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「クリエイター、マネージャー、クライアント、全員の思いを汲んで仕事する」BitStar Productionセールスのお仕事【Starインタビュー】
BitStarの社員に今までの経歴や現在のお仕事を掘り下げて聞く【Star Interview】
今回はプロダクション本部セールスチームの吉田さんにインタビューしました!
ーまずは吉田さんのご経歴からお伺いできればと思います。吉田さんは大学で教員免許を取得したところから、新卒でクリエイターマネージャーの仕事をされているんですね。その辺りの経緯を教えていただけますか?
元々は教員になりたくて、大学では教育系の学部に通っていました。ただ、大学4年の秋にeスポーツ関係の会社でアルバイトを始めたことをきっかけに、自分の進路を改めて考え直したんです。時期も時期だったので色々迷ったんですが、最終的にその時に自分が一番やりたいことをやろうと決め、卒業後に改めて就活をすることにしました
ーそこで就活を始めるんですね。クリエイターマネージャーの仕事を選んだのはなぜですか?
小さい頃からゲームが好きで、大学時代にはeスポーツの大会にも出るくらい本気でゲームに打ち込んでいました。仕事として自分がやりたいこととなると、どうしてもゲームやeスポーツに携わっていきたいなと思い、やはり教員ではなくてそちらに進もうと決めました。
eスポーツ関係のアルバイトを通して、ゲームを作る側よりは業界を盛り上げたり楽しさを知ってもらう側へ進みたいと考えたんですが、eスポーツ業界ってなかなか新卒を募集していないんですよね。そこで、ゲーム系のクリエイターと関わりながらゲーム番組を作って盛り上げたいなと思い、インフルエンサー業界へと気持ちが寄っていきました。
ー具体的にはどんなお仕事をしていたんですか?また、どんなところが大変でしたか?
やっていたことはクリエイターのマネジメント、その中でもゲーム系クリエイターのマネージャーを中心に担当していました。大変だったところは、クリエイターと上手くコミュニケーションを取って案件進行したりチャンネルを良くするために議論したりと頑張ってはみたんですが、ゲーム系クリエイターって男性が多く女性の私になかなか心を開いてくれない方も結構いて苦戦しましたね。クリエイターとの信頼関係を構築していかないとアドバイスも聞いてもらえないので、伝え方とか難しいことは多かったです。
ーそうだったんですね。そこから転職活動をすることになると思いますが、近しい業界にいたこともあってBitStarのことは元々知っていましたか?
はい、知っていました。BitStarを良いなと思ったのは、前回インタビューされていた五彩緋夏ちゃんの動画に(マネージャーの)葵さんが出ていたのを見たのがきっかけです。マネージャーとクリエイターの関係性がすごく良く、緋夏ちゃんが葵さんのことを信頼していて、葵さんも緋夏ちゃんをしっかり支えている感じが動画から伝わってきたんです。マネージャーとクリエイターの信頼関係が構築されている事務所というイメージで気になっていました。
ーBitStarに応募したときはクリエイターマネージャー志望でしたよね。
そうなんです。本当は新しいことに挑戦してみたくて、今担当している営業をやりたかったんですけど、社会人2〜3年目の私が未経験で雇ってもらえるのかな…と思って、経験のあるマネージャー志望だったら話を聞いてもらえるんじゃないかと応募しました。
ー営業はやりたかったけどまずは経験のあるポジションで応募したんですね。そこから現在の営業ポジションで入社することになったのはどのような経緯ですか?
最初の面接でプロダクション部長の清水さんとお話したんですけど、清水さんから「やりたいことってマネージャーじゃないですよね」って突っ込まれたんです。そこで「実はそうで、、、」という話を正直にお話したら、営業のポジションもまだ募集してるからそっちで面接を進めてみようかと言っていただいて、すごくありがたかったです。
ー面接で印象に残っていることはありますか?
執行役員の安原さんと最終面接したときに、「もしこのクリエイターをプロデュースするならどうプロデュースするか」という質問をされました。その時の会話から、会社としてクリエイターを色々な角度から活躍させたいという思いがあるんだなって感じたことが印象に残っています。
私もクリエイターのことをYouTubeやTikTiokだけじゃなくて様々な視点を持って支えていきたいという思いがありました。YouTubeだけだと何十年も先もやっていける訳ではないと思うので、次のステップにクリエイターも進んでいかなきゃいけないと思うんですけど、その支援ができるのがやりがいです。
ーここまでは前職から転職に至るまでのところをお伺いしてきましたが、実際の現在のお仕事内容を簡単に教えてください!
BitStarにはマーケティグソリューション本部(以下、MS本部)というタイアップ広告を主に扱う広告営業の部署があるのですが、私はそこではなくプロダクション本部の中にある営業チームに所属しています。MS本部だとBitStarの所属クリエイター以外も扱って営業するのですが、私は所属クリエイターのみを営業しています。営業なので売上ももちろん大事ですが、所属クリエイターに様々なお仕事を持ってくること自体が大事です。なので、どんなに小さな案件でも基本的には実施しています。
ー所属クリエイターを売ることが仕事なんですね!お仕事の流れはどんな感じですか?
お仕事の流れは何パターンかあって、指名で「このクリエイターでこういうことしたい」ということもありますし、「この商材でPRしたいんだけど誰かいいクリエイターいませんか」みたいなところから所属クリエイターを提案する流れもあります。
あとは社内のクリエイターマネージャーとコミュニケーションを取ることが多いですね。「こういう案件で予算これくらいなんだけどどうですか?」といった相談や、「他の人にこういう案件がきてるんだけど、このクリエイターにもできそうだなと思う、どうですか?」みたいな会話を普段からマネージャーとしています。
ーでは一人一人のクリエイターのキャラクターや何が得意かを知っている必要がありますよね。どうやってキャッチアップしているんですか?
どうしても全員のYouTubeをすべて見るのは時間的にも難しいのですが、SNSならパッと見れるので、Twitter/Instagram/TikTokでそれぞれBitStar所属クリエイターをフォローする専用のアカウントを作り、どんなことを発信しているかを日々チェックするようにしています。
そもそもYouTubeに載っていないような「車買いました」「ペット飼い始めました」みたいなネタをTwitterだけに発信している場合もあるので、「次に車の案件がきたらこの人にも提案入れておこう」みたいなことを考えたりしています。
ーすごい工夫されてますね!
やはりクリエイター本人がやってみたい案件や、親和性が高い案件が喜ばれると思うんですよね。あまり齟齬がないようにしたいので、親和性が高いかどうかを見極めるためにSNSチェックは欠かせないです。
ーこのお仕事で大変なことはどんなところですか?
私の仕事は調整が多いので、それが大変ですね。クライアントは「こういう内容を動画に入れたい」と、たくさん入れたいこと・伝えたいことが出てきちゃうんですけど、クリエイターからすると、「そんなに入れちゃうと動画の良さがなくなっちゃう」という考え方の違いもあったりします。各々の思いがあるので、その調整が結構難しいですかね。
ーどちらも思いがあるから難しいですね。そういう時どうしてるんですか?
基本的にはやっぱりクリエイターを優先してあげたいと考えています。ですが、そこを優先しすぎると今度はクライアントの満足が得られない。双方が一番ハッピーになれるような落とし所を探す感じです。ここは入れてもいいけど、ここはなしにしましょうと提案して、お互いの思いを最大限尊重して一番良い形になるように調整しています。
ー大変な反面やりがいや面白みもあると思うんですけど、どんなところですか?
マネージャーさんから直接「このクリエイターさんに案件持ってきてもらえないか」といった相談を受けることも多いです。その時にすぐ案件を持ってこれた時が嬉しいです。例え小さめな案件でもマネージャーさんからもクリエイターさんからも喜ばれるので、頑張って良かったなと思えます。
BitStarに入社してから半年以上が経って、ある程度クライアントとの関係ができてきたのもあり、相談いただいてから割と早いタイミングで何かしらの案件を持ってこれるようになったかなと感じています。
ー吉田さんは営業という立場を守りながらすごくクリエイターに寄り添っているんだなというのを感じます。マネージャーの経験が活きているんでしょうか?
そうですね。自分がマネージャーをやっていたので、例えばこれを言われたらクリエイターは嫌だろうな、みたいなこともなんとなく分かるんですよね。クリエイターとマネージャー側それぞれの考えが分かるので、そこはうまく調整していきたいなと思います。
ーこの仕事に合う人はどんな人だと思いますか?
まず、BitStar所属のクリエイターで好きな人がいるとキャッチアップしやすいです。プロダクション部の営業なので、クリエイターを好きな気持ちが何よりも大事ですね。あとは柔軟な対応ができることが大切です。クリエイターもクライアントも締切ギリギリになることもよくありますし(笑)。毎日やると決まっていたものが急に崩れたり変わったりするので、そのような際に柔軟な対応ができることが重要です。
ー最後に吉田さんが今後やりたいことはありますか?
営業の面でいうと、もっと大きい規模の案件をBitStarのクリエイターと実施することにチャレンジしていきたいです。あと、今TikTokが市場としてかなり伸びていて、BitStarでできることがもっとあると思うので、TikTokにも積極的に携わっていきたいです。ショート動画のタイアップは実際に増えてきていますし。もっといろいろな企業と一緒にお仕事していけると嬉しいです。