プロフィール :笹山 一星
東北大学情報科学研究科システム情報科学専攻。SNSのユーザーネットワークをグラフとしてモデル化し、情報の広がり方を分析する研究に従事。動的計画法における計算量圧縮技術に精通している。
(インタビュアー)Aiconでアプリ開発をしている、笹山さんにインタビューをしていきます!
(笹山さん)よろしくお願いします。
目次
まず、笹山さんの研究内容について教えてください。
今、院生2年目とのことですが、就活状況はいかがですか?
選考の内容やプロセスについて、何か印象に残っていることってありますか?
研究との両立しつつとのことですが、どのぐらいの頻度で業務に参加していますか?
一緒に働くメンバーの印象も、参加の決め手になりますよね。ぜひ、本音で聞かせてください!
Aiconの「フルスタック開発」、実際のところどうですか?
評価制度や時給も重要なポイントですよね。Aiconでの評価については満足していますか?
最後に、インターンを探す学生へメッセージをお願いします!
まず、笹山さんの研究内容について教えてください。
東北大学大学院では、グラフアルゴリズム分野を研究しています。
SNSの利用が拡大する一方で、誤情報の拡散が現実社会に深刻な影響を与えています。ミャンマーのロヒンギャ迫害のように、SNS上のデマが暴力を助長した例もあります。私の研究では、フェイクニュースを信じやすい、あるいは広げやすい集団を特定することで、プラットフォーム側がより効果的な対策を設計できるようにすることを目指しています。
SNSのユーザー同士の繋がりをノードとエッジに見立て、グラフアルゴリズムを用いて分析しています。グラフアルゴリズムは計算量が膨大になるので、計算量を抑えながら精度の高いアルゴリズムを設計することが難しくもあり、面白さでもあります。
今、院生2年目とのことですが、就活状況はいかがですか?
メガベンチャー2社から内定をいただき、そのうちの一社に就職することを決めました。
就職活動は、M1(修士1年)の2月頃から本選考を受け始めました。B4(学部4年)の終わり頃からメガベンチャーやスタートアップで複数の長期インターンに参加しました。インターンをする中で、自分が利用しているサービスの開発に携わりたいという思いが強くなり、内定をいただいた先に就職することを決めました。
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(インタビュアー)なるほど!大手から内定をいただいた上で、なぜAiconのインターンを選んだんですか?
他のインターンを探す中で、「少人数の会社で色々任せてもらえそう」と感じたのが、Aiconを選んだ最大の決め手でした。Aiconへは、内定先が1つ決まって落ち着いた6月頃に参画しました。
選考の内容やプロセスについて、何か印象に残っていることってありますか?
選考は、まずカジュアル面談でざっくばらんにお話しできたのが良かったです。あと、その後のコーディングテストは、時間制限を考えると難しすぎずちょうど良い難易度でした。
Webサービスに必要な実装力が問われる内容ですが、生成AIが使用できるので今までAPIに開発をやったことがある方ならクリアできるように感じました。
テスト後に加藤さんから「ビジネスロジックをプログラムで正確に表現する方法」や「メモリの最適化」についてフィードバックをもらいました。今まで自分にない視点でのコメントを受け、この環境なら成長できそうだと思い、参加を決めました。
研究との両立しつつとのことですが、どのぐらいの頻度で業務に参加していますか?
週4回、それぞれ6時間くらい入っています。社員の方からの要望があれば、研究の合間を縫って稼働したりすることもあります。
土日も含めて稼働できるので、研究やプライベートとの両立がしやすくて助かっています。
一緒に働くメンバーの印象も、参加の決め手になりますよね。ぜひ、本音で聞かせてください!
威圧感のある「ゴリゴリのベンチャー」的な雰囲気が苦手なので、面接担当だった加藤さんの優しい対応が参加の決め手になりました。社員との距離が近く、変な緊張をしなくて済むので、安心して業務に取り組めています。
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実際の業務も加藤さんから指示を受けることが多く、タスク管理の明確さやフィードバックの的確さが魅力だと感じています。この環境だからこそ、プロジェクトに貢献できている実感があります。
代表の大川さんは、最初の面談から僕のキャリアに興味を持ち、働きやすい環境を整えようとしてくれていると感じています。技術面だけでなく、キャリア全体を見据えた視点を持っているので、学びの多い環境です。
時々ランチに行ったり、1on1で仕事以外のことも気軽に話せる環境で働きやすいと感じています。
Aiconの「フルスタック開発」、実際のところどうですか?
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Aiconでの業務は、自社アプリ「How Much」の新機能開発が中心です。
驚いたのは、参加直後から管理画面のオペレーター新規登録機能など、重要な機能開発を任せてもらえたことです。他のインターン先と比較して、アプリからバックエンド、インフラまで、ほとんど一人で担当できる点が本当に特徴的だと感じています。
(インタビュアー)まさしく一気通貫ですね!すごい裁量です。
特に代表の大川さんから依頼されたタスクを迅速に対応し、プロジェクトの進行に貢献できている実感が、とても大きなやりがいにつながっています。「経営陣に必要とされている」という実感が、モチベーションに繋がっています。
評価制度や時給も重要なポイントですよね。Aiconでの評価については満足していますか?
インターン生に共有されている時給表があり、スキルに応じて昇給する明確な基準があることは、自分の成長が正当に評価されるという安心感に繋がっています。
あと、頑張りがすぐに反映される仕組みは、モチベーションを維持する上で大切だと感じています。
最後に、インターンを探す学生へメッセージをお願いします!
もしインターンに興味があるなら、できるだけ早く始めることをおすすめします。これは本当にそう思います!というのも、Aiconで得られる経験は「がくちか」として圧倒的に役に立ったんです。
特に面接でアピールできたのは、要件が曖昧な中でも自分でコミュニケーションを取り開発を進められた経験と、まだリリース前のプロダクトで全体像を把握し、機能の目的を理解しながら開発できた経験の2点です。
これは、他の学生にはなかなか真似できない、非常に貴重な経験だと感じています。
(インタビュアー)今日はありがとうございました!
ありがとうございました!