What we do
農家がしっかりと融資を受けられる環境が整うことは非常に重要だと思います。世の中にアグテック系と呼ばれるさまざまなサービスはありますが、すごく良いテクノロジーや肥料があったとしても、それを買うお金がなかったら使えませんし、知識がなければ導入できません。一番の問題はモノがないことではなくて、それを導入するためのお金と能力がないということだと個人的に思っています。トラクターであれ、新しい機械であれ、そこに投資するだけのお金があればいくらでも導入できるわけじゃないですか。それがそもそもアグリバディを始めた発想のベースでもありますが。「売る相手が貧しくて売れないという現状」を変えていかなければならないと思っています。
売る商品はたくさんある、買いたい物もたくさんある、お金を貸す人もたくさんいる。でも現実には、お金を貸す人は農家に貸せない、農家はお金を借りられないから物が買えない、売る人達も農家にお金がないから売れない、という状況を僕らが解消しようということがAGRIBUDDYを開始した経緯かつ発端です。
Why we do
2030年までの間に世界人口、特に中間所得層が急増することで食糧事情が急激に変化します。可処分所得が増えた人々は自給自足の暮らしを辞め、都会に人口が集中するようになり、あらゆる食糧を購入することによって手に入れるようになります。その結果、都心部の人口は今よりも12億人増加しますが、その人々のエネルギーである食を支える農村人口は一定して35億人程度にとどまります。
増え続ける都市人口と膨大に膨れ上がる食糧需要を、今と変わらない人数で支えていく必要があるのが、これからすぐ先にあるみなさんの未来です。
このような環境変化にも対応できるようにすべく、AGRIBUDDYは2030年までに100万人のBUDDY(農村アントレプレナー)を創造し、農業生産性と農家の収入を引き上げます。
How we do
CEO 北浦とブランダアンバサダー本田圭佑氏
インドからCAP繁田を迎え、インターンスタッフと会食
■CEO 北浦健伍
AGRIBUDDY Ltd. 最高経営責任者。1971年、大阪府生まれ・カンボジア在住。中学卒業と同時に渡米し、カリフォルニア州アナハイムのウエスタン・ハイスクールに転入。帰国後、消費者金融会社経営などを経て2010年よりカンボジアに移住。2015年1月にAGRIBUDDYを設立
■CAO 繁田奈歩
株式会社インフォブリッジ・ホールディングス・グループ 代表取締役 1975年愛知県生まれ。2000年東京大学教育学部卒業。大学在学中からインドでバックパッカー向け旅行会社の設立や、インフォプラント(現マクロミル)の設立に携わる。2002年にインフォプラント社取締役に就任。同社海外担当取締役として中国子会社を立ち上げた後、2006年に独立し、株式会社インフォブリッジ・ホールディングス・グループを設立、CEOに就任。現在はインフォブリッジ・グループの代表として、インドでのマーケティングリサーチ、ハンズオンでの事業開発やプロジェクト企画などを手掛け、国内外の企業のインドでの事業展開を支援。2017年、ガストロトープ起業。現在、デリー在住。
■ブランドアンバサダー 本田圭佑