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ノンアルコール飲料等専門のECサイト「Beverich」、資金調達を実施

ノンアルコール飲料販売事業を展開するBeverich株式会社は、ノンアルコール飲料等専門のECサイト「Beverich」を正式リリース致しました。併せて、メルカリの共同創業者である富島寛氏、石塚亮氏や小泉文明氏、進藤智之氏、井戸義経氏、曽我健氏などの国内外の個人投資家を引受先とする総額5,000万円の第三者割当増資を実施いたしました。
今回調達した資金により、ノンアルコール飲料等の流通および関連プロダクト開発のための人材採用を
進めてまいります。

ノンアルコール飲料等専門のECサイト「Beverich」の特徴

Beverichは、国内外のアルコール度数が1%未満のノンアル、低アルコール飲料やコンブチャ、ボトリングティーなどのスペシャルティドリンクを専門に取り扱うECサイトです。国内外のノンアル飲料等を発掘し、自社での直接輸入・仕入れをすることで、入手が困難な商品を取り揃えてまいります。
※日本ではアルコール度数が1%未満の飲料は清涼飲料水とされます。0%のものをノンアル、0%より大きく1%未満のものを低アルと定義しております。

〜国内入手困難なノンアルコールクラフトビールBRULO先行予約を開始〜

イギリス スコットランドのブルワリーBRULOから直接輸入したノンアルコールクラフトビールの先行予約販売を開始いたします。
BRULOは、ノンアルに特化したクラフトブルワリーで、革新的な酵母を利用することでアルコールの発生を抑えながらも発酵させる製法で醸造しており、ノンアルとは思えない風味、苦味、喉越しを実現しています。各フレーバーがセットになったお試しバラエティパックを用意しましたのでこの機会にぜひお買い求めください。
商品ページ:https://beverich.jp/products/brulo-mix-pack

BRULO Beer Founder James Brown氏からのコメント

日本の皆さまに私たちのビールをお届けできることに大きな喜びを感じています。日本では、長年にわたって非常に活気のあるクラフトビールシーンが発展してきましたが、市場はノンアルを含む次のステージへ進化を遂げる準備ができていると私は信じています。私たちのラベルに大きく描かれている目は、1960年代の日本のポスターデザインからインスピレーションを得たもので、ある意味、私たちのビールが故郷に帰ってきたように感じられます。

ノンアルコール市場の現状と課題

日本国内においてお酒を飲む習慣がない人の割合は半数を超えており(※1)、「サントリーノンアルコール飲料レポート2021」によると、2020年のノンアルコール飲料市場は2313万ケース(対前年103%) と、2015年より6年連続で伸長が続き、過去最大の市場規模になったと推定されています。また、2021年にはさらに約2570万ケース(対前年111%)と、 市場規模は引き続き拡大すると見込まれています。(※2)

若い人を中心に飲酒率が低下し、ノンアルコール飲料の需要は拡大する一方で、飲食店やスーパーなどの小売店では汎用的な大手のノンアルコール飲料しか取り扱いがなく、アメリカやイギリスなど欧米諸国を中心とした市場では流通している多種多様なノンアルコール飲料が国内では消費者に届いていない現状があります。
Beverichが提供するノンアルコール飲料等専門のECサイトでは、飲食店やスーパーでは入手困難な国内外のノンアルコールクラフトビールなど様々な飲料を購入することができます。

(※1)厚生労働省「国民健康・栄養調査」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf
(※2)ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査
https://www.suntory.co.jp/news/article/mt_items/14008-1.pdf

投資家よりメッセージ

メルカリ共同創業者 富島 寛 氏

妻の妊娠期間中に私も禁酒をしており、その時からノンアルコールに興味をもっていました。ビールやスパークリングワインに関してはそれなりに種類もあり満足できるものも出てきており、お酒を解禁した今でもノンアルビールを選択することもしばしばあります。赤ワイン・白ワインに関してはまだジュースの域を出ておらず、これからに期待です。実は一番期待してるのはそこだったりします。前職で一緒に働かせて頂いた時も楽しかったので、またご一緒できるのを嬉しく思ってます。


メルカリ共同創業者 石塚 亮氏

慶さんにはメルカリ時代にUS/UK進出を手伝ってもらい、そのプロダクト作りにかけての情熱と能力は既に実証済みだったので、今回起業するという話を聞きそれを応援する機会を得る事ができたのは非常に嬉しいです。彼のセンスと経験から、これまでに無いEC体験を提供するプロダクトを創り上げてくれると期待しています。ちなみに自分はアルコールを一切飲めないので、投資家としてだけでなくBeverichの顧客層としてもこの事業が成功しノンアルコール飲料の選択肢がもっと増えてさらにリッチなドリンク文化が出来上がってくるといいなと思っています。


株式会社メルカリ 取締役会長 兼 株式会社鹿島アントラーズFC 代表取締役社長 小泉 文明氏

お酒好きの僕からするとお酒の味も好きですが、お酒を通じたコミュニケーションがもっと好きだったりします。でもこれってお酒じゃなくて、ノンアルでも何でも大好きな仲間との時間ってかけがえのない貴重なもので、もっと楽しみ方が多様であると良いなと思っています。
Beverich社や代表の木下さんの想いは楽しみの選択肢を増やす、とても面白いチャレンジだと思っています。
木下さんは元同僚だったので、サービス作りのセンスや実行力は折り紙付きだと確信していますし、実現される未来が僕自身とても楽しみです。
ノンアルコールECという事業の成功の先にある、購入してくれるお客様さまの笑顔あふれる時間の創出と、新たなアルコール文化の創造を願っています!


株式会社メルカリ執行役員 VP of Logistics Marketplace 進藤 智之氏

近年、「核家族化」やライフスタイルの多様化により、家族がそろって食事をする「団らん」の機会が減ってきましたが、コロナ禍によって家での食事を楽しむためのライフスタイルが増えてきたと思います。その食事を彩るものは、飲料でもあり、ノンアルコール飲料の様々な種類を提供することによってBeverichのミッションである「飲みものの楽しみを増やす」ことの実現において家族の時間を彩どることを実現して欲しいと思います。


エンジェル投資家 井戸義経 氏

需要があるのに何らかの理由でそれが適切に満たされていない領域に、事業や投資の良い機会は存在するものですが、2023年における国内のノンアルコール飲料市場はまさにそのような状況かと思います。私自身昨年お酒を卒業しましたが、健康や生産性のために止めたかったのはエチルアルコールを経口摂取することであって、美味しさやお酒がもたらしてくれる仲間との素敵な時間、文化や歴史を楽しむことを止めたかった訳ではありません。ところが、国内で入手可能なノンアルコール飲料に良い選択肢がほぼないのです。メルカリグループでプロダクト責任者として手腕を発揮された木下さんが率いるBeverichが、ノンアルコール飲料の流通やUXに革新を起こし、消極的な選択肢でなく本当に楽しめるノンアルコール文化を作っていくことを楽しみにしています。


SGcapital株式会社(公認会計士) 曽我 健氏

僕自身は昔からお酒を通じた人とのコミュニケーションが大好きなのですが、一方でクラフトコーラやスペシャルティコーヒーといった特別感のあるノンアルコール飲料も大好きだったりします。
飲み会一辺倒であった従来の大人のコミュニケーションが、コロナ禍を経てサウナやアウトドア、オンラインなど多様化していく中で、その場を彩る飲み物もまた多様化していくことが必至だと考えています。お酒を飲めない人はもちろん、酒飲みにも酒を飲みたくない日はあるのです。木下さんの「酒を売らない酒屋」の挑戦を応援しています。

Beverich 代表取締役:木下慶よりコメント

Beverichは、私が健康や時間を気にしてお酒をやめたことから始まりました。お酒をやめてみると、食事中や飲み会、夜のリラックスタイムなどに飲む物の選択肢が少ないと感じました。一方で、調べてみると、こだわったお酒以外の飲み物を作っている生産者が国内外に多くいることがわかりました。
多様な飲み物の選択肢が欲しい人と、こだわった飲み物を作っている人の出会いの場として、ノンアル・低アルドリンクやスペシャルティドリンク専門のECサイトBeverichを立ち上げました。

Beverichでは、プロダクト開発の体制構築のため、多様な職種で⼈材を募集しております!まずはカジュアルにお話ししましょう!ご応募お待ちしております。

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