今日のオフィスでAkko先生が気になったのは、片浦さん。
「何度かレッスンに来てくれているんだけど、彼は腰が固いんだよね」
「腰、いたいでしょ」
「なんでわかったんですか」
Akko先生は、椅子に座ったままできるヨガのポーズを教えてくれました。
「まずは足を膝にかけて」
「体を前に倒していきます」
「背中の力を抜きましょう」
「首の力も抜いて脱力」
コアラのポーズのアレンジです。
「外旋六筋群が坐骨神経を挟んでいるのでここをストレッチするといいですよ」
すっきりした様子の片浦さん。仕事がはかどります。
★Akko先生のアドバイス★
体の真ん中に位置している要の部分骨盤の仙腸関節は、背骨の下の部分の仙骨と腸骨の間にある関節であり、周囲の靭帯(じんたい)により強固に連結されています。この部分がずれてしまったり、骨盤まわりの筋肉が固まってしまうと、上半身にも下半身にも様々なトラブルが生じます。
腰痛以外にも、歩くと疲れる、肩こり、頭痛、内臓機能の低下なども骨盤のずれと骨盤まわりの筋肉のこわばりによることも多いのです。骨盤の筋肉の他、骨盤へ繋がっている筋肉のこわばりをほぐし、関節も左右対称の良い状態にしていくと体全体が心地良く整っていきますよ。
(自社メディア 「ニシタイ」より転載)