こんにちは!株式会社アイトリガー Core浸透プロジェクトメンバーの小山です。
通常業務では、運用型広告のクリエイティブ作成・ディレクションをしています!
今までの“理念浸透プロジェクト”シリーズではCore浸透の施策を主にご紹介してきましたが、第6弾では、Core浸透メンバーが社員に「Coreについて」インタビューを行った背景と(ちょこっと)実際に出た声、そして気づきをご紹介します。
なぜ、直接社員にインタビューをしたのか?
ズバリ…Coreに対するリアルな声を集めたかったからです!
当社では約2年前から、組織診断サービス「モチベーションクラウド」を導入しています。3ヶ月ごとに会社に関する質問に全社員がそれぞれの質問に対して、期待と満足の両方を5段階評価答えてもらいます。
そのなかに、「理念に対して発信がされているか」「理念は浸透されているか」といったCoreに関する設問があり、我々はそのスコアを3ヶ月毎に追いながら、Core浸透具合を参考にしています。
実は Core浸透プロジェクトが発足してから2回目のモチベーションクラウドで、Coreに対しての期待値のスコアが下がってしまいました。
この数値が下がったことに我々は課題を感じ、仮説を立て分析を行ったのです。
- 内面化が進んで会社に期待しなくなったのでは?
- 浸透したときのベネフィットが伝わっていないから下がったのでは?
- Core浸透プロジェクトの動きが、思っていたのと違うから下がったのでは? などなど。
たくさんディスカッションをしたのですが、モチベーションクラウドの定量的データだけでは答えは出なかったのです。
そこで、この数値になった理由を分析するために、定性分析を行うことにしました!これが、社員インタビューを行うことになった背景です。
部署別に行った社員インタビューでは、部署ごとの色があった。
部署ごとにランダムに選ばれた社員2-3名とCore浸透プロジェクトメンバーでインタビューを実施しました。
質問した内容はこちら。
そしてインタビューを通して集まった声がこちら。(※一部抜粋)
定量データはバイアスが含まれることもありますが、年次が近いインタビューアを選んだり・あえて別部署のインタビューアをセッティングしたことにより、リアルな声が集められたと考えています!
全部署へのインタビューを終えて気づけたこと
モチベーションクラウドのスコアを一部、Core浸透プロジェクトのKPIにしていたのですが、全部署のインタビューを通して、このKPI設定は適していないと判断しました。来期はKPI指標を検討することになりました。
施策一覧を社員に見てもらったときに、「え、これも施策だったの?!」と驚かれることが多かったのも記憶に残っています。
一人ひとりの価値観が違うように、Coreへの考え方や浸透するスピードも様々です。違うっていうことを、Core浸透プロジェクトメンバー自身が改めて感じて学べたアクションでした。Core浸透プロジェクトメンバーからも、「定期的にやりたい」という意見も多く出て、やって良かったアクションだと考えています!
定性データと定量データは性質が異なります。両方のデータを集めて、会社と社員を知り、Core浸透の施策に生かしていきます✨