btraxで働くメンバーをご紹介する「b-side of btrax」シリーズ。
第4弾となる今回紹介するチームは、btrax Japanにてゼネラルマネージャー、シニアアドバイザーを務めている2名です。
btrax Japanの会社全般のマネジメント、クライアントさまや外部の方との関係構築、プロジェクトの進行管理、法務、経理など、その業務は多岐にわたります。
今回はお2人のバックグラウンドから、btraxへの入社理由、今後btraxでやっていきたいことまで、幅広くお届けします。
btraxではどんな人が働いているの?と気になっている方、ぜひ最後までお付き合いください!
Mitsutaka Kaneko / General Manager
バックグラウンドを教えてください
大学は国際政治経済学部で、インターナショナルビジネスを専攻していました。
学生時代の4年間はAIESECという国際的な学生非営利団体で活動したり、アメリカのカーネギーメロン大学に1ヶ月短期留学した経験も相まって、大学時代から国際的な仕事をしたいと考えていました。
AIESECの国際会議で各国の代表メンバーと
社会人になって1社目はインターナショナルに活躍でき、かつ学んできた経営学を活かせると考え、外資系コンサルティング会社に就職しました。
当時はeコマースの先駆けの時代で、インターネットを活用した新しいサービスの立ち上げに関わるプロジェクトを多く経験しました。
2社目では、中国人の社長が設立したITベンチャーに入社し、中国の子会社に赴任したり、社長室長として社長の元で経営を肌で体感し、新規事業の立ち上げや子会社の社長なども経験してきました。
なぜbtraxに入社したのですか?
サンフランシスコ、スタートアップ文化、デザインに共感したからです。
2社目の企業に在籍中に大前研一氏が主催するBond-BBT MBAプログラムに参加し、その勉強の中でバージニア大学のSaras Sarasvathy教授が提唱するEffectuation(エフェクチュエーション)という考え方を知りました。
そして、スタートアップやイノベーションに興味があることに気がつき、MBAの仲間と一緒に1週間かけてシリコンバレーのスタートアップを訪問する企画を実施しました。
その企画の中で、実際に訪問した企業の1社がbtraxで、それがbtraxとの出会いでした。
シリコンバレー訪問中に参加した当時btraxが主催していたSF Japan Nightファイナルの様子
その後、当時のbtraxにはAccount Managerのポジションが必要だったことから、FounderでありCEOのBrandonから声をかけてもらい、入社を決めました。
btraxでは具体的にどのような仕事をしていますか?
入社して最初のミッションは当時サービスを開始していたSFイノベーションプログラムを日本の大企業のニーズに合わせてリニューアルし、より価値のあるメニューにしていくことでした。
そのためには現場に入って実際にプログラム運営にも関わる必要があると考え、最初しばらくはサンフランシスコに滞在してプログラムのファシリテーションも行っていました。
その後、セールス中心のAccount Managerではなく、よりクライアントが価値を提供できるように提案し一緒にその価値作りをサポートしていく役割が必要と考え、現在のBusiness Producer制度を提案し、自らBusiness Producerとして活動してきました。
現在はbtrax JapanのGeneral Managerを務めており、btraxの東京側に関わるマネジメント全般を担当しています。
btraxでの働きがいを教えてください
メンバーの海外に対する挑戦を後押しできる環境があるところです。
日本にいてもグローバルに活躍できる会社であると思いますが、社員が海外での仕事などに挑戦したいと考えた時に、挑戦を後押しできる会社でありたいと思っています。
今後btraxでやっていきたいことはなんですか?
btrax全体のことを考えて動くことをより追求していきたいです。
btraxは以前と比べてメンバーも増え、会社として実現できることが多くなってきており、ようやく昔描いていた会社像やビジョンを体現できるようになっていると感じます。
今後は日本側のマネジメントだけでなく、日米のオフィスの連携をより強固にしながら会社全体のマネジメントの強化に繋げていきたいと考えています。
今新たに挑戦していることはなんですか?
現在、経営の傍ら、スタンフォードのビジネススクールが提供するLEADプログラムに参加して、世界中の経営者や管理職の方々と学んでいます。
経営やデザインなどの知見を拡げることはもちろんですが、シリコンバレーをはじめとする世界中の方々との人脈も広げていきたいと考えています。
Hidemaru Sato / Senior Advisor
バックグラウンドを教えてください
大阪生まれです。高校までは大阪で過ごし、大学生になって東京へ出てきました。
大学では、理工学部で自動制御工学を専攻していました。特に熱伝導の制御についての卒論でしたが、今となってはどうしてこんな堅い勉強をしていたのか疑問です。
そのまま大学院へ進もうと思ったのですが、勉強するならグローバルだ!と思い、アメリカの大学院へ進みました。
大学院での2年間は人生で最も勉強した時期でした。
大学院生時代の友人と
その甲斐もあって無事に修士課程を修了して、東京へ戻りました。大学院ではコンピュータサイエンスの科目も取っていて、プログラミングに興味を持ったのもこの時期でした。
東京では外資系の大手コンピュータ企業に就職し、当時最先端であったコンピュータグラフィックスのソフトウエアの開発、様々なCG映像の作成に携わりました。
日経から「プレゼングラフのすべて」という書籍を出版したのもこの頃です。
9年間ほどCGのシステムエンジニアとして過ごしていましたが、海外で仕事がしてみたいということもあり、ロサンゼルスに渡りました。
現地では日本企業の駐在員として、家族帯同で10年ほど過ごしました。
その後、米国企業の日本進出ブームもあり東京へ戻って、米国企業の日本法人の立ち上げを数社ほど行いました。
日本支社の立ち上げをおこなった企業のメンバーと
アメリカ法人で働く中で、日米両方の文化と共に、黎明期の最先端のIT技術を体得し、それらの知見を活かして経営に携わっていました。
なぜbtraxへ入社したのですか?
オンライントラベルの大手Expediaの日本法人の立ち上げに奮闘していたときに、当時サンフランシスコで新進気鋭のデザイン会社であったbtrax, Inc.のCEO、Brandonと知り合ったことがきっかけです。
Expediaの日本語ウェブサイトの立ち上げおよびローカライゼーションで苦労していた時に、btraxに依頼しました。
その後、Brandonが日本法人を立ち上げた時に、btraxの一員として加わりました。
Brandonが日本とアメリカの企業文化を理解していることが魅力に感じましたし、Expediaの案件での仕事ぶりに感動したからです。
2015年のことですので、すでに7年が経過しました。日本法人の社員としては3人目でした。
btraxでの働きがいを教えてください
魅力的でかつ個性的なメンバーに囲まれて仕事ができることが働きがいになっています。
自分はSenior Advisorという立場で、経営全般のサポートをしています。
様々なプロジェクトでメンバーとしてサポートすることもありますが、大きな役割はExternal Relationです。
つまり、btraxの業務を助けてくれる様々な外部の方々、スタートアップ界隈のメンバー、投資家や業界の専門家などとのネットワークを業務に生かせるようにサポートしています。
また、日本法人の経理や総務、法務といったロジスティックスの部分でも出来る限りのサポートをしています。
働きがいと聞かれても一言では難しいですが、強いて言えば、自分の主義主張、アントレプレナーシップを持っている、魅力的で個性的な若い社員の皆さんと一緒に仕事ができることだと思います。
btraxのメンバーと、サンフランシスコにて
今後btraxでやっていきたいことはなんですか?
Senior Advisorとして、これまで以上に様々な案件でメンバーの相談相手になることと、より素敵で楽しく仕事ができる会社にすることです。
コロナ禍でここ2年間ほどは、在宅勤務が通常になったので、オンラインの良いところ悪いところが明確にわかってきました。
コロナ禍もずいぶんと安定してきた昨今ですので、メンバー各自が業務を遂行する上で最も適切なハイブリッドな職場環境を実現していきたいと思っています。
今興味、関心のあることはなんですか?
学生さんを含めて、日本中にいる起業家候補生の皆さんに、グローバルに通用するアントレプレナーシップをbtraxから発信していくことです。
btraxでは過去6年間にわたって、福岡市主催の起業家育成プログラムの企画・運営に携わってきました。
その経験から多くのアントレプレナーシップを持った方々とのネットワークを持っています。
そのような方々から相談を受けることも多く、楽しく仕事をしています。
「起業や、会社の中の新たな部署での挑戦をするのならまずはbtraxに相談してみよう」と、多くの方々が思うような会社にすることに大きな関心があります。
おわりに
今回はbtrax Japanでゼネラルマネージャー、シニアアドバイザーを務めるお2人をご紹介しました!
btraxのメンバーのことを少しでも知っていただけたでしょうか?
今後もbtraxは、日米双方のクライアントさまに対して、デザインの力で国を超えた橋渡しをし、新たなビジネスを生み出すお手伝いをさせていただきます。
btraxについて、より詳しく知りたい方は、弊社のサービス情報がまとまったサービスサイトをご覧ください。