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アイデミー社員紹介をお届けします。今回はシステム・デザイン部の尾形です!
【自己紹介をお願します!】
システム・デザイン部の尾形です。2021年の1月に入社して、現在4か月目に入りました。職種はバックエンドエンジニアですが、実際の業務としてはバックエンドに留まらず、フロントエンドからインフラまで幅広く手がけています。
【文系職種からエンジニアに転身されたそうですね。ぜひ経歴を教えてください。】
アイデミーが3社目です。新卒で通信キャリアに総合職入社して、事務系・企画職の仕事をしてきました。研修ではショップの窓口業務なども経験した後、財務系の部署に配属されて決算や事業計画に携わりました。
その後、法人系・国際系の部署を経験し、全社的な目標値の作成や予算管理といった経営管理的な業務から、海外向けサービスの料金企画・施策立案と実行まで、振り返ると幅広い業務に携わったなと感じています。
ーー今、エンジニアであることが想像できませんね!
計数管理的な業務も多かったのですが、振り返れば、Excelの関数やVBAのようなプログラミング言語を使うと業務が効率化できるという体験が、システムやプログラミングに強い興味をもつきっかけになったのかなと感じています。
社内のシステム関連部署へ異動したいという希望も持ちつつ、事務系から技術系への大きなキャリアチェンジは難しく、なかなか願いが叶いませんでした。とはいえ、システムやプログラミングに対する興味は強く残っていたので、eラーニングを中心とした独学や書籍で勉強を進めていました。
ーーどれくらいの時間をかけて勉強したのですか?
Webプログラミングや周辺知識を習得するための学習は、モチベーションが上下しながらも1〜2年かけて学習しました。まだ転職先をWebプログラミング業界とは決めていなかったので、データ分析系の勉強なども含めてまんべんなく手をつけながらでしたね。
ーーお仕事の傍らでの勉強は、モチベーションの維持が難しそうですね。
そうですね。当時の業務とは全然違う方向性の勉強をするので(笑)。でも、プログラミング自体が好きだし、楽しいなという気持ちで勉強できたと思っています。
あとは、eラーニングの教材をもとに、実際にフロント・バックエンドで動くアプリを作ってデプロイまでの工程を手を動かして経験したり、基本情報の資格を取得したりして、この背景知識があればなんとかWEBエンジニアとしてやっていけるのではないかな、という見通しが立った段階で転職しました。
▲デスク:左手のMacbook(IntelMac)は、ほぼデスクに固定して使用。コードリーディングやスケジューリングはデスクのデュアル環境で作業、コーディングはM1と使い分けている。
ーー約2年の準備期間を経て、いよいよエンジニアとして転職したわけですね。
プログラミングの実務経験がなかったので難易度の高い転職活動でしたが、自社サービスの開発をしている会社に縁あって入社しました。
技術的には、バックエンドではScalaを採用しており、オブジェクト指向と関数型プログラミングが融合した書き方に親しめました。フロントエンドではAngularを採用しており、TypeScriptへの関心を強めるきっかけとなりました。1年在籍し、コーディングを中心に技術的な経験を積めた手応えがありました。
ーーそちらでの経験はいかがでしたか?
ものすごく身になりました。かつて手がけていた受託開発の中で試行錯誤してきた経験値があったためか、将来の拡張を見越して設計された新しい自社サービスではエラーが出づらく、単体試験も徹底され、SOLID原則に準拠した良いシステムになっていました。
工夫がこらされ洗練されたシステムを見ることができたのはとてもためになりましたし、良い環境で開発してレビューを受けられたことで大きく成長できたなと思いました。
ーー勉強したとは言え、畑違いの分野から飛び込んだエンジニアの仕事で、戸惑いや難しさを感じることはありませんでしたか?
確かに、初めは手も動かない、見てもわからない、何を聞けばいいかわからない、というすごく戸惑う状態でした。ただ、eラーニングを中心に独学で学んだものと同じ仕組みでシステムが作られて動いてることは早い段階でキャッチアップできたので、実際にコードを書いて、レビューを出して、機能として追加される、という流れの中に入っていくことには、それほど強い違和感を覚えることはありませんでした。
▲本棚:エンジニアリング、デザインの分野から厳選して、手の届くところに配置。技術スタックにあわせて、ラインナップの刷新を検討中。
【アイデミーへの入社のきっかけは?】
いろいろな会社に興味を持つ中でも、アイデミーは特にフロントエンドもバックエンドも、どちらもTypeScriptという言語で書けるところに強い魅力がありました。
前職ではScalaや、フロントエンド側だとAngularというフレームワークを使って開発していましたが、Angularで使っているTypeScriptがすごくいい言語だと気付いたんです。プライベートでもバックエンド的な部分をTypeScriptで書くようになってから、個人的な感覚として、Scalaでちょっと厳しかった部分が解消されているな、と感じたんですよね。
TypeScriptへの習熟を深めたいという思いが強くなったことは、入社のきっかけのひとつでした。
ーーエンジニアならではの視点ですね。
もちろん技術的な興味だけでもなく、アイデミーの掲げている「Client First」と、実現するための手段として「Scientific Mindset」という考え方も、入社の決め手になりました。これには私も共感でき、自分自身そうありたいなと思っています。
【現在の具体的な業務内容を教えてください。】
バックエンドの業務が中心です。受講者向け、管理者向け画面での新機能開発を手がけています。また、見えない部分になるのですが、既存の機能の中でもトラブルやリスクとなりうる部分を発見して、方針を決めて改修することもあります。こちらも機能開発のように、既存コードにも目配せして複雑な要件を交通整理する機会も多く、非常に学びになると感じています。ケースによってはフロントエンド側、お客様から見える部分を書き換えることもあるので、フルスタックに担当しているイメージです。
ーー入社の大きなきっかけになったTypeScriptに関してはいかがですか?
はい、もう今はバッチリ(笑)書かせていただけて、すごく嬉しいです!
バックエンドはNode.jsで、フロントエンドはReactで書いています。前職で使っていたAngularとは別のフレームワークであるReactに強い興味があり、経験を積みたいと思っていたので、その点も嬉しく感じてます。
ーー次々と新しいことを吸収されているのですね。ご自身の勉強はどのように続けているのでしょうか?
もともとはプライベートでの開発にもかなり注力していたんですが、最近は業務課題に沿ったコーディングや課題解決の方がむしろ面白くて学びになると感じています。何か要件があったら、どう叶えていけばいいのか、そのために必要な技術にはどんなものがあるのかなど、業務を中心にしてひたすら学び続けているという、すごく良い循環ができています。
▲Macbook(M1)とノート:ノートにセットしているのは、色文字も消して書き直せるフリクションペン。思考の整理に使い勝手がよく、とても重宝している。
【アイデミーに入社してみて、どんな印象をお持ちですか。】
コミュニケーションが活発でアウトプットが積極的、そして社交的な人が多い印象があります。私自身は内向的な方なので、入る前は「大丈夫かな……」と心配だったんですが、エンジニアはやはり内向的な人も多いですし、社交的な人は上手にフォローしてくれるので、すごく仕事はしやすいなと感じています。
ーーアイデミーならではの特徴だと思うことはありますか?
社内外の優秀なエンジニアとの接点を多く持てることですね。メガベンチャーで経験を積まれて技術に精通している技術顧問の方が、週に1度の打ち合わせに出席して色々アドバイスくださったり、ペアプログラミングの時間を個別に設けていただけたりもするのでとても学びになっています。また、競技プログラミングで有名な方も、社内の競技プログラミング部の顧問としてSlackチャンネルに入ってくださることになりました。
インターネットで見ることはあっても、普通に過ごしていたら実際に会うことはできないようなすごい人に、時間を割いて会っていただける環境は大変嬉しいです。アイデミーは外に開いている会社だけあって、優秀なエンジニアとの接点を広げる機会に恵まれていると感じました。
ーーシステム・デザイン部には朝会がありますよね?
はい。毎朝10時半から12時までの1時間半を確保してオンラインで朝会が開かれています。業務の優先順位づけや、タスクの進め方、詰まっている場所はないか、あればどう連携するかなど、業務的な打ち合わせが一通り完了すると、あとは自由なコミュニケーションの場となります。本当になんでも気兼ねなく話せる空気なので、関係構築につながっているなと感じています。
コロナ禍で対面で会うのが難しい中で、しっかり時間を取ってコミュニケーションできる朝会があるのはすごく嬉しいです。
ーーご自身が考える、アイデミーの良いところを教えてください!
アイデミーは良いところだらけなのですが(笑)、一番いいなと思うのは、知見を共有しようとか、みんなに対してギブしたいという気持ちを強く持っている人が多いことですね。
▲ニトリの高座椅子:「床に直置き型、無垢床の上でひきずってもそれほど傷めない、木製」という仕様を満たす椅子。安定性抜群、長時間作業でも腰を痛めず、快適なリモートワーク環境を支えている。
【今後、アイデミーでやってみたいことはありますか?】
今アイデミーはサービスの機能も増え、ユーザーもどんどん増え、大規模化していくところですよね。当然、お客様からの新機能の要求が増え、求められる品質も上がると思います。そんな中で、開発の品質と速度を落とさないために、システム全体の設計を見直したり品質の高いコードが書きやすい環境へとより良くしたりしていく、開発の土台を築くような仕事をしていきたいと思っています。
【ご自身の展望についてはいかがですか?】
自分で機能を開発したり、手を動かしたりすることは好きで得意なので、コーダーの役割は今後も担っていきたいです。マネジメントのような上流の経験もいつかは積みたいと思っていますが、どちらかというとプレーヤー志向が強いので、難しい課題に対してエンジニアリング視点からどう正しい解決を与えるかを考えて手を動かし実現する仕事をし続けたいと考えています。
全体を見据えた提案をしながら細かい機能の開発を進めていくような、リードエンジニアという呼び方が近いかと思いますが、システム全体を正しく舵取りできるような立場のエンジニアになっていきたいと思っています。
【アイデミーに興味を持ってくださった方に、メッセージをお願いします!】
システムはお客様に使っていただいてこそ、と思っているので「人の立場から物事を考えられる人」と、ぜひ一緒に働きたいです。お客様の立場を想像できる、他人に対して思いやりの気持ちを持てる、そんな気持ちでサービスを成長させたいエンジニアをお待ちしています!
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株式会社アイデミー