- エンジニア
- 26卒|BtoB営業
- 秘書インターン
- Other occupations (9)
- Development
- Business
- Other
かやです。在日中国2世です。
海外に赴くにあたってやはり一番の楽しさは、その国の「らしさ」を感じ、自文化との違いを感じることでしょう。
例えばイギリスでは天気が悪いことが多いから傘を差さない現地人、オーストラリアでは夏のクリスマス。個人的には中国でお店の店員さんがお客さんの前でお昼ご飯を平然と食べているのが、「らしさ」かなと思います。
幼いころから日本と中国という2つの文化に触れていた私が、シンガポールで過ごしながら感じたシンガポール「らしさ」を考えてみました。
シンガポールという国は、多民族国家で知られています。公用語は英語とされていますが、現地に行くとやはり一言で言うと「多様性」でした。肌の色や服装、使う言語が本当に様々で、現地の方によると、シンガポールに在住している人は3か国語(英語、中国語、マレー語)を使える方が多いそうです。(私が初めて現地で聴いた言葉は中国語で大丈夫の意味の「没问题」でした)
【街中編】
街中を歩いている間に目に入る看板も、体感としてメインは英語ですが、他の言語を並べて書いてあったりするところは多かったです。一緒にいた同期は「漢字だったら中国語、読める英語は英語、読めない英語はマレー語」と言っていました。
街中は(私が滞在したエリアでは)ビルも高くて近代的な雰囲気だなあという感じでした。 ただし、とんでもない量の植物が生えています。あとショッピングモールの数もとんでもないです。
あと感じたのは、エリアごとにある程度文化圏が固まっているように感じました。 私たちは観光地にしか行っていないですが、バスやタクシーの移動中に「ここのエリアはアラブっぽい雰囲気の建物や服装の人が多いな」「ここは英語が多くて建物が西洋風だな」と感じる場面が何回かありました。
文化が混ざり合ってるというより、様々な人が、お互いの文化やバックグラウンドを尊重しながら侵害せずに、この国は築かれてきたんだなと思います。
【飲食編】
食生活は文化だとは言いますが、まさにシンガポールらしさを感じました。 私たちは観光地っぽいところをメインに回っていたので、「これがシンガポールのひとたちの暮らしか!」と分かった気にはなれませんが、ざっくり和洋中なんでもあるな。。といった印象で、どの料理にもベースに東アジアっぽさを感じるイメージでした。
中国っぽいチキンライス 辛いソースが容赦なく辛い
ブリティッシュパブ風のビアバー ビールがでかい ポテトのソースが蟹風味で大変美味だけど辛い
わさびの色がやばいポキ スパイシーなタレかけたら辛い
さすがに和食は食べてはいませんが、中華料理に関しては日本で食べるようなものではなく、完全に中国で食べる食材や味付けだなあと感じました。
【人編】
全体的に英語に独特のなまりがあって、コミュニケーションに苦労しました。中央アジア系・東系・欧米系でなまり方は違いますが、かなり聞き取れずにわかったふりをよくしていました。個人的に一番聞き取りやすい英語だったのは、マリーナベイサンズのフロントの方と、あと展示会に来ていたビジネスマンの方々の英語は安定して聞き取りやすかったです。
観光チックなところの方と関わった限りですと、当たり前なのですが、ランクの高い場所であるほど、この人機嫌がいいな、、って人の割合が増えていきます。マリーナベイサンズのスタッフさんの陽気さがすごくて、ミュージカルの世界にいるみたいでした。
私が感じたシンガポールらしさは、一言で言うと「東アジアっぽいなにかの上にいろんな文化がのっかっている綺麗さ」。異国感と近代感が混ざり合った楽しいところでした。また行きたい!
おまけ 信じられん数の貨物船が浮かぶシンガポールの海
最後までご覧いただきありがとうございました!