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Avintonジャパン株式会社に入る前
高校生の頃から世界を舞台に仕事をしたいと考え、漠然とインフラ・プラントのプロジェクトに携われる総合商社に入りたいと思っていました。 そこで文系学部を選択し、その中でも途上国問題にも興味があったため、国際経済を学べる学部に入りました。
大学で国際貿易・開発経済学を学ぶ傍ら、発展途上国を積極的に訪れました。座学で得た知識を実際の発展途上国で反芻していく中で、途上国開発に対する興味は増していきました。大学時代に様々なことをやっていき、自分の性格や将来の方向性が分かっていく中で、実際に商社で働いていた時に商社が自分の方向性とずれていることを感じました。
その際に見えていた方向性がインターネットを用いた経済開発でした。これはICT4Dと呼ばれるものですが、将来的にICT4Dをすることを考え、技術を形に出来るエンジニアになることを決めました。 そして、このような考えの下で就活を始めましたが、そもそもICT4Dに結びつくことをできる会社は中々見つからず、あったとしても新卒未経験を募集している会社はありませんでした。そんな中、Wantedlyで当社の募集を見つけ、代表中瀬の経験に共感を覚えたので、説明会に参加しました。
代表中瀬の考えが分かるインタビュー記事はこちらから https://www.wantedly.com/companies/avinton/employee_interviews/19471
説明会に参加したところ、当社の技術力に驚くとともに、エンジニアとして早く成長できる環境であると感じ、当社への入社を決めました。
現在
Avintonの内部開発チームのエンジニアとして働いています。チームとしては、お客様と打合せを繰り返し、要件をまとめながら、お客様の求めるサービスを開発しています。
私は、昨年の3月からエンジニアとして勉強を始め、Python・C・Ruby・SQL・HTML・CSS・Java Scriptなどを学び、社内ではRuby on Railsでのアプリケーション開発やJava Scriptでの開発を行い、現在では機械学習の案件を行っています。 全くの未経験からのスタートでしたが、自主学習と並行して、社内の実務で学んでいます。実務で学ぶ際に、私にとって幸運だったのは一緒に働くメンバーです。
私が所属している内部開発メンバーは5人しかいませんが、特に外国人メンバー3人の技術レベルはとても高いです。
私自身、興味があったので、調べてみました。タイトルに書いた人月単価とは、派遣するエンジニア一人当たりの人件費です。エンジニアの能力などと比例して、人月単価は高くなります。社内で決める値段であり、社会情勢にも左右されますが、エンジニアの技術レベルを測ることが出来るようです。
下記の写真は人月単価の能力別の相場です。
引用:IT Pro
レベル7というのがどの程度のものなのかは分かりませんが、最上位のSEの相場が平均205万円だそうです。 また、少し視点を変えてみて、こちらも見てみます。
引用:IT Pro
こちらのグラフは「技術者のスキル・レベルに対して、ユーザーから見て”値ごろ感”のある"単価"」だそうです。 200万円レベルを妥当だと評価を受けるエンジニアはこんなにも少ないようですね。
当社の内部開発の外国人メンバーは全員が人月単価〇〇〇万円以上に設定しており、それぞれが各分野のスペシャリストです。当社の設立メンバーであるJamesが世界中で仕事をしてきた中で、最も技術力のあるメンバーをスカウトして集めたそうです。
現状、私はフルスタックなので、各分野で分からないことは当然出てくるのですが、彼らからすぐに技術を学ぶことが出来ます。
過去にメンバーが開発したシステムを見たのですが、アルゴリズムも何も分からなかったです(笑)。これらのシステムに関しては、Wantedly上ではご紹介できないので、ぜひ自社説明会で聞きにいらしてください。
この人数で各分野のトップエンジニアと一緒に仕事をすることが出来ています。ファーストキャリアとしてはとても恵まれている環境だと感じています。
Avintonジャパン株式会社について
新卒未経験エンジニアである私にとって、最大限の裁量で毎日挑戦できる環境です。
一般的に新卒は研修・業務マニュアルが与えられ、それに従って仕事をし、仕事を覚えていくものだと思います。しかし、Avintonには決められたマニュアル・フローは一切なく、一から仕事を教えてもらうこともありません。体系的に教えてもらったのは、Githubの使い方ぐらいではないでしょうか笑
未経験でも関係なく、基本的に全て自分で調べて仕事を行っています。
私も働き始めた当初は正直なところ、未経験である自分には最初はエンジニアとして勉強寄りの仕事ばかりが与えられるものかと思っていました。しかし、Avintonでは、勉強も指示もなく、自分で仕事を作り上げ、ガツガツ仕事をしながら実力をたたき上げられます。ルーティンワークも全くなく、毎日自分で設定した新しい仕事に挑戦できます。 細かに教えてもらって仕事をしないと不安というタイプの人にとっては難しい環境かもしれません。しかし、昔から教えてもらうこと・型にはまったことが苦手な自分にとって、これまでになくやる気が出る職場で、働きやすく充実した環境であると思います。
また、新卒にも関わらず、上流から下流まで携われることも魅力です。実際は、少人数なので全てやるしかないと言ったほうが正しいのですが笑。 ただコーディングをするだけでなく、クライアントとのミーティングで要件を吸い上げ、システムの構想から考えられるというのは、少人数のチームだからこそ得られる面白さだと思います。
しかし、自由にやらせてもらっている分、Jamesが私に求める成果基準は高いです。 突然、そこまでやらせるかっていう要求をしてくることもありますし、不満があれば結構な勢いで怒鳴られます笑。
手短に話すと、この前は「1週間半後に打ち合わせに行くから、デモで見せる簡単なWebアプリケーションを一人で作って」ということを言われました笑。本気なのかとは思いながらも、このような挑戦を現段階でやらせてくれることはとても有難いです。
今後どういうことをしていきたいか
前回のインタビュー記事でも書いたように、ICT4Dをやるという気持ちは変わっていません。
しかし、毎日このようなレベルのエンジニアと一緒に仕事をしているため、トップエンジニアへの距離の遠さを痛感しています。とりわけ、トップエンジニアになりたいという訳ではありませんが、自分の目標を実行するためにエンジニアとしての能力を上げていくことを決めました。
そのため、とりあえず二年間と期間を定めて、この内部開発チームでエンジニアとして勉強し、能力をつけようと思います。