくり。高3の春、偏差値は38・・・。
「このままじゃいけない」という長年の思いが、18歳のときにやっと噴火。幽霊部員の立場で副部長に立候補し後輩を牽引、受験のために自習室で猛勉強。偏差値は 38 → 62 へ!
"やりたいこと" は簡単に見つからない。大学時代と就活について
本気でトライした受験でしたが、進学できた大学は不本意なものでした。受験勉強の反動からか、学業はいささかリラックスしすぎる方向へ。この間は、もとより好きな格闘技・キックボクシングに打ち込みます。実はこのとき、小学生のころから目指していた教職のための授業は履修していたものの、単位が足りないことに気づきました(汗)
大学を留年して教職の資格を取るか、4年間で卒業するかの状況。
うっかりのレベルを超える大失敗にひどく落胆しながら、4年生での卒業を選択。(大丈夫だとは思いますが・・・いま大学生のみなさんは私のようなつまらないミスをしないよう・・・)
失意と無気力の就活・・・の中で、気づいた大事なこと
まぬけな話ですが、突然はしごが外れる(しかも自分のミスで)と、笑ってしまうほど何をしてよいかわからなくなります。ずっと教員になるものと思っていたのですが。
4年生にして、"なんの仕事をするか考えよう" の宿題に取り掛かります。友人らは3年生の企業説明会などで済ませており、とにかく焦ります。さて「肝心のなんの仕事をやりたいか」ですが・・・
結論を言うと、在学中に答えは出ませんでした。
悩みに悩んだその一方で、自分がすでに持っている、価値のあるものやアドバンテージにも気づきます。それは、
- 大切な家族がいる
- 支えてくれる友人や恋人がいる
- まだ22歳である
- 地元の街や青空が好き
- 仲間との食事が最高に好き
"とりあえずかなり十分なものを持っている" ことを確認し、前向きになりました。前向きになれた一番の原因は、自分の大事なものを整理した結果、やるべき仕事・やりたい仕事を "見つけなければならない" という強迫観念から解放されたことです。
カーディーラーの内定ゲット!
そんなこんなで、私はカーディーラーの営業マンとして内定を獲得。決め手は下記です。
- 成長できる厳しめの環境
- 努力と結果の関係が明確
- 数字目標を立てやすい
- 車が好き、プレゼンが得意
のんびり屋でプラス思考の私は、"我ながらなかなかいい選択ができた" と思える就活劇でもありました。こんな私が「やりたい!」と思える仕事とカラカルメディアに出会うのはもう少し先。
社会人になって ~ カラカルメディアと出会うまで
社会人となってから、至ってまじめに勤務し、実績も残し、いっぱしの営業マン然として成長していきました(はずです)。大学時代の授業に比べ、社会人になってからの仕事は自分に合っていたよう。
ディーラーはパワハラやブラックなところが多い、なんて噂もあったのですが、私のいた職場の上司先輩がたは・・・
- 困ったら必ず助けてくれる
- ミスは尻拭いをしてくれる
- 笑顔が多く非常に優しい
- 新人に嫌な顔は絶対に見せない
- 新規顧客は新人に担当させる
などなど。みな親切でいい人たちでした。
大きな不満もなくまじめに日々の仕事をこなす中で、大学4年生のときに棚上げした命題がしばしば思い出されました。
「なんのために働くか、やりたいことはなにか」
職場環境にストレスはなかったものの "仕事が楽しい!" と言い切れるでもなく。楽しみは休日の食事や格闘技観戦という日々・・・。あとから知ったことではありますが、営業職は変化を感じにくく、マンネリは新卒の営業マンがしばしば陥るものだそう。
ひとことで言うと「張り合いが欲しい」という前向きな悩みです。会社で仕事をしてみて、やってみたい仕事がいくつか増えました。
- 変化が欲しい
- 新規事業に携わりたい
- 組織づくりをしてみたい
- 社員育成の仕組みを考えたい
- 好きな格闘技関連の仕事をしてみたい
そんな折、もともと知り合いだった代表の周(しゅう)から連絡が・・・!
本当に "やりたかった仕事" とは?
キックボクシングに励み、格闘技観戦が大好きだった私が、「格闘技のメディアを一緒に作らないか」と誘われたときは耳を疑いました。格闘技関連のウェブメディアを仕事にする発想がなかったからです。
代表の周の話を聞くところによると
- 創業期の仕事である
- それゆえ雑用も多い
- 就労環境も整備されていない
- 自由な面も多いが責任も生じる
- 国内で最高のメディアを作ってもらう
- それを実現できる組織作りにも尽力してもらう
とのことでした。特に、「格闘技メディアの運営」と「会社の組織を作る」という仕事は、私にとって圧倒的に魅力的です。代表の周は知り合いである私に対し仕事の注意事項について特に念を押したと思いますが、私はこれをチャンスととらえました。
やりたいことがなんなのかは、行動することで連想的に浮かぶもの
思い返すと、カーディーラー営業の仕事をまじめにやっていなかったら、この話をチャンスと思わなかったはずです。
なぜなら、何かを評価するためには比較対象が必要だからです。大学生のころ、仕事がなんなのかピンとこないまま仕事を選ぼうとしていました。
カーディーラーの営業職をやってみて、仕事に一生懸命打ち込んで、はじめて「もっとこうしたい」「こういうところを変えたい」とインスピレーションを受けたのだと振り返っています。
では「今はやりたい仕事をやっているか?」という問いについて。
不足は多いですが、かなり楽しく仕事をしています。
カラカルメディアにおける私の仕事
現在、私はカラカルメディアで下記の仕事を主に行っております。
- テキストコンテンツの作成(ウェブライター)
- ウェブメディアのデザイン
- メディア内における企画
私にウェブディレクターとしての経験は全くありません。しかし、創業期のベンチャーにしてはかなり細かくトレーニングをしてくれるという印象を持っています。
仕事をしていて気づいたことですが、私のやりたかった仕事とは・・・
「自分が好きで、向いている環境で勝負できること」
ひとまずこんなところだと思っています。
カラカルメディアに向いている人は?
・とにかく格闘技が好きな人!
・協力プレーが好きな人
・課題を考察することが好きな人
・柔軟な人
です。逆に向いていない方は
・型にはまりたい人
・お金を第一優先に働く人
・我が道を進みたい人
とにかく立ち上がったばかりの会社なので、思った通りに行かないことはいくらでもあります。そんな時にチームで「どうしよう」と議論を重ねることが好きな方は本当にやりがいがあるはず。
逆に「とにかく黙々と仕事をしたい!」という人にはそれがノイズになるかもしれません。
私は、カラカルメディアに出会わなければ、一生「自分は何が好きで何をしたかったのか」という問いが頭に残ったまま働いていたと思います。
私にとってカラカルメディアは、チャンスそのものであり、また自分そのものだと思っています。だからこそ会社の成長のために全力で取り組むことができます。