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インターン体験談:起業を経て、ゼロから飛び込んだABEJAでの2週間

先日から続く、ABEJAでビジネスサイドのインターン生による体験談。

今日は、自分の今までのプライドと真正面から向き合い、精神的に大きな成長を遂げて行かれた方をご紹介します。


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Who am I

名古屋大学 経済学部 経営学科 水谷太志

内定先:グリー株式会社

今までの学生生活では、小学生向けプログラミング教室の立上げや、TEDxという学生団体での協賛企業営業を中心に取り組んできました。直近では、就職活動を通じて知り合った友人の誘いをきっかけに、東京で会社を立ち上げることになり、シード期の資金調達まで関わりました。 いざ自分で会社の経営に携わり気付いたことは、「自分はチームが好きだ」ということです。 自分の夢は「使った人の心を震わせるものをつくること」です。そのためには、「良いチーム、良い組織で働く」必要があると考えており、直近の目標は「自らつくる、その触媒となる」ことです。

素敵な仲間を巻き込むことができる、巻き込んだ後に必ず結果に結びつかせて、皆で喜び合うことができる、そんな人間を目指しています。 


インターン参加理由

「学生時代の経験をリセットして、ゼロから学び直したい」

これがABEJAのインターンシップに参加しようと思った理由です。

 事業立ち上げ、会社経営、組織作りを一通り経験して、多くの失敗や成功を繰り返す中で、常に「自分は他の人とは違う」というプライドが自分を邪魔していました。営業も経営も、中途半端に経験して、無意識に自分と他人とを比較する日々。そんな自分に嫌気が差し、ゼロからの再出発に挑戦したいと考えました。その結果、まだ経験したことがなく、今のままでは全く通用しないと思われる世界に飛び込むのが一番だと思い、当時の自分が全く知り得なかった、「テクノプレナー」という未来型人財の輩出に力を入れているABEJAのインターンシップを志望しました。

 インターンシップを始めて最初に驚いたことは、社員の方々の視座の高さです。ABEJAに集まっている人は全員が特定の分野で個人として突き抜けています。そして、その全員が現状に満足することなく常に新しいことを学びながら吸収して「現状の課題を解決するためにはどうすればよいか」という一点に対して向き合っていました

また、社内には「自分に課された仕事をすることだけが仕事ではない、他のメンバーのために何ができるのかを考える」文化や、一人ひとり個性が違う人が集まったチームで「どうすればチーム全員で気持ちよく働くことができるか」に向き合う文化がありました。インターンシップ中に、「何をしたら、会社に対して、一緒に働くメンバーに対して、直接的な成果以外でも貢献することができるのか」と思考することは、自分にとって新鮮であり、多くの気付きを得ることができました。


インターンでの取り組み

自分の場合は、2週間でできるところまで挑戦しようと、覚悟を決めて取り組みました。

 具体的な業務はメディアのSEO対策立案や、外部メディアのフォロワー増加施策の立案から実行です。特に注力した後者は、10日間の中でフォロワー数を3倍近く増加させ、約4500の中でトレンドランキングでは圏外から1位へ、フォロワーランキングは圏外から3位にまで押し上げることができました。洗い出した施策を試し、決めた施策をとことんやりきることが、大きな成果となり跳ね返ってくることに、大きな達成感を得ることができました。


インターンでの学び

「目標達成への見立てを設計する」

答え無き問いに対して考え続け、考え抜く癖と愉しみを身につけることができました。

単に考えて、手当たり次第に実行するのではなく、「なぜその選択肢なのか」という視点を常に軸にして、最短で目標達成を実現する見立てを行い続ける毎日でした。考えうる限界まで仮説をたて、すべての可能性をシミュレーションし、その後検証段階に移ったら、勝ち筋(正しい解)となる一点を探し出す。勝ち筋が見つかった後は、ひたすら目標達成まで一点集中に徹してPDCAを回し続ける。こうした、どのような仕事に対しても必要な、普遍的な思考の癖を身につけることができました。同時に、どれだけ考え抜こうともメンターの方の思考を超えることができずに、非常に悔しい思いをしました。毎日実力不足を痛感できたのは、大変贅沢な期間だったと思います。


「成果は一過性のもの」

インターンでのミッションに向き合う中で、一切成果が出ない時期がありました。その際は焦るばかりで、自分をどんどん悪い方向へ追い込んでしまいました。成果を出せないから焦り、複雑に考えすぎては失敗し、疲弊に疲弊を重ねていた時期に、メンターとの1on1面談ではっとした言葉があります。

「成果は一過性のもの、経営は再現性が大事。そのため、プロセスが正しいかどうかのほうが重要だよね。」

成果創出だけを考えていた自分に対して、行き過ぎた成果主義は人を滅ぼし、無理やり成果を創ることは、悪影響を生むこともある。何より、プロセス承認の設計と、組織とチームをデザインすることの重要さに気づきました。そしてもちろん、成果を出したら盛大に褒める、という経営観点からの助言をいただけたことは非常に勉強になりました。


「基本動作ができない人に、人はついてこない」

インターンをする前の自分は、無意識のうちに「誰にでもできる(ように見える)仕事は、自分はしなくていい」などと、今考えると非常に未熟な考えを持っていました。具体的には、電話対応や、来客対応は自分じゃなくてもできる業務だと考えて、無意識のうちに目を背けてきました。ところがある時、自分の目の前の電話が鳴り、自分が対応をする機会が訪れました。そこで気づかされたのは、ろくに電話の一つも対応することができない自分でした。そんな自分でありながら、経営者として生きていた愚かさに気づいた瞬間です。

 「基本動作ができない人に、人はついてこない」これはメンターから自分への言葉です。現場における、一見泥臭い仕事を軽んじているし、ましてやそれができないようでは、人の上に立つべきではない、とフィードバックをいただきました。「当たり前のことを当たり前におこなう」、この基本動作から物事を進めていかなければ、いつまでたっても本質に気づくことができない。自分にとって非常に大きな学びとなりました。


What is ABEJA?

常に変化し続ける。そんな挑戦ができる人たちのみが集まっている組織です。

ABEJAでは、全員が世の中にイノベーションを起こそうと本気で思っており、全力でその一点に向かっています。ABEJAのインターンは自分自身の足で立ち、挑戦することが求められます。一言でいえば非常に厳しいプログラムです。しかし、その中で最後まで全力で走りきることは間違いなく大きな自己成長に繋がります。高みを目指して本気で挑戦してみたい方に、おすすめしたいインターンです。



ABEJAでは、IoT、BigData、AIを活用して新たな市場を創り、時代を創る仲間を募集しています。「イノベーションで世界を変える」という壮大な挑戦に、先陣を切って全力で取り組んでみたいという方は、ご応募をお待ちしています。

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