アニマライフ
ペットと共に暮らしている人、これからペットとの生活を始めようとしている人、ペットに携わる仕事をしている人... ペットと、ペットに関わる全ての人々のために、テクノロジーによって、適切な情報が必要なタイミングで素早く行き渡る世界をつくり、人とペットの幸せに最大限の貢献をしたい。 テクノロジーと創意工夫で、ユーザーに感動を与えるプロダクトを生み出し続けたい。 ...
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みなさんこんにちは!アニマライフの採用広報です。
今回は、CPO(チーフプロダクトオフィサー)の佐野にインタビューを行い、ポジションについて詳しくお話いただきました。
業務の内容からやりがいまで幅広くご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
佐野 貴之
大学院在学中の2015年に学生向けの求人サービスを運営する会社を共同創業し、CTOとして主にプロダクト開発・グロース周りを担当。
2020年に会社を売却し、親会社の執行役員などを務めた後、2024年7月にアニマライフにジョイン。CPOとして複数プロダクトのUI/UX改善やグロース施策の企画立案を担当。
佐野貴之と申します。アニマライフでは、プロダクト全体の責任者をしています。また、各プロダクトのPMやサービスをグロースさせるための施策の策定、データ分析など、複数のサービスを幅広く管掌しています。
大学在学中の2015年に大学の後輩と一緒に起業をしまして、自分が立ち上げた求人系のサービスの事業を担当するだけでなく、新規事業の立案や他のプロダクトも担当したりと、起業してから9年ほど、幅広く運営に携わっていました。
その後も順調にプロダクトを成長させることができ、ある程度やりきったなという感覚があったので、次のチャレンジをしたいと思うようになりました。
再び起業をするか、フリーランスとして働くかを悩んでいる時に、たまたまアニマライフとご縁があり、入社を決めました。
そうですね、大きく分けると2つあります。
一点目は、自分が興味のある領域で仕事をしたいと思ったことです。学生時代に起業したときに学生向けの求人サービスを提供しており、自身も学生だったので自分の生活に身近な領域だったということ、当事者として課題を捉えることができたので、モチベーションが上がったという経験があります。
そのため、自分の生活に関わる領域で仕事をしたいと思っていました。私は6歳になるマルプーと一緒に生活をしているのですが、本当に溺愛していて(笑)自分の生活の大部分を占めているペットの領域にとても興味がありました。
二点目は、複数のプロダクトに携わりたいと思ったことです。私は9年ほど求人サービスを運営し、ずっと一つのサービスに携わってきた経験があります。一つのサービスに深く携われた一方で、他のプロダクトやサービスを知らないというコンプレックスもありました。
求人サービスとは異なるビジネスモデルのサービスに携わったときに、自分の実力を発揮できるのか、ちゃんと通用するのか、という不安があったので、複数のプロダクトに携われる点にとても魅力を感じました。
名前は「つくも」で、6歳になります。男の子です。ちょっと連れてきますね!(佐野さんがつくもちゃんを画面越しに見せてくれました)
よく言われます!ちょうど寝てたので、ボーッとしてますね(笑)
具体的には、「ブリーダーナビ」のグロースに携わっており、Webサイトを通じてお客さまから子犬/子猫の見学・購入問い合わせ数を増やすための取り組みを行っています。
ブリーダーナビの最終ゴールはお客さまが子犬/子猫をお迎えする「成約」になるのですが、見学・購入問い合わせをいただいてから成約に至るまでのプロセスの改善はプロダクトの力だけではどうすることもできない部分も大きいです。
そのため、まずはプロダクト改善で最も大きなインパクトが出せそうな「お客さまがWebサイトに訪れてからスムーズにお問い合わせしていただくにはどうすれば良いか」というスコープに対して優先的に施策立案から実行・分析までを担当しています。
その上で課題となる部分に優先順位を付けて、ABテストを実施しながら色々な施策を実行しています。きちんとデータを見ながら改善活動を行い、どんどん施策をブラッシュアップしていくことを意識しています。
また、「トリム トリム」というサービスにも携わっており、お客さまがご利用いただきやすいようにUI/UXの改善も行っています。
これからアプリも拡張していく予定なので、PMとしてワイヤーフレームを作成したり設計を行うことも私の業務です。
具体的に申し上げると、お客さまがスムーズにお問い合わせフォームを入力できるようにUIを改善したり、説明文をわかりやすく記載して読みやすくしたりといった改善を行っています。
お客さまの立場に立って、迷わないでスムーズに必要項目を埋めていただくためにはどうすれば良いかを追求しています。
ブリーダーナビに関しては、がっつりではないけれどたまに連携しながら仕事を進めています。ブリーダーナビ以外については、例えばアプリで新しい画面を作成する時には、デザイナーさんと毎週ミーティングをしながらフィードバックをして、ブラッシュアップをしています。
そうですね、先ほど申し上げたことと重複するのですが、自分が愛しているペットに関するサービスなので、作っていてシンプルにモチベーションが上がりますね(笑)
また、複数のサービスに携わっているので、特定の領域だけでなくBtoBの領域にも携われたり、アプリとWebの両方を経験できるといった、色々なサービスのUI/UXに関われることはとてもありがたい環境ですし面白いです!
私のようなPMの役割の人だけで要件を決めるというよりも、エンジニアやデザイナー、社長も細かい部分まで議論に入って、それぞれの立場からフラットに意見を言い合い議論をし合える点もとても楽しい環境だと思います。
難しさでいうと、ペットに関わるサービスにおいては、ペットをどれだけ大切にしているか、ブリーダーさんを不快に思わせてしまう表現はないか、というようなセンシティブな部分もしっかり考える必要がある点です。
サービスをグロースさせるという観点においては、この施策を実施した方が良いよね、という判断になりますが、一方でペットやブリーダーさんのためになるのか、気持ちに寄り添えているのか、という倫理的な観点も大切にしたいと思っています。
もちろん求人サービスを提供していた時も倫理的な観点は最低限考えていましたが、ペットのサービスに携わるようになってからはより一層考えるようになりました。
私と同じような職種においては、タスクの優先順位を付けて、小さくトライすることが求められます。なぜならば、やりたいことがたくさんあるという状況の中で、全部を実行するということは、リソースの観点で難しいためです。今やるべきことをしっかり見極めた上で、実行した経験があると良いと思います。
またエンジニアリングにおいては、ただコードを書くだけではなくより上流に立って設計が出来たり仕様を考えられることが重要になってくると感じています。AIが急速に進化をしていて、AIエージェントにコードを書かせることがどんどん増えている状況の中で、ただ指示通りにコードを書くだけではバリューが発揮できなくなると思います。
そのため、そもそもAIにどんな仕様で何を作ってもらう指示するのか、それに対してAIが出したアウトプットは正しいのかをきちんと判断できるようなスキルが必要になると思います。
主力サービスのブリーダーナビでいうと、マッチングサービスの価値がとても高いと感じます。
例えば、私が過去に運営していた求人サービスサイトも会社と求職者のマッチングであり、求職者がサービスを通じて会社と出会って、ご縁があって入社を決めた場合、求職者の人生が良くも悪くも大きく変わるきっかけになります。
恋愛のマッチングアプリも同様だと思っていて、私は妻とマッチングアプリで知り合って結婚をしました。もしアプリを使用していなかったら妻とは出会えていなかったので、きっと全然違う人生になっていたはずです。
このように、マッチングサービスは人生の大きな変化のきっかけになるサービスだと思います。
そういった意味でいうと、ブリーダーナビも全く同じで、犬と犬を飼いたい人のマッチングサービスになっています。犬にとっては、飼い主がいることで人生が100%変わると思いますし、犬を飼いたい人にとっても、ペットがいるのといないのでは人生が大きく変わると思います。
自分自身の経験も踏まえて、新しいペットをお迎えすることで人生はより良いものになると信じているので、ブリーダーナビも人やペットの人生をより良いものに変えるくらいの価値があると感じています。
また、ペット業界はDX化の余地がまだまだあると思っています。例えばペットの保険金を請求する際には、動物病院で受け取った診療明細書を紙で受け取って、手書きで封筒に入れて郵送するという作業が発生します。
しかし、アニマライフが提供している「アニカル」という保険金請求のアプリを利用すると、受け取った診療明細書をアプリ上で写真を撮るだけで保険金を請求することができます。
他にも、ドッグランに行く時には、ペットのワクチン証明書や狂犬病予防接種証明書の提示が必要になります。それらを持っていくのを忘れてしまった場合は、入れないという状況になってしまいます。
電子化することでそのような状況を防ぐことが可能になるため、とても価値があることだと言えるでしょう。
このように、まだまだペット業界にはアナログな部分が多いのですが、それらをDX化することで、お客さまにとって価値のあるものを届けることができると考えています。
そもそもの目的を明確にした上で、目的達成を実現するために最適なやり方を考えて実行することと、実行した結果の振り返りの検証設計を事前に考えることです。
毎週ミーティングを行ったり数値を見ていると、やりたいことがたくさん出てきてしまうのですが、リソースが限られているので闇雲に全てを実行することは現実的ではありません。
そのため、目的を明確にした上で優先順位を付けて実行し、しっかり施策の評価ができるようにしておくことが重要だと思います。
一方で、考えるだけではわからないこともあります。なるべく小さく早く施策を実行して、お客さまの反応をみて改善するというサイクルを回していくことも意識しているポイントです。
色々なプロダクトに携わっているので説明が難しいのですが(笑)
全体で9つのチームがあり、各チームにエンジニアが兼務含め3〜4名ほど在籍しています。エンジニアのリーダーがPMの役割を担っているケースが多いのですが、私がPMとして入っているチームもあります。
デザイナーに関しては、チーム毎というよりは横断的な関わり方をしているので、私のようなPMの役割の人がデザインコミュニケーションを取りながら各チームにデザインを落とし込んでいくという体制になっています。
社長ともよく連携を取っているのですが、そこで決まった方向性をチームに共有することもあります。
30歳前後の人が多いと思います。私は33歳で最年長なのですが、一緒に仕事をするメンバーは年下の人が多く、20代後半の人も在籍しています。
動物が好きな人が多いので、総じて優しいオーラの人が多く、とても穏やかな人が多いという印象です。
また、一緒に働くメンバーやお客さまの気持ちに寄り添える人が多いので、チームで話す時は、このUIは使いづらくないですか?というような議論になることが多いです。
後は、色々なバックグラウンドを持っている人が多いため、一見すごく大人しそうに見えるけど、リアルの場でお話すると個性豊かだと感じることもあります。
自社サービスの開発であれば、エンジニアとしてやりたいことがほとんどできる環境だと思います。BtoB向けのサービスやBtoC向けのサービスもありますし、スキルがあればバックエンドとフロントエンドの両方を担当することもできます。
また、Webやアプリもありますし、インフラ側のスキルがあればインフラにも携わることも可能です。他にも、既にAIを活用したOCRを使用しているプロダクトもありますし、今後も他のプロダクトにもAIを導入していく予定ですので、AI関連の開発にも携われる機会があります。
将来的にはPMを目指したいという方にとっても、今のメンバーの中には、コードを書きつつもプロダクトマネージャーの役割を担っている人がいたり、PMに専念している人もいたりと、自分のやりたいこと次第で色々なことにチャレンジできる環境だと思います。
今後は、より多くのお客さまにご利用いただけるようにサービスを拡大していく計画ですので、大規模なサービスになるにつれてできることもどんどん増えていくと考えています。
現在の課題としては、技術戦略を経営レベルで考え、より大きなインパクトを出せるような体制が必要だと思っています。具体的には、競合に対して技術的に優位に立つための戦略を考え、サービスの価値をより良く、より早く提供できるような仕組みを作ることが重要だと感じています。
また、より多くのお客さまにサービスをご利用いただけるようになると、扱うデータの量もどんどん大きくなっています。その中で、「このデータをどう活かせば、よりユーザーに価値を提供できるのか?」といった視点を持ち、実際のサービスに落とし込めるような人がまだ十分に揃っていない状況です。
そこで、経営レベルで技術戦略を考えられる人や、データ活用の視点を持ってサービスを改善していける人が加わることで、より強い体制になるのではないかと考えています。
動物が大好きで、自社プロダクトの開発に携わりたいと思っている方にとっては、自分で言うのもなんですがとても良い環境だと思います。
私自身、責任のある立場でプレッシャーはありつつも自由にやらせてもらっており、人間関係などのストレスが全くと言っていいほどなく、プロダクト開発に集中して取り組むことができるので、本当に働きやすいと感じています。
後は、フルリモートで必要に応じて出社をするという勤務体系で、フレックスタイム制度があるので、そのような働き方が好きな方にはとても合っていると思います。
一緒にチャレンジしたいと思っていただけた方はぜひご連絡ください!