新卒メンバー インタビュー
新卒メンバー向けのインタビューをまとめています!
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▼本記事について
アーキテックスグループの戸建新築事業部に所属し、インテリアコーディネーターとして社内の多様なブランドのコーディネートに携わりながら専門性を磨き続けるメンバーへのインタビュー記事です。
家づくりにおけるインテリアコーディネートは、お客様の「理想の暮らし」に必要な要素を一つひとつ掬い上げ、現実の空間へと落とし込む繊細なプロセスです。
アーキテックスグループのインテリアコーディネーターは、設計図に暮らしの息吹を吹き込み、専門的な知見から確かな決断をサポートする伴走者であり、お客様が数十年先まで納得して暮らせるための意思決定に責任を持つ役割を担っています。
今回は、新卒で入社し、インテリアコーディネーターとして長年キャリアを築いてきたS.Aさんにインタビュー。これまでの経験から得たことやアーキテックスグループの魅力など、様々な視点からお話を伺いました。
S.A/戸建新築事業部 インテリアコーディネーター
新卒でアーキテックスグループへ入社。営業職としてキャリアをスタートさせた後、インテリアコーディネーターへ転身し、社内の多様なブランドのコーディネートに携わることで専門性を磨き続ける。現在は育児のため時短勤務というスタイルを取りながら、第一線で活躍している。
実は、大学時代は法学部に在籍しており、建築とは全く無縁の学生生活を送っていました。
当時は自分の進路を明確に決めていたわけではなく、「まずは広い知識を身につけよう」と学業に取り組んでいたんです。
ただ、いざ就職活動が始まり、将来について真剣に向き合わざるを得なくなったとき、「自分が一生をかけて情熱を注げるものは何だろう」と、なかなか答えを出せずにいました。当時はリーマンショック後の影響が残る厳しい社会情勢だったこともあり、まずは業界を絞らず、金融や商社、メーカーなど、とにかく多くの企業に足を運んでいました。
はい。ただ、何十社も面接を受ける中で、ふと「自分の言葉で熱く語れているか?」と自問自答した瞬間があったんです。履歴書に書いた志望動機を読み上げながら、どこか借りてきた言葉のように感じて、身が入らないもどかしさがありました。
そこで改めて徹底的に自己分析をしてみたんです。自分がこれまでで一番ワクワクしたこと、無意識に熱中していたことは何だろうと。そうして履歴書を見返したとき、建築やデザインに関する記述が、他のどの業界よりも自分の言葉で一番素直に書けていることに気づきました。
思い返せば、子どもの頃から「家」という空間そのものが好きだったんです。実家のリビングの窓から差し込む光の角度や、季節によって変わる風の通り方を感じるのが好きで、よくお気に入りの場所を見つけては、そこで過ごす心地よさを味わっていました。大学生の頃も、年に一度は必ず自室の模様替えをして、居心地の良さを追求していましたね(笑)。
そうした暮らしを楽しむことへの素直な興味が、自己分析をする中で、結果的に他のどの業界よりも具体的な言葉となって現れていたんだと思います。
一番の理由は、「これから自分たちが会社・組織を大きくしていくんだ」という、会社のエネルギーに惹かれたからです。当時は今のように整った組織ではなく、人数も十数名ほどで、まさに全員が主体となって会社をつくっている最中でした。
特に心を動かされたのは、当時の建築業界はまだ男性が主体だった中で、「これからは女性ならではの感性や視点が、住まいづくりにおいて不可欠になる」と、一人のプレイヤーとして対等な期待を寄せてくれたことです。ここでなら、業界の常識に捉われず、自分のやる気と感性で道を切り拓いていけると感じ、入社を決めました。
はい。入社当時は、営業がお客様へのヒアリングから間取りの作成、さらにはパースを描いてデザインの提案をするところまで一貫して担うスタイルでした。まずは営業として、お客様がどんな暮らしを望まれているのかを深く掘り下げ、信頼関係を築きながらゼロから形にしていく基礎を学びました。
お客様の漠然としたご要望を自分なりに噛み砕いてパースに落とし込み、「こんなお家はどうですか?」と提示したとき、お客様の目がキラキラと輝く瞬間を目にして「あ、これが私のやりたかったことだ」と強く感じたのを覚えています。
入社1年目の時、当時一人でコーディネーター業務を担っていた先輩が産休に入ることになり、社内で役割を引き継ぐ必要が出てきたんです。ちょうど組織の人数調整なども重なったタイミングだったのですが、上司が私の「デザインに関わりたい」という小さな意向を汲み取ってくださり、「インテリアコーディネーターに挑戦してみない?」と声をかけてくれました。
当時はまだ新人でしたし、抜擢というよりは人員補充の側面も強かったとは思います。ですが、私にとっては大好きなインテリアの世界を専門的に扱える絶好の機会でした。偶然の巡り合わせではありましたが、自分の希望を拾い、背中を押してくれた会社にはとても感謝しています。
役割は変わりましたが、「お客様に寄り添う」という根底の想いは変わりません。ただ、インテリアコーディネーターを経験したことで、お客様の期待や不安に対する「視点」はより深まったと感じています。
注文住宅という人生最大の買い物において、インテリアの打ち合わせはお客様にとって最も楽しい時間であると同時に、絶対に失敗したくないというプレッシャーを感じる場でもあります。壁紙ひとつ選ぶのにも「暗すぎないかな?」「派手すぎないかな?」と、お客様の心は繊細に揺れ動くものです。
営業職とはまた異なる角度から、こうしたお客様の決断の瞬間に立ち会うからこそ、私が一番大切にしているのは、まず私自身が明るく柔和な雰囲気で接することです。お客様が遠慮することなく、何でも気軽にご相談いただけるような空気感をつくる。不安をワクワク感に変えて、「打ち合わせが楽しかったです!」と言っていただける瞬間をどれだけつくれるか。それが今の私の大切なミッションだと思っています。
一番は準備を徹底することですね。お客様が打ち合わせの場で不安になることなく、安心してお話しいただけるよう、事前のシミュレーションを欠かさないようにしています。
特に弊社は設計とインテリアコーディネーターの分業制が確立されているため、収納の内部構成や照明の配光、コンセントの位置といった「暮らしの細部」をどこまでも突き詰めることができます。この領域に特化して専門性を深化させられる環境は、非常に面白く、やりがいを感じる部分ですね。
以前、トイレのコーディネートで「追加予算は出せないけれど、来客が驚くようなパンチのある空間にしたい」というご要望をいただいたことがありました。 そこで、お客様との雑談から「赤色が好き」というキーワードや、好みのトーンを徹底的に分析したんです。その上で、予算内に収まる標準仕様の組み合わせの中から、あえてLDKとは全く違う、大胆な色使いのパターンをいくつか提案しました。
結果、「こんなの想像もしてなかった!どれにするか迷いますね!」と、お客様にワクワクしていただくことができ、最終的に好みにあった空間が完成しました。 営業や設計が一生懸命に信頼を築いて繋いでくださったバトンを、インテリアコーディネーターの力でより価値のある形にしてお返しする。お客様が心から楽しみ、自分で選んだという納得感を持っていただくことこそが、私の役割だと思っています。
以前は、納得がいくまで何時間でも仕事に没頭できましたが、今はそうはいきません。ただ、時間制約があるからこそ、仕事の進め方をよりシビアに見直すきっかけになったと感じています。
例えば、パース作成などの事務的な作業については、操作に迷う時間を減らしたり、あらかじめ素材を整理しておくなど、細かな効率化を積み重ねました。社内の打ち合わせも、事前に内容を整理して、短時間で結論を出せるよう工夫しています。
効率化というと、少し冷たい印象を受けるかもしれませんが、実は逆なんです。作業の時間を削ることで、その分「お客様のことを考える時間」や「最新のインテリアを研究する時間」を確保できる。自分のためではなく、お客様のために時間をどう使うか。時短勤務になったからこそ、その本質をより深く追求できるようになったと感じています。
周りの環境には日々助けられていますね。会社側が、時短勤務の中でも一人の担当者として責任を持って完結できるよう、業務量やスケジュールの土台を根本から整えてくれています。
自分自身で仕事をやり切るという一人のビジネスパーソンとしての責任感を大切にしながら、それを可能にしてくれる周囲の深い理解がある。この「自立」と「サポート」のバランスがあるからこそ、迷いなく、前向きにキャリアを重ねられています。
これまでは「自分のお客様にどう満足いただくか」に全力を注いできましたが、今後は私が培ってきた経験や効率化の工夫を、チーム全体に共有していきたいと考えています。
私が実践している「事前のシミュレーション」や、時間の使い方などの具体的な手法をナレッジとして共有することで、後輩たちがもっとスムーズに仕事を進められるような土台を作りたいと考えています。個人のスキルに頼るだけでなく、組織全体でお客様に質の高い提案ができる仕組みを作ることが、今の私の目標ですね。
そして、私自身が時短勤務という制約の中でも、工夫次第でやりがいを持って働けることを背中で見せていければと思っています。「ライフステージが変わっても、アーキテックスグループなら仕事をずっと楽しめるんだ」と、後に続くメンバーが安心してキャリアを描けるような環境を、私なりの視点で作っていきたいですね。
インテリアコーディネーターは、本当にかっこよくて楽しい仕事ですが、同時にお客様の人生最大の買い物に携わるという、責任の重い仕事でもあります。大きな金額が動き、これから何十年と続く暮らしの環境を整えるわけですから、自分の一つひとつの提案がお客様の生活を左右するという難しさも、日々肌で感じています。
けれど、その責任の重さがあるからこそ、徹底的に準備をしてお客様に向き合い、最終的に完成したお家で「Sさんに任せてよかった」と喜んでいただけた時の感動は、何事にも代えがたいものがあります。この手触り感のあるやりがいは、この仕事ならではの魅力です。
アーキテックスグループには、経験の有無に関わらず、挑戦したいという意思を信じて任せてくれる土壌があります。私自身も未経験からのスタートでしたが、周りの支えや自身の工夫次第で、ライフステージが変わってもプロとして走り続けることができています。難しさも含めてこの仕事を楽しみたい、そんな皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!
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