QREATIONに入社したばかりの新入社員が、経営陣や社員への取材を通じて、QREATIONの社内理解を深めていくインタビュー企画📝
今回は、第一弾として、取締役・伊吹さんにお話を伺いました✨
「SNSで“バズる”ことは簡単になった。でも、本当に大事なのはその先に残る“何か”じゃないかと思うんです。」──QREATION取締役・伊吹のコンテンツ哲学
「この人たちと、面白いものをつくりたい」──創業のきっかけ
もともとは、僕がインフルエンサーとしてご一緒した仕事で、代表の米永さんと出会ったのがきっかけです。当時は、米永さんも「Dispo」という別の会社の方だったのですが、すごく真摯にクリエイターやインフルエンサーと向き合う方で、「こういう人と一緒にやりたいな」って思うようになって。
その後、米永さんから橋本さんも紹介してもらって、テレビ業界のトップクリエイターなのにSNSのクリエイティブも貪欲に学ぶ方で…純粋に「この人たちと一緒に面白いもの作りたい!」ってなったんですよね。で、「だったら会社をつくって挑戦してみよう」ということでQREATIONが生まれました。
SNSとテレビの融合──QREATIONならでは強み
僕はSNS、特に縦型動画にずっと取り組んできてて、橋本さんたちはテレビで長年コンテンツ作ってきた方々。だから、SNSのスピード感や若い世代への理解と、テレビのクオリティや構成力、この両方を活かせるのがうちの強みだと思ってます。たとえばショートコントでも、「オチ」から発想するコントを考えるとか、常識を逆手にとった新しい見せ方に挑戦できるのが面白いんです。
テレビでは成立する演出でも、SNSではまったく刺さらないこともあるので、テンポ感やカット割り、BGMの選び方などはかなり意識しています。たとえば、冒頭で一気に引き込む構成にするとか、スクロールを止めたくなるような演出を入れるとか、細かい部分の積み重ねがすごく重要なんです。
制作と演者、両方の視点が、武器になる。
僕が、SNSのコンテンツにおいて、特に意識しているのが「作りこみすぎない」こと。もちろんクオリティにはこだわっていますが、脚本や画角、芝居などどこかに「余白」を残すようにしています。そうすることで、演者さんの持っている個性や魅力をより自然な形で引き立てることができるんじゃないかと。
自分自身がもともと演者でもあるので、出演者の気持ちがよくわかるというのも強みだと思っています。「こう演じたい」とか「この言い回しが自然」といった感覚的な部分にも寄り添えるので、現場でもスムーズにやり取りができる。制作と演者、両方の視点を持てるのは、自分ならではの武器だと思います。
「"意味のあるバズり"を生み出したい」──伊吹のコンテンツ哲学
僕がコンテンツ制作において一番こだわっているのは、"意味のあるバズり"を生み出すことです。今はSNSが発展して、誰でもバズれる時代だと思いますが、僕はただ数字を追いかけるんじゃなくて、見た人の心をちゃんと動かすようなコンテンツ作りを大切にしたいと思っています。
そういう意味で、今一番力を入れているのが「キュリエーション学院」というコンテンツです。社名がそのままタイトルに入っているという意味でも特別なんですが、これまでのプロジェクトは橋本さんと共同で立ち上げてきたものが多かったんですが、このコンテンツは自分が主体となって企画・制作を進めているプロジェクトなんです。
だからこそ、すごく思い入れがあって。自分のカラーや想いをしっかり反映できるように、細かい部分までこだわりながら取り組んでいます。
「キュリエーション学院」キービジュアル
僕自身、「人」に興味があるタイプで、特に「頑張っている人」とか「芯のある人」と一緒に仕事をするのがすごく好きなんですよね。その人が持っている魅力をちゃんとコンテンツで引き出して、まだ世の中には知られていないけれど、確かな魅力や個性を持っている人たちにちゃんと光を当てて、その人らしさを活かした作品を届けていきたい。一過性じゃなくて、未来に繋がるような魅力をちゃんと引き出せるようなコンテンツをつくりたいんです。
自分が立ち上げたコンテンツの“成功”とは、自分が現場を離れてもチームがしっかり回っていて全体のクオリティが安定していることだと考えているので、そのようなコンテンツと制作チームをたくさん生み出していきたいです。
縦型ショートコントという新しいジャンルを切り拓いた「本日も絶体絶命。」──一番印象に残っているコンテンツ
これまでで一番印象に残っているのは、「本日も絶体絶命。」という作品です。縦型ショートコントという当時TikTokでは確立されていない新しいジャンルだったからこそ挑戦も多かったですし、思うようにいかないこともたくさんありました。でも、改善すればちゃんとデータに反映される。それがこの仕事の面白さだなと思っています。時間はかかっても、やった分だけ成果が返ってくる瞬間があるのはすごく励みになりますね。
「本日も絶体絶命。」の認知度の高まりもあり、最近では“伊吹とよへ”という名前よりも、コンテンツ制作の“中の人”として声をかけていただくことが増えてきて、それがすごくうれしいです。自分自身がインフルエンサーでありながらも、コンテンツ制作者であるというアイデンティティを活かしてこれからもコンテンツを生み出していきたいと思います。
リラックスしながら自然とアイデアが浮かぶことも──休日の過ごし方
左・「伊吹とよへ」相方のよへ
休日は予定を決めずに、高速道路をまっすぐ走って気になった地名で降りる“何も決めないドライブ”を楽しんでいます。サウナもよく行きますが、リラックスしながら自然とアイデアが浮かぶことが多い場所です。人間観察も昔からの癖で、街の人の動きや表情からストーリーを想像してしまいます。こうした日常が、気づけば企画づくりのヒントになっていることが多いですね。
最後に:「年齢や経歴に関係なく、熱量さえあれば誰でも最前線に立てる」
SNSが好きな人、自分の「好き」や「面白い」を発信することにワクワクできる人、そんな方とぜひ一緒に働きたいと思っています。
QREATIONは、年齢や経歴に関係なく、熱量さえあれば誰でも最前線に立てる環境です。年功序列のような空気は一切ありません。だからこそ、コンテンツに情熱を持っている人にとっては、すごくチャレンジしがいのある場所だと思います。
これから先、隣に並んで一緒にコンテンツを作っていってくれるような仲間と出会えることを、本当に楽しみにしています。自分の力で何かを生み出したい、チームで熱くものづくりがしたいという方、ぜひ飛び込んできてください。
QREATIONは、一緒にエンタメの未来をつくる「仲間」を募集しています!
QREATIONは、2024年夏に縦型ショートコント「本日も絶体絶命。」を立ち上げて以降、縦型オリジナルIPを続々と開発し約半年でトータル10億回再生を突破するに至りました。
しかし私たちは今後も歩みを止めることなく多くのチャレンジを続けて「日本のエンタメの未来」を本気で作っていきたいと考えています。会社の成長に伴い少しずつ仲間が増え、事業が増えてきましたが、より一層沢山の仲間の力が必要です。
日本のエンタメの未来を一緒につくる仲間を探しています!
以下のホームページより是非ご応募お待ちしております!
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