今までのキャリアについて教えてください
大学ではコンピュータサイエンスを専攻し、卒業後はSESとしてキャリアをスタートしました。金融系の基幹システム開発に携わり、JavaやPythonを用いた堅牢なシステムづくりを経験。その後はモダンなWebアプリケーション開発にも取り組み、AWSクラウド環境の設計やReactを使ったフルスタック開発など、幅広い技術領域のプロジェクトを担当してきました。
これまでのキャリアを通じて、レガシーからモダンまで多様なシステムに関わった経験が、現在のプロダクト開発における柔軟な視点と技術選定の土台になっています。
Aiconに応募したきっかけはなんでしたか?
転職媒体でAicon社からメッセージをいただいたのが最初の接点です。設立されたばかりのベンチャーで、エンジニア一人目としてプロダクトの基盤から責任を持って作れる環境に魅力を感じました。加えて、社長直下で意思決定に近い距離でアプリ開発を進めることで、技術だけでなく事業づくり全体を学べると確信したのも大きな理由です。
技術面では、Go/GraphQL/AWS/AI活用というスタックが、まさに自分がこれから伸ばしたい領域と一致していました。決め手になったのは、『HOW MUCH』が将来、誰もが当たり前に使うアプリになる未来を具体的に思い描けたこと。生活に根づくプロダクトを0→1から育てるチャンスを逃したくない、そう思い、応募を決めました。
応募当初から代表の大川と面談、面接を経て心境の変化はどうでしたか?
設立から数カ月というフェーズだったので、スピード感は魅力的な一方で、正直「まだ不安定かもしれない」という不安がありました。しかし選考が進むほど、会社の現状や課題を率直に共有いただき、私のキャリア志向と重ね合わせた具体的なロードマップ(直近〜半年で担う範囲や、意思決定の基準、裁量の幅)まで提示してくれたことで、不安がここで挑戦したいという気持ちに変わっていきました。
入社前に不安を感じていたことはありましたか?
「資金繰りは? 給与は? ライフワークバランスは?」と不安は尽きませんでした。ただ、まだ若い自分にはリスクを取る価値があると考え、“万一つぶれても飲み会のネタにする” くらいの気持ちで飛び込みました(笑)。
実際に入社してからのギャップはありますか?
良い意味で、ワークライフバランスが保たれていること。CEO自身がプライベートの重要性を尊重しており、「やるときは集中し、休むときはしっかり休む」文化が根づいています。土日もたまに作業の必要性がある時もありますが、想像していたような365日24時間のような環境では全くありませんでした(笑)
もともとはエンジニア一人目として入社するということで、コツコツ一人で開発を進めていくのかと考えていたのですが、他のメンバーや業務委託の方々と協力したり対面でコミュニケーションをとることで、孤独を感じることなく円滑に進められています。仕事後のオフィスで委託先の方とゲームを一緒にしたりと仲の良い職場です。
一人目のエンジニアとしてどんな使命を感じていますか?
一人目のエンジニアとして良いプロダクトを作るのもそうなんですが、今後仲間が増えていくにあたって私の行動が基準となり文化として形成されていくことになるので、非常に重要なミッションであると感じています。だからこそ面白いと思いますし、今後参加される方とも連携を取りながら良い環境を作り上げて行きたいと考えています。
具体的に一人目エンジニアとして、どんな価値観を文化として残していきたいですか?
互いの意見を尊重し、挑戦が自然に後押しされる文化を根づかせたいです。失敗を責めず、仮説を口に出しやすくし、挑戦したこと自体を称賛する。そうした空気が、結果として組織の成長速度を上げると考えています。また、組織が大きくなるほど、現場の小さな違和感や提案は上に届きにくくなります。だからこそ”良い意味で”スタートアップとしての感度を失わず、小さな声を拾い続けられるように努力していきたいです!
Aiconでの今のメインの業務はなんでしょうか?
現在は、プロダクトの中核と開発基盤づくり、また採用活動なども横断して担当しています。具体的には
- プロダクト開発:要件定義〜実装〜リリースを一気通貫で推進
- 自動化基盤:GitHub Actions を用いた CI/CD の設計・運用
- インフラ設計:AWS を中心にアーキテクチャ設計と IaC 化
- インターン生の採用活動:候補者対応・面談などの採用実務
入社前はエンジニアリングが主領域でしたが、入社後は他領域の業務にも挑戦し、会社の基盤づくりに関われていることにワクワクしています。
代表の大川は最初どんな印象でしたか?
一般的には代表は距離のある存在というイメージがありましたが、大川は最初の面談から私の「やりたい」を尊重し、これからの組織文化を一緒につくっていこうと語ってくれました。そこで抱いたのは、フラットで距離の近いリーダーという印象でした。
また、前職創業時の体験談や世界一周の話など、オープンにいろんな話をしてくれたことも印象的でした。話のスケールの大きさと好奇心に圧倒され、意思決定の速さと視野の広さに感銘を受け、気がついたら「この人となら挑戦できる」と確信していました。
今までで一番やりがいを感じたエピソードを教えてください
アプリの開発を任せると明言してもらったことが1番やりがい感じた瞬間です。 実際にエンジニアへの指示は基本的にすべて私がしてます。大川とももちろんアプリについて話すことはありますが、そこで出た要件や機能は私が整理してエンジニアに伝えています。
Aicon入社によって身についた能力はなんですか?
純粋な開発力もそうなのですが、何よりビジネスサイドともコミュニケーションをとりつつ進めていかなくてはいけません。ですのでどういった判断基準でプロダクトを作っていくのか何が必要なのかが少しづつ考えられるようになっていると思います。
なるほど。では今後Aiconで自分をどう成長させて行きたいという展望などはありますか?
これからは単に現場で動くだけでなく、経営視点を持って組織全体を見渡せる力をつけたいと思っています。組織マネジメントやコミュニケーション調整、実行力を意識的に鍛えながら、メンバーと一緒に事業を大きく成長させられるよう挑戦していきたいです!
Aiconのいいところはどこですか?
フラットで意見が言いやすく、プロダクトを前にすすめるためには何でもできます。カオスな状況だから大変ですけど、それを打破したときは達成感もすごくて楽しいのが良いと思います。
今後の目標を教えてください!
まずアプリをリリースし、多くのユーザーに使ってもらうこと。その声を活かしてプロダクトを継続的に磨き上げていきます。
最後に未来の仲間へひとことお願いします!
“0→1 の間” を最短で行き来したい人、ぜひ一緒にカオスを楽しみましょう!
スタートアップは挑戦した分だけ成果や学びがダイレクトに返ってきます。そしてスタートアップだからこそ互いを密に支え合うことができます。
一緒に挑戦できる方・学びを楽しめる方ぜひ応募をお待ちしております!