アプりのマーケティングは具体的には何をするの?調査と企画はどのように進めるの?このような疑問を感じたことはありますか?今回は動画編集アプリCapCutのマーケティングを担当しているスライラーさんに色々詳しく聞かせていただきした。
スカイラーさんについて教えてください!
スカイラー:CapCutというアプリのマーケティングを担当しているスカイラーと申します!マーケティングと言っても実は日本に一人しかいませんので…CapCutのローカライゼーション、音源周りの権限対応などもしています。
なぜマーケティングという職種を選択したかというと、大学院卒業後に友達とオーストラリアでツアー会社を立ち上げた経験がきっかけです。当時、マーケティングの予算がない中、どのように顧客を獲得できるか、より高い効果を得られるか、ずっと試行錯誤していました。マルチカルチャーな環境の中では、多くの方へリーチするには様々なアプローチをする必要があり、とてもチャレンジングな経験でした。その頃から、グローバルな環境でマーケティングの仕事をしたいと思い始めました。
CapCutは編集スキルと関係なく、誰でも簡単に完成度高い動画を作成可能
スカイラー:CapCutは編集スキルと関係なく、誰でも完成度が高い動画が作成と編集できるモバイルアプリツールです。自分で一から動画を作成できますし、用意されているテンプレートを使ってクリエイティブな編集もできます!
マーケティングを好きな理由は「数字」が好きだから
スカイラー:マーケティングを好きな理由…それは、「数字」を通じてアプリを取り巻く環境やユーザーを認識できるからです。例えば、ユーザー数が増えた時、アプリのパフォーマンスが良かった時、アプリストアの口コミや嬉しいコメントをいただく時にやりがいを感じます。また、自分の企画やアイディアを通じてユーザーに私たちのサービスやプロダクトを使ってもらったことに対する達成感です(笑)。
最近知り合いから「CapCut使ってるよ!」と言われる機会が多くなり、すごく嬉しいです!
新規プロダクトの立ち上げがやりたくてByteDanceに入社を決断
スカイラー:新規プロダクトの立ち上げがやりたくてByteDanceに入社しました。また、グローバルかつ自分の言語力も活かせる環境で挑戦してみたかったからです。
CapCutはまさにそのような機会を与えてくれました。入社後、CapCutをゼロから担当したので、子育てに近い感覚を持っています。実はアプリのリリースに際して、クリエイター向けの調査を行いました。日本のクリエイターの皆さんは動画編集はプロフェッショナルな方しかできない、編集するハードルが高いというイメージを持ってました。CapCutを担当する前は、私もあまり動画を編集する経験がありませんでしたが、CapCutの編集機能は初心者の方でも上手く使えるので、何回か試してみて自分でも動画を編集できるようになりました。
自分の経験を通じて、クリエイターさんに「実は簡単だよ〜!編集のハードルを下げるよ〜!」というメッセージを伝えてきました。たくさんのクリエイターへ声をかけ、コラボレーションの機会を作って、CapCutの使用方法を幅広く伝えてきました。嬉しいことに、そこから様々なクリエイターさんやインフルエンサーさんがCapCutを使い始めて、ユーザーの皆さんのおかげで、最近ではテレビにも取り上げられ、現在どんどん人気と認知度が上がっています。
最近、CapCutがついに、Appleストアの無料カテゴリで第6位にラインクインしました!
より多くのユーザーにCapCutを使っていただくことと、ニャンコ動画の編集スキルアップが目標
スカイラー:より多くのユーザーにCapCutを使っていただきたいです!また、動画編集の壁をなくして、編集でより自分を表現できるようになって欲しいです。写真みたいに何か記念で撮りたいこと・ものがあればビデオが「当然」になって、動画が人のコミュニケーションと生活において欠かせない存在になるのを目指しています!
実は猫2匹(ウナちゃんとレイカくん)を飼っていて、暇なときにCapCutを使ってニャンコ動画を撮って家族と友達に送っています。最近ではニャンコ動画の編集スキルアップを私個人の目標としています。最近テンプレート機能がリリースされ、編集がめんどくさい時もありますが、そういう時には自分の素材をアップロードするだけで自動的に動画編集ができる機能を使っています。(素敵じゃないですか?!)
引き続き、CapCutを使ってたくさんニャンコ動画を撮っていきます!
CapCut、これからもよろしくお願いいたします!