QREATIONに入社したばかりの新入社員が、経営陣や社員への取材を通じて、QREATIONの社内理解を深めていくインタビュー企画📝今回は、第四弾として、取締役・橋本和明さんにお話を伺いました✨
未だ知らない世界に飛び込む──創業のきっかけ
日本テレビで20年ほど勤めたあと、独立してABEMAやNETFLIX、Amazon Primeの番組を手がけています。一方で、日テレ時代の後輩でもあった米永と縦型コンテンツに特化した会社を作りたいという話もしていたので、「QREATION」を立ち上げることになりました。
実は、日テレ時代に『Z STUDIO ひまつぶ荘』という番組を演出していて、TikTokクリエイターにテレビで流す映像を作ってもらうというコンセプトだったのですが、そこで米永の紹介で出演してもらったのが伊吹だったんです。
伊吹との出会いは強烈に覚えていて、「世の中にはこんなに面白いクリエイターがいるんだ」と本当に驚いたんですよね。あえてスマホを傾けて臨場感ある映像を撮ったり、徹底的に演者のリアルを映し出す伊吹の感性に、「新時代の映像の文法」をたくさん学びました。クリエイター同士仲良くなって、「何かやりたいね」と。その出会いがQREATIONの今のクリエイティブの土台になっています。
「クリエイティブとは道なき道を作っていくもの」
QREATIONの強みは、クリエイティブにものすごく一生懸命なところです。本当に良いものをどうやったら作れるのか、どうすればより多くの人に楽しんでもらえるかを1フレーム(1/30秒)単位でみんなが考えています。
クリエイティブとは「道なき道を作っていくもの」。マニュアル通りの撮り方や編集を身につけても、視聴者にはあっという間に飽きられますよね。だからこそ、いかに新しい見せ方や編集、構成を発明できるか。考える筋肉をつけないと戦えないと思います。それはテレビもSNSも共通で、その意識でコンテンツに向き合っていることが、QREATIONの面白さであり強みだと思っています。だからそれぞれのアカウントのクリエイティブが個性的で、少しも似てないんですよね。
『本日も絶体絶命。』ができるまでの葛藤
『本日も絶体絶命。』はこの会社に入って最初に作ったコンテンツです。米永、伊吹と1から考えて作り上げたコンテンツだからこそ愛情があります。1年続ける中で10億回再生、80万人以上のフォロワーを獲得してヒットコンテンツになりました。
TikTokコンテンツを演出すると決断するまでには、かなりの葛藤がありました。ハナコ、かが屋、吉住に声をかけて再生数が伸びなかったら、恥をかかせるのではないか。自分が恥をかきたくないというのもありました。でも、「若い世代を含めて、幅広い世代にコントを届ける最後のチャンスだよね」とみんなで話して挑戦を決めました。
毎月25本近くのコントを撮影して、公開することは本当に大変ですが、スタッフも出演者も、めちゃくちゃ楽しそうにやっていて、本当にやって良かったなと思っています。テレビを作るときに身につけた「見たことないものに挑戦する精神」は一番の宝物ですね。怖いけど思い切って飛び込んだら楽しいこともたくさんあります。リスクを取らないとリターンは得られないものです。だからQREATIONには、テレビをやっている人にも、次世代のクリエイターにもどんどん来て欲しいです。
コンテンツの敵は「自分たちが飽きること」
コンテンツを作る上で意識しているのは「作っている自分たちが飽きないこと」ですね。一番大切で一番難しいことだと思っています。
たとえば『本日も絶体絶命。』では、毎週月曜にみんなでネタを出し合って議論します。芸人さんもネタを出したり、脚本を書いたりしてくれます。シリーズでやるものもありますが、見たことないもの、ワクワクするものをなるべく選ぶようにしています。
「こうすれば再生が回るだろう」ではなく、「見たことないものを作って縦型コンテンツの世界を広げていこう」。そう思って作らないと、クリエイティブに自分たちが最初に飽きてしまいます。その飽きは見ている人に必ず伝わるんです。テレビを作っていてもそうですね。
だからこそ、私たちは常に「最初にコンテンツにワクワクする人」であり続けたいと思っています。伊吹や芸人さんのアイデアに「すごい!」とか「悔しい!」とか思う瞬間ってたくさん来るんですよ。「このパターンがあったんだ!」とか。始まって1年経っても、『本日も絶体絶命。』は、自分にとって勉強させて成長させてくれる場所で、だから大好きですね。
休日はエンタメを楽しんでインプット
休日は映画や舞台、音楽ライブなどエンタメを楽しむことが多いですね。気になる舞台があれば、旅行を兼ねて地方まで観に行くこともあります。その土地でおいしいものを食べたり、街をぶらぶらしたり。普段行かない場所を散歩して、「ここで映像撮ったら面白いなあ」とか妄想しています。いろんなコンテンツに触れること自体がインプットになっていて、ふとした瞬間にアイデアを思いつくことに繋がります。だから気分転換は大切です。
あと、泳ぐのが好きで、健康のためにもずっと続けています。水の中は静かなのですごく物を考えやすいんですよ。すぐにメモが取れないという難点はあるんですけど(笑)。やっぱり体が健康でないと、クリエイティブなことをする気がなくなってしまいますよね。だから適度に休んだり、運動したりしつつ、頑張るときには頑張る。会社の風土もそうで、みんなメリハリをつけて仕事していると思います。
最後に「若いうちは”育つ環境”が一番」
若いうちに、どれだけ自分が成長できる環境に身を置けるかって、本当に重要なことだと思います。若ければ若いほど、どんな人に出会って、どんな経験をするかで、将来の自分にすごく差が出てくるんですよね。特に、自分を本気で育ててくれる“師”みたいな存在に出会えるかどうかはすごく大きくて、自分自身を振り返っても、そういう“師”との出会いが成長させてくれました。
もし、人に感動や笑いを届けるようなクリエイティブな仕事がしたいと思っているなら、若いうちにちゃんと自分を育ててくれる環境に飛び込んで欲しいと思います。QREATIONには、クリエイティブを教えてくれる先輩や一緒に切磋琢磨できる仲間がたくさんいます。一人では成し遂げられない大きなことも、仲間となら成し遂げられる。そんな経験がたくさんできる会社なんじゃないかなと思っています。
いま入社すればまだまだ初期メンです(笑)。新しい縦型のエンタメを作ったり、世界で勝負するショートドラマを作ったり、これからスタートするワクワクするプロジェクトもたくさんあります。仲間と刺激的な日々を送りながら、ぜひ一緒に新しいエンタメを作りましょう。
QREATIONは、一緒にエンタメの未来をつくる「仲間」を募集しています!
QREATIONは、2024年夏に縦型ショートコント「本日も絶体絶命。」を立ち上げて以降、縦型オリジナルIPを続々と開発し約半年でトータル10億回再生を突破するに至りました。
しかし私たちは今後も歩みを止めることなく多くのチャレンジを続けて「日本のエンタメの未来」を本気で作っていきたいと考えています。会社の成長に伴い少しずつ仲間が増え、事業が増えてきましたが、より一層沢山の仲間の力が必要です。
日本のエンタメの未来を一緒につくる仲間を探しています!
以下のホームページより是非ご応募お待ちしております!
https://qreation.jp/recruit