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最新技術ではなく、枯れた技術を深く修得しませんか。

あなたは、きっと、このサイトで「最新技術」「人工知能」「ロボット」「ゲーム」「コードで社会を変える」といったワードをたくさん見ましたよね。

たとえば、「人工知能(AI)」って、いつ頃からあるかご存知でしょうか。実は、1940年代からあります。その頃からいろいろな形で研究が進められてきています。では、なぜ、いま、にわかに人工知能というキーワードをたくさん見るようになったのでしょう。

いろいろな考え方がありますが、1つの側面としては、マーケティングです。

人工知能を流行らせたい人がいるのですね。

ASPサービス、サービスプロバイダ、SAAS、クラウド、これらのワードは、言葉ヅラは違いますが、中身はほぼ同じです。では、なぜ、こうやって数年単位で新しい言葉がでるか、と言えば、そうしないと売れないからです。

同様に、人工知能への取り組みで40年間、食べ続けられる人は、本当に少数です。ほんの一部の学者。

もし、大企業で取り組んでいたとしても、人工知能で食べられなくなれば、その事業部はなくなり、全然違う部署に異動になります。

たとえば、ガラケーの開発をしていた人は、今、全然別の部署にいますよね。

スマホのアプリも、同じですし、スマホの本体自体も同じです。どんどん海外に移転します。

さて、何がお伝えしたいか。

それは、本当に最新技術に取り組みたいか、なぜ、取り組みたいか、を一度立ち止まって、よくよく考えてみてはいかがでしょう、という提案です。

日本で有名なプログラマーだったり、言語そのものを開発するような熱意があれば、絶対に成功できますが、なんとなく、新しい技術を学びたい、と思っているのであれば、もしかしたら、5年後には失業しているかもしれません。

なぜか、と言えば、一般的に、技術の成長よりも人間の成長のほうが遅いからです。極端に言えば、人間の能力よりも、人工知能のほうが優れている部分があります。それを超えなければならない、超速で学習しないといけない。それを、これから40年間、できるのかどうなのか、をよくよく考えないと、この業界から去らざるを得なくなります。

たとえば、もうひとつの見方として、みんなが10人くらいで笑っている写真に写っているひとたちの年齢はいくつくらいでしょう。20代から30代ですよね。では、40代や50代の人たちはどこにいるのでしょうか。当然ですが、今、29歳でも、10年たてば39歳です。

19歳のときにスマホはなかった、29歳の今はスマホ全盛期。では、39歳のときには?

まだ、その時に、最新技術をキャッチアップし続けられますか。ちょっと不安になりませんか。

パラドックス的ではありますが、今、最新技術を学んでいても、10年後、転職するのは難しいと言えますよね、このサイトで、39歳でジョインできそうな会社って一生懸命探さないとありません。家族があって、ローンがあって学費も払わないといけない立場だとすれば、そうそうチャレンジできませんよね。

であれば、今のうちから、枯れた技術を深く学ぶ、という選択肢もあります。

たとえば、JAVA、C#、Cで、バグ0のコードを書く。性能を意識したSQLを書く。

たとえば、決済システムを学ぶ、流通システムに関わる、医療システムの開発をする。

このように10年後も人間世界がある限り、なくならない、本当に必要とされている基幹系システムに携わる、という選択肢もあります。たとえばフィンテック、という言葉が出てきたとしても「決済」という行為自体は変わりません。

どれだけ自動運転が発達したとしても、物流自体はなくなりません。

もし、あながた、10年後、20年後も、安定してこの業界で活躍したいと本気で考えているとすれば、最新技術ではなくて、枯れた技術、なくならないシステムに携わる、というのもアリエル選択肢です。

もし、これからのキャリアが不安だ、という気持ちがありましたら、ぜひ、お声かけください。

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