1
/
5

”偏差値30からの大学受験”を身をもって経験。英語講師として英語の可能性を中高生に伝える。

株式会社葵に入る前

自分は2浪して上智大学に入ったのですが、そこまでの道のりはけっこう険しかったです。   高校時代は暗黒で、ほとんど学校に行きませんでした。 高校受験にことごとく失敗して、急遽願書を出した高校に入学することになったものの、 現実を受け入れられず、入学当初からふてくされていました。心を固く閉ざしていたので 友達も1人もできず…。次第に学校に行かなくなり、昼間の時間を持て余していました。 有り余る時間を埋めるために始めたのがアルバイトです。中でも引っ越しや解体屋などの 肉体労働にどっぷり浸かり、高校卒業後も続けていました。 自由に使えるお金をたくさん持っていたこと、一回り以上年齢が違う大人たちと仕事をしていたことで、自分は同級生とは違うんだという優越感に浸っていました。 でも同時に「同年代の人たちがしている当たり前の事をしていない」劣等感もありました。 ある日、仕事の休憩中、コンビニの駐車場でカップラーメンを食べていたら、イチャイチャ している大学生らしきカップルが横を通りすぎたんです。 その時、何かが弾けて、「このままじゃ一生後悔する。大学に入って青春を取り戻そう。」 と大学受験することを決意しました。そして「やるならばとことんやろう。自分の高校からは誰も行ったことのない大学に行こう。」と決めて、受験勉強を始めました。   でもいかんせん、高校三年間ほとんど勉強していなかったので、本当に学力がなくて...。 小手調べにセンター模試を受けてみたら、何一つ分からない。全て適当にマークしました。 慌てて大学受験の参考書も買ったものの、書いてあることが全くわからない。 そこで、小学校高学年向けのドラ○もんの英会話ブックみたいなものを買ってきて、そこから始めました。その本の中で、ドラ○もんがbe動詞のクイズを出してて、「ここに入るのはなに?」と例文中の空欄を指していたんです。自信満々で「aa」と答えたら、次のページで、のひ○太が「are」と答えて正解していました。   「の○太に負けた…」   そんなレベルからのスタートでした。 塾や予備校に行っても絶対についていけないので、独学で、小中学生レベルから徐々にレベルを上げて、ゴリゴリやりこみました。毎日朝から図書館に通いつめて、休憩中にベンチで猫に愚痴る、そんな生活を二年弱続けました。最終的に偏差値は28から70まで上がりました。振り返れば非効率なこともたくさんしていたと思います。でも誰にも負けない圧倒的な量はこなしていたので、最終的に大学に合格できる学力がついたのだと思います。   大学に入って一番驚いたのは、多様性です。勉強ばかりやってきた真面目な人ばかりだろうという先入観は一瞬で崩れ去りました。ひとりひとりが興味のあることを模索、追求していて、たくさんの刺激や影響を受けましたね。 中でも、留学生と英語を使ってコミュニケーションを取ることは、遠かった世界を身近に感じさせてくれる刺激的な経験で、学内だけでは飽き足らず、在学中に30カ国以上を旅しました。また、海外文学を原書で読み漁ったり、翻訳のバイトをしたり、海外のプロレスサイトでマニアの友達を見つけたりと、英語によって楽しさの可動域を広げることのできた大学生活だったと思います。   紆余曲折を経て、大学卒業後、学習塾や海外の予備校で英語の講師の仕事を始めました。 自分自身、「受験によって人生が大きく好転した」という強い実感があったので、受験を通して何かキッカケを与えられたらな、という思いがあったからです。 また非難されることの多い受験英語ですが、4技能を伸ばしていく上で欠かせない土台になっているということは、英語を使った自分の大学時代の体験で感じていました。 ただ学習塾・予備校講師として働く中、「学費が高いから限られた家庭環境の子しか来れない。そしてこの子たちは自力でがんばれる。講師は別に自分でなくてもいいんじゃないか。」という思いが徐々に強くなっていきました。そもそも自分も予備校に行ったことが無かったですし。 そんなときたまたまネット上でアオイゼミの求人をみつけました。 「教育格差を是正する」「高品質の教育サービスを低価格で提供する」という理念、そし て取材記事から溢れる野武士感に心を鷲掴みにされました。 当時、仕事で上海に居たのですが、2回、面接のために強行スケジュールで日本に飛びました。航空券代自腹のリスクのある面接でしたが、それ以上に可能性が詰まった機会だと思ったので躊躇はありませんでした。

現在

1、ライブ授業の英語講師をしています。 中学英語、サクラス中学英語(ハイレベルプラン)、高校英語の授業を担当しています。 今まで居た塾や予備校と違うのは、ライブ授業中にコメントが山のようにリアルタイムに飛んできたり、授業後に毎回満足率や継続率などの細かい数値が出たりと、とにかくフィードバックが膨大にあるということですね。KPIを追うというのも初めての経験です(笑)。 「英語が好きになった、成績が上がった」という声はもちろん、「家庭の事情で塾には行けないけど、アオイゼミだから続けられる。」「一人では続けられないけど、アオイゼミだから頑張れる。」という声は嬉しいです。日々、スマホ学習塾の可能性を感じながら仕事をしています。   2、英語の教材を制作しています。 塾や予備校の場合は、基本的に本部や業者で土台となるテキストを用意していますが、アオイゼミではゼロから自分で教材原案を作成します。毎週締め切りに追われていますが、テキストの構成を練ることは授業の質向上に直結するので非常にやりがいがあります。

株式会社葵について

実は去年、入社してから初回となる高校講座の授業初日に両足を骨折して、なんと登壇できなくなって、社員全員に迷惑をかけましたことがありました(汗)。当時、そのことを非難1つせず、みなさんまず第一に体を心配してくれて、社長はその日に自宅にお見舞いにきてくれました。 なんてあたたかい会社なんだ、という想いは昨日のことのように残っています。

今後どういうことをしていきたいか

講師としては、アオイゼミのフロントに立ってユーザーが勉強をして成績を伸ばしていく、やる気をだす、一歩踏み出すキッカケを与えていきたいです。英語の魅力を伝えていくのはもちろんのこと、一人でも多くのユーザーが継続できる仕組みも考えていきたいです。 また、英語は科目特性として、商品開発の1番手になりやすいので、他部署の方と連携を取って、自信を持って提供出来る高品質のコンテンツを作らなくてはと思っています。 アオイゼミのライブ授業は、講師が一方的に話して完結するのではなく、講師・配信スタッフ(※)・ユーザーのコメントとが相互に影響しあって完成するものです。 三位一体で価値を最大化できるよう、日々、よりよいライブ授業を追求していきます。

(※) 配信スタッフ…アオイゼミのライブ授業には、講師だけではなく「配信スタッフ」も出演する。配信スタッフは、授業中はコメントで、休み時間は声で、ユーザーたちをフォローしている。

株式会社葵's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Nobuta Kohei's Story
Let Nobuta Kohei's company know you're interested in their content