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【アイデミー社員紹介】エンジニアは、最終的に何らかの価値を提供する職―Modeloy事業部 エンジニア 居石―

アイデミー社員紹介をお届けします。
今回は、Modeloy事業部の居石です!
(2022年8月24日インタビュー)

ーー現在の所属と業務内容を簡単に教えてください。

Modeloy事業部に所属しています。インフラからフロントエンドまでを担当領域とするフルスタックエンジニアです。入社から4か月くらい経ちました。

ーー転職のお話の前に、まずは前職について教えてください。

新卒で入社した前職は比較的大きな会社で、大規模なクラウドインフラ上の検索基盤を開発・運用していました。組織もプロダクトも成熟した環境だったので、技術のディープな部分に踏み込むこともできたのは良かったと思っています。

実は、前職の就業中に副業として、Aidemy Businessの業務委託スタッフとして働いていたんです。今回アイデミーに転職して正社員になるまで、1年半くらい続けました。

ーーそうだったんですね! なぜ副業をやろうと?

会社員になると所属チームでしか働けない環境になりますが、私はバリエーション、対応力を身につけたいと思っていたからです。とは言え、いきなり3社も4社も掛け持ちで副業はできないので、まずは本業と副業のアイデミーという2パターンに従事するところから始めました。

ーー副業先になぜアイデミーでの業務委託を選んだのですか?

Aidemy Businessでは、本業と近しい領域で、かつ少し条件が違うインフラに触れることができるからです。本業ではAWS、Aidemy BusinessではGCPだったので、それをバリエーションの入り口として捉えていました。

ーーなるほど。そこからどのように転職を考えるようになったのでしょうか。

前職の成熟した環境では、要件などに大きな変化が出てくることがなく、ここで開発を続けると近いうちに自分の成長の限界が来て、やりたいことがなくなってくるんじゃないか、と不安に思うようになったんです。将来的には最適なシステムの設計ができるようになりたいと考えています。
そのため、コンフォートゾーンに止まるのではなく、様々な要件や制約下での設計と開発経験を重ねたいと思い、転職を考え始めました。

ーー具体的な行動としては?

カジュアル面談プラットフォームで面談を申し込んだり、転職エージェントに登録したりしました。転職活動の期間は3か月ほどだったので、周りと比べると短かったですね。入社してから何をするかが大事なので、時間をかけすぎるのも何か違うなとは思っていました。

当初は、自社サービスに関われる企業への転職を目指して、その中でも1→10のフェーズで今後どんどん伸びていくであろうサービスを検討していました。

ーーそこから、アイデミーが転職先の候補になった経緯を教えてください。

そもそも副業としてアイデミーを紹介してくださった元技術顧問の方に、転職活動の話をしたところ「アイデミーは今すごく良い環境だと思うので、紹介しようか」と言っていただいたんです。副業を通して、アイデミーのみなさんの人柄が良いことはわかっていましたし、「この人たちと一緒に働きたいな」と思っていたので、リファラル選考を受けることにしました。

ーー面接では、アイデミーにどんなイメージを持ちましたか?

  • 想像していた通りの雰囲気で安心できました。CTOの清水さんは、社員や会社のことを全面的にバックアップしてくれるタイプのCTOだなと。前職でCTOをされていた方は、ご自身が先頭に立ってグイグイ引っ張って行くタイプだったので、清水さんのような方もいるんだと思いましたね。

CEOの石川さんは、ベンチャーの社長と言われて想像するようなイケイケの人ではなく、すごく物腰柔らかな方でした。そんな石川さんのもとで会社全体がブレずにみんなが同じ目標に向かうことができているのは良いな、と感じました。

ーーそれで、Modeloyチームに内定をもらったんですね。

業務委託の仕事をしていたAidemy Businessに応募して選考が進んでいたんですが、Modeloyチームの長である甘粕さんから「今、アイデミーで伸びているModeloyのチームに来ませんか」と声をかけてもらいました。

ーー内定が出てから配属先変更についての打診があったのですね。

はい。Modeloyの業務では0→1フェーズのお客様に伴走するのですが、求められるものやセキュリティポリシーなどの制約条件がお客様ごとに変わります。甘粕さんと面談してこのようなお話を聞く中で、こういった環境で自分の対応力を養っていくのはとても魅力的だし、「このチームなら0→1でも大丈夫なんじゃないだろうか」と感じられました。

これは、転職活動での気持ちの変化として大きかったところです。

Modeloyの伴走支援という形が、自分の持っているエンジニアとしての価値観とフィットすると思いました。選考途中の企業もあったんですが、アイデミー以上に行きたいと思えるところは出てこないなと思ったので、アイデミーに決めました。

ーー居石さんの「エンジニアとしての価値観」とは?

エンジニアは、最終的に何らかの価値を提供する職種だと思っています。

Modeloyでは、お客様が今後も運用していけるような内製化を目指して開発します。今を乗り切ればいいわけではなく、エンジニアとしてしっかりしたものを作ることで、お客様に価値を感じ取ってもらえる。それがすごくいいなと思うし、自分の価値観と一致すると思ったんですよね。

ーー他にも、転職活動する中でご自身の変化はありましたか?

私が元々持っていた2つの軸が変わりました。

まず、自社サービスに携わりたかった気持ちが「クライアントワークもいいな」に変わったことです。仕事にバリエーションが欲しいという希望を満たせそうだし、実際にお客様に使ってもらうことで、自分が作ったものの価値を実感できるところに魅力を感じました。

もう一つは、90→100フェーズの成熟した組織から、いきなり0→1フェーズの仕事に携わる組織に移ることに対しての抵抗感がなくなったことです。

今振り返ると、最初の想定とは全然違ったところに落ち着いたなと思いますね。

ーーアイデミーの選考プロセスで、良かったと感じる部分はありますか?

スピーディーに動いてくださったところです。カジュアル面談をすぐに設定していただき、面接も短いスパンで進めていただけました。選考の段階で疲弊することがなかったのは良かったし、嬉しかったですね。

ーー正社員として入社して、いかがですか?

業務委託から転職して入社し、急に環境が変わりました。今は、ガッツリひとつの案件に携わって、お客様とやりとりしながら、これまで触ってこなかった領域を含めてフルスタックで開発しています。

未経験の部分も多く、ついて行くのが大変な反面、エンジニア目線での学びも多いので、良い時間になっていますし、これからもそうなるだろうなと思っています。

ーー環境が変わったのですね。働き方についてでしょうか?

前職もフルリモートだったので、働き方としては変わりないのですが、価値観と仕事の進め方の変化が大きいですね。価値を提供することを第一にしている環境に変わって、自分もその価値観に順応しつつあります。

前職は保守運用の方々が集まったチームだったので、良くも悪くも価値観が一定になりがちでした。今の環境では、データサイエンスの方がいて、私たちエンジニアリングチームがいて、お客様がいる。視点や価値観の異なる人が集まっている環境は、すごく楽しいなと思っています。

ーー入社前に思い描いていた業務とのギャップはありますか?

自社サービスと比べて、クライアントワークでは求められるものがだいぶ変わるな、とは思いました。

自社サービスは「これを提供したい」というものなので、最終的なクライアントは世界中にいるユーザーですが、実際にまず目指すのは営業企画やプロダクトマネージャーが立てた目標です。

クライアントワークになると、求められる要件が本当に生き物のように変わることがあります。お客様は当然人間で、会社の中の事情もありますので。急に「期限を早めたいです」とか、「やっぱりこっちを優先してください」という話にもなる。

そういったことへの対応力やスピード感は、良い意味でのギャップに感じました。楽しいと感じる反面、タフなところではありますよね。

ーー居石さんは新卒入社時が既にコロナ禍で、ずっとリモートワークなんですよね。アイデミーでのコミュニケーションはどう感じていますか?

相談や業務連絡だけではなく、プライベートの話や価値観の話、横道にそれた雑談で盛り上がったり、ミーティングの後に談笑したりするのも、このチームならではですよね。

実は今、徳島に家がありまして、基本的には完全リモートで仕事できています。一方、リアルでみなさんに会いたくなってしまうこともあり、1か月のうち1週間程度は上京して出社しています。その時にチームメンバーと顔を合わせられますし、懇親会やハッピーアワーでは社内の方とも交流できています。リモートワークと出社のいいとこ取りですね。

ーー今後の目標、抱負を聞かせてください。

エンジニアとしての力を伸ばすのはもちろんですが、今の案件を走り切って、例えば5年後くらいにお客様から「5年前に作ってもらったシステム、まだ動いていて、良い感じだよ」って言われたら嬉しいなと思いますね。それを目指して頑張れたらいいなと思っています。



                                   (取材・執筆/川上桐子)

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