こんにちは!株式会社アルトの採用と広報を担当している田中です!
私たちアルトが企画・開発・提供するサービス「thanks!(サンクス)」は、働くチームメンバー・仲間とお互いに認め合い、褒め合うことを簡単に実践し続けるサービスです。現場でのチームワークが、お客様の笑顔を生み出すことを信じて、そのチームワークを盛り上げたり、活性化させたりすることをお手伝いをしています。
2016年に創立して以降、”一人でも多くの人が、生き生きと働き続ける社会を実現”するというミッションを掲げています。職場の人間関係に悩む人を減らし不幸な離職をなくすために、若い世代の人たちへいいパスを贈るために、日々挑戦しています。
これから4回に分けて、アルト代表の植村(ニックネーム:トムさん)のご紹介と、アルト創業秘話、サービスへの想いを語って頂きます。
代表インタビュー第2回は、「サービスの開発経緯とその想い」をインタビュー!
最初は、偶然。
この前、
「次世代の後輩が、毎日働くことを、誰かの役に立つことを愉しみながら、生きること。」
って言ったよね?
--はい、言ってました!
まず、アルトを立ち上げてから、最初の3年は試行錯誤、七転八倒、毎日戦争。これまでのメンバーには本当に苦労かけたと思ってます。
『「仕事」領域での新しい価値って何か?』を考えて、まず、採用領域で新しいチャレンジ=サービス開発に取り組みました。最初にサービスができるまで1年半。僕自身、コンサルタントが一番仕事経験長く、ゼロから創るって大変さを、色々な意味で実感しました。この期間思い出すと、今でも涙が出ます。本当。
でも、結果から言うと、すべて止めた。
自分たちで始めたことを止めるのは、大変だったと思うんだけど、とにかく、止めた。
止めるときに考えていたのは、「採用」ではなく、「就業定着」にシフトしないといけない、ということでした。
--それはどういうことでしょうか?
気づきと着想。
二つ理由がありました。一つは簡単。
あるお客さん、というか、当時は営業通いしていたある大手外食サービス会社S社。ここの採用責任者に、しつこく通ってたんです。でも、結局だめだった。
最後のミーティングして頂いた際に、
「植村さん、僕ら採用も困ってますけど、入った人が辞めちゃうのも困るんですよね。」
と言われた。相手は何気なく発した一言だったんだけど、ミーティングの帰り道、同席してたCTO宮と二人で駅までの帰り道に、なんとなく、
「入社(店)してからの活躍や定着って、課題だよね」
と会話したのが最初。あの帰り道の会話から、今日の「thanks!」の着想を得た。
「定着」は、出会いだった。
もう一つは、当時は「定着」なんて、誰も言ってなかった。
ググッても、出なかったもの。サービスサイトは。
出てきたのは、「人財」領域ではなく、「ダイエット」(笑)
ある意味、同じ問題かって、妙に納得した(笑)
--それ、すごくわかりやすいです!(笑)
よくよく考えると、僕も「人間関係に悩んで会社・仕事を辞める人」のオリがたまってたので、自然な流れだったな、って。
それで、エイヤって、当時のチームメンバーには結構反対された記憶があるけど、変えようと決めました。
そうしないと、会社終わりだって思ってたし。
--私もあの切り替え、覚えてますよ。トムさん、毎日怖い顔してたし。(笑)
そうだった、すまない。(笑)
でも、2016年の秋、エイヤって決めて、今の「thanks!」原型開発に着手したんだよ。そうして、翌年春に最初のバージョン。
最初は、「ありがとう」。
働く人たちに使ってもらいたい、視点で発想しました。
「どうしたら、今日も仕事先に行くのが楽しくなるか?」
シンプルに考えると、どういうときに「やる気をもって働くか?」です。
僕が海外放浪から帰国して、カフェやレストランの仕事してたって言ったっけ?
--それ、詳しく聞いた事ないんですよね、教えてください!
そうだったね、帰国した時に一文無しで、仕事も無しで(笑)
帰国当初は、当時よくいってたお店でアルバイトさせてもらい始めたのよ、家賃払わないとって。
他に仕事なかったし、それなりにまじめに給仕仕事してたのね。
そしたら、「常連さん」ができてきたの。僕のテーブルに来てくれたお客さんの中から。二度三度って顔みると、僕も嬉しいから、彼らに喜んでもらうために色々実行したのよ、アイデア出して。
例えば、
名前を覚えておく。
前回のオーダー内容や好みを覚えておく。
その日の気分を聞いて、料理と飲み物の組み合わせをいくつか提案する。
大事な日については、お祝いを勝手に用意しておく。
とかとか。
今風に言えば「パーソナライズ・レコメンド」。
「常連さん」からのチップが嬉しかった。何よりも嬉しかったのは、
「今日も美味しかったよ、ありがとう」の一言。
やっぱりね、働く人って、お客さんから感謝されること、褒められることが嬉しいのよ。エネルギーなんだよね。
この経験があったから、「ありがとう」精神で、「thanks!」。
シンプルでしょ?
--(ストレートで)トムさんっぽいです!笑
で、それをどうやって事業・サービスにするか、が次の課題でした。
次、というか、唯一か。
そして、今でもそれを追っかけ続けている、というわけです。
--今は、外食・小売・遊戯施設とか、、、店舗運営型の企業様からご利用いただいてますよね!
そう、まずは現場で働く人を雇用する企業と、そこで働く人たちのために提供しよう、と現在のサービスにしてます。
--トムさんのよく言う、第一フェーズですね。
そう。
世界中の「ありがとう」を人の心を動かすエネルギーにする。
着想を得た「thanks!」のミッションは、こういうことだと考えてます。
毎日、チームやお客さんに呪文のように唱えてる(笑)。
この前、外部提携しているある企業のトップの人から、
「植村さん、いつも同じこと言ってるね。」
って、ある意味、感心と呆れ入り混じる感じで言われたのよ(笑)。
褒め言葉って思ってます。
まだ、始まったばかり。
だって、まだできてないもの。
僕らがやらねば、誰がやるって思ってるから。
同じ想いを持てる仲間を募り、同じ方向目指すお客様を見つけ、そして、創り、一緒になって、「ありがとう」があふれるチームと個人を増やす。
まだ、始まったばかり。だから、
同じ想いの人に会えるなら、どこへでも飛んで行きますよ。本当に。
--トムさん、ほんと熱いですからね!(笑)」今日はこのあたりで、またお時間ください!ありがとうございました。
次回もお楽しみに!!